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2018年10月 8日 (月)

国道めぐり

今年の夏の家族旅行は近場1泊1日?しかも雨で不発 (T_T)
その他都合がつかず、残った休暇を今回消化となりました。


・新潟へ

という訳で、1泊2日ツーリング敢行。
思うところ有り、関越道で北へ。


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*何時もの処から(三芳PA)

それにしても、見る角度にもよるけど凄い嵩。

そして、今回こそキャンプ。
キャンプするなら、そこそこ快適なキャンプ場が良い。
知人の話とかから、福島県の安達太良に良いところがあるを聞き、距離的には問題なかろうと目的地を決定。

ルート選定では今まで通ったことのない道なんかどうかな、と思い…(この段階で既に距離を気にしていない)
ありました、新潟と福島を結ぶ酷道R352。

前車GL400の頃に通行を一度検討したものの、時間帯一方通行という不思議なルールや、ロングな悪路も相まって敬遠した経緯がある。
ところが現在はそうでもないことが判ったんで、やっとのR352。

いわゆる酷道なんで、やや不安もありますがなんとかなるっしょ…


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*良い天気の関越道

前日は相当の雨で、明日も台風の影響下の前線の雨とのこと。
好天は今日だけらしい。


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*赤城の麓を巻くように高度が上がる

平日ですから快適ペースでグンマー。

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*休憩しよう

関越トンネルに入る前、谷川岳PAで休憩。

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*素敵なPAに生まれ変わっていた

前はトンネル記念館のような物があった記憶がありますが、何だか今風の休憩施設になってしまいチョット寂しい。

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*そんなに速くないんだけどなー

今のセロー君ではトンネル走行も気負うこと無く普通に走れます。

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*ヴィクトリア再び

トンネル抜ければ新潟県。

さて再び休憩、塩沢石打SAです。
このあたりは南魚沼市?になるんですが、魚沼と言えばお米。
見本のおにぎりが美味しそうだったんだが品切れ。
時間は10時半で些か早いがソースカツ丼で勘弁、旨かった。


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*早い昼食

これから相当に隔絶した山道R352号線。
自分はお米、セロー君にはガソリン補給。

が、このSA、何故かGSが無い。


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*空が広い

なので、六日町ICで関越道を降り、R17のGSで給油。

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*R17とJR上越線

R17が西へ向きを変える小出でR352にルートイン (^^ゞ

・突入R352

ろくに調べもせずに酷道352、集落は概ね100Km先まで無い。

恐らく、人家は絶無で当然補給所は無い。
事故れば、ひょっとすれば命の危険も…考えすぎだろうか?
一応国道なんだしねー。


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*プロローグは至って普通

小出の市街を抜ければ、直ぐに山間の景色に至る。

温泉宿が何軒か連なる地帯を抜けると、北に曲がる道があり、それがシルバーラインと呼ばれる、殆どトンネルだらけの奥只見ダムに至る電源開発(維持)と観光用途の道。
銀山平へのショートカットルートでもあります。

不思議なことにシルバーラインは二輪車進入禁止。
過去に何事か有ったんでしょうかね。
まートンネルだらけですから、行きたいとは思いませんけど…


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*道は林道的になる

幾つか温泉郷を抜けると…

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*意味ありげなゲートなんで、引き返してきて撮影

鳥居ゲートのある左が国道、右が温泉駒ノ湯山荘への道。
ランプの宿とのことです。


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*文言的には、そんなに脅かしていないR352「樹海ライン」入り口?

連続降雨80mmで通行止め。
意外に管理されている林道、いや国道 (^^ゞ


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*道はヘアピンの連続、ぐんぐん高度を上げる。

この辺りで、やや早いNC750に抜かれる…キャンプ装備っぽい。

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*この景色、どこかで見たことあるぞー

そーなんす。
往年のアウトライダー表紙か何かで見たような景色。
特徴的な鋼製洞門、ここでしたか…


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*かと思えば、立派な国道一瞬

一部は改良され広幅員になっているが、ほんとに一部。

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*振り返ればこんな有様

絵に描いたような林道のような国道。

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*セロー君も記念に

帰還後調べれば、この先の銀山への道がR352のルーツとのこと。
山肌に沿うこのルートが江戸期からのものかは定かで無いが、よくぞ取付けたものです。


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*標識も曲がりますわな、雪国故に

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*一つ目の峠に出ました、それにしても県境までの表示って…

この駐車場のある「枝折(しおり)峠」は、越後駒ヶ岳の入り口。
駐車場に何台かあったのは登山客の車のようです。

標高は1,065m、小出からの標高差900m以上。
自分の弱脚ならチャリで登れる限界数値で、多分これ以上は使える脚が無い。
ランドナー(1号機)でも、この先の経路を考えると無理…って考えても意味ないか。

分水嶺で言えば、この先は只見川サイドなので福島県と思いきや、何故かまだ新潟県。


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*山深し、交通もほぼ無し

人気(ひとけ)が無さ過ぎで、少々怖いくらいです。
たまに対向車があるものの、何故か新潟ナンバーで福島ナンバーとか他は見られないんで、仕事で入ってる車だけかも…平日ですからね。


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*ピークを過ぎれば下ります

下りきれば奥只見湖につながる北ノ岐川を渡る橋。
銀山平です。


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*銀山平の石抱橋にて

あとで釣りマニアの人から聞いた話では渓流釣りの聖地。

自分は見ませんでしたが、この橋の近くには開高健の石碑もあるとのことです。
作家であると共に著名な釣り人でもあるという認識でしたが、この地の魚の保護についても逸話が有るらしい。


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*色が素敵

写真では伝わりにくいですが、列島最奥に至れば綺麗な場所がある。
自分が知らなかっただけですが、新鮮な驚きがある。

勿論、上高地とか有名どころ数多あれども、人気(ひとけ)のなさでは勝っているかもしれない…(^^ゞ


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*予想はしてましたが

例によって、3分インターバルの車載カメラに撮られちゃう。

上の写真で、左折が国道352、右折は行き止まりのようですがヒュッテ(宿)が5~6軒と温泉があるようです。


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*反対上流側

正面が越後駒ヶ岳かな。

R352_cap2
*小出からR352樹海ライン(奥只見湖ルート) (by カシミール)

上の地図でR352のポイントを示すならば…

①一つ目の峠(枝折峠)
②銀山平(石抱橋)
③二つ目の峠
④三つ目の峠(恋ノ岐越え)
⑤四つ目の小峠(鷹ノ巣越え)
⑥県境(金泉橋)
⑦尾瀬北の入り口(御池駐車場)

…という感じか。


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*ポツンと1軒宿の前(車載なんで斜め)

銀山平を行けば国道沿いに1軒宿、伝之助小屋という山小屋・釣り宿に出くわす。

ココを過ぎれば、奥只見湖を渡りシルバーラインに繋がる丁字路があったりですが、その先更なる秘境に突入する訳です。


・湖岸沿い

奥只見湖はダム湖。
なので、水際は山肌の出入りに従いリアス式海岸さながら。
どんだけのコーナーが続くのか、っていうくらいカーブ天国。

当然、鞍部を越す際に小さな峠もいくつかあって、その経路の長さも合いまって果てしない感が絶頂に達している?


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*二つ目の峠かな?

銀山平の平坦部を抜ければ、湖岸に張り付きながら本日2つ目の小さな峠。
バイクでは峠と言うには大げさだが、チャリ乗り感覚だと峠だと思う。


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*福島向きなんで左が湖、右が山

目的地が安達太良と先が長いのと、この山中経路の長さから、やや焦りを感じてくる。
せっかくの人跡希な?山奥のこと、ゆっくりできれば良いのにね (^^ゞ


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*山ひだの奥に橋(雨池橋)…正面の山、一枚岩です

この湖岸沿い、橋は珍しい。
トンネルに至っては、確か1本、しかも屈曲しているのに照明もなかった。
だから、ALL山肌沿い線形なんでしょう。

トンネル、橋を多用すれば、直線的で効率の良い移動が可能になる…いや、必要ないよね、大量の交通をさばく訳では無いし。
むしろ、ツーリング的には大自然を感じられるこれが良い。

なので、R352の果てしない感を演出するグネグネな装置と考えれば、妥当なんだと思います。
この国道、人の生活感が漂ってこないのが特色ということなんだと思います。


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*橋のわきに珍しく案内板、他ではあまり見かけませんでした

地図を見れば、銀山平から数えれば1つめの入り江の橋ということ。

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*橋過ぎれば向きを変え、ゆるゆるとした坂路となる

左を見れば絶景スポット。

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*「東ノ城」という山

屏風のようです。

空気の具合で稜線の細かいところまで見えそうですが、視力良くないんでデテイルは無理…単眼鏡でも有ると良いんだけど。(欲しい…)


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*記念撮影

東ノ城は下の地図で、湖岸沿いW形のR352ルートの左側の入り江沿いになる。

Okutadami
*奥只見湖南岸拡大(by カシミール)

走っている最中も、似たような景色が延々と続き、今どの辺りなのか判りにくかった。
ブログを書いている今も同様なので、写真のタイムスタンプで前後関係を推測するしかない。
カメラ都合3台も使っているんで微妙な時間差も発覚。

まー、初見の道ですからね。


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*この先左にターン、湖の入り江ではなく山襞凹凸のひとつ

リアータイヤ1万7千キロ超え、普段はタイヤの真ん中ばかり減る通勤使用だけど、これだけコーナーが続けば少しは面取り?出来そうです。

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*ターンすれば、こんな感じの勾配

途中、沢からの水が路面を洗っている箇所に数カ所出くわす。
概ね沢渡り部は県境までずっとそんな感じ。(残念ながら、車載には写ってませんでした)

普通の道ならば、橋を作るか、作らないでも下に管を通すとかなんだけど、もう意図的に道路上に流させている感じ。
ジャブジャブ洗濯板状況で驚いたが、最後の方では慣れました (^^ゞ


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*何度も曲がったり登ったり(降りたり)を繰り返すと、突如と道の表情が穏やかになる


おや、と思えば左側湖水ではなく河川になっている。
奥只見湖沿いの道も、いよいよ尽きたようです。


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*人里?

と、思いきや一軒のヒュッテが… 清四郎小屋です。
キノコとか売っている様でしたが、何故こんな奥地にと?でした。
位置的には県境間近、新潟口から尾瀬へのルートになっているようです。


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*県境の真新しい金泉橋

とうとうというか、やっと新潟-福島県境に到達。

橋を渡ると、ここも何故か一件の喫茶店?あり。
付近には他府県Noの車が散見出来る。

このあたりの釣りや山登りのレジャーは歴史が長く、今でも根強い人気があることが、こういった小屋とかを見ると想像出来ます。

遠かろうが何だろうが、通う価値があるということなんでしょう。
行ってみて、今振り返って実感しています。


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*あれ、あの山

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*燧ケ岳ですね

この写真では、道の両側が開けていて農作業が行われていたが、蕎麦かな?

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*また、やや登る

ここまで来れば、尾瀬の北の玄関、沼山峠へ至る御池駐車場(ロッジ)までは近い。

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*僅かですが紅葉が始まっている

・檜枝岐から

御池駐車場(ロッジ)に到着。
ここから先は檜枝岐村、樹海ラインも沼田街道と呼び名が変わります。

それにしても沼田?
往古は群馬の沼田まで尾瀬を経由して繋がっていたということです。
因みに上州側では会津街道とも呼ぶそうです。


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*酷道R352もここまで

登りはじめの頃に抜いていったNC750さんらしき車体有り。
どうやら一式背負って尾瀬に入っていた様子。


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*御池ロッジ

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*案内板

いつかは尾瀬、と思っていたんだが、これがなかなか実現しない。
アプローチとか時間の配分、宿泊を考えると…
でも、ココまで来ると実現出来そうな気もする。

それにしてもR352、捉えどころが少ないルートだと思ったんだが…
帰ってきて振り返れば、人の造営物が少ない中で色々と特徴が有ったんだなーと。

思い出しつつ記録をまとめるに当り、 高地Netを参考 にさせてもらいました。
この場を借りてお礼申し上げます。(高地さんは自転車(ランドナー)ツーリング界では著名な方です)


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*木々の間を抜ける沼田街道

さて、御池休憩はお土産屋さんを覗けば終了。
酷道から国道に昇格?したR352を進みます。


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*檜枝岐村市街

国道沿いに幾つか民宿やキャンプ場が見られました。
山と山の間に国道と川と、幾ばくの平坦地となる地形なので、どれも国道沿いとなってしまう配置。

それでも何だかホッとしたのか、ここに泊まっても良いかと思ったが、初志貫徹安達太良のキャンプ場を目指します…ってあと何Kmあるんだか。


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*過ぎれば、また清々しい沿道景色…この先でR401

この先の道は直進方面R401になる。
R352は右折で会津鉄道、会津田島方面に至る。
会津市街に少しでも短距離で向かいたいんでR401にスイッチ。
なので、さらばR352、お世話になりました (^^ゞ


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*二つ目の国道の丁字路

今度は右折でも直進でもR289。(R401は289と重複で直進)
会津市街を経由してと思っているので取りあえず右折、駒止湿原方面へ。

あとはダラダラと長いんで写真主体で…(^^ゞ


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*登った先、長い駒止トンネル過ぎれば景色は開ける

相当高原ぽい景色になる。

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*山までの距離感とか雰囲気は去年行った奥飛騨的な感じ

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*会津田島駅まで遠くない

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*会津田島を超えるとR121と289の重複区間

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*右折甲子峠白河方面、当方直進R121

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*ここは、どこかいなー

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*市街に入る

会津若松は大きな街で、なかなか抜け出られない。

秋の陽は短い、4時で夕日色。
安達太良まででは時間が足りない、明るいうちに間に合わない。
…って352を甘く見ていたのか、工程をよく考えていなかったかなんだが、まー何時も通りである (^^ゞ


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*市街地を脱しR49を登る

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*磐梯河東ICから磐越道

とにかく少しでも明るさのあるうちに設営したいので、ここから高速で行きます。

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*夕日が伸びてきた猪苗代辺り

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*東北道に向かい下り道

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*やっと東北道

東北道、何だか懐かしい…

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*暮色の帰宅を急ぐか東北道

本宮ICか二本松ICの何れが近いか判らなかったので、遠い二本松で降る。

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*沈んじゃった…県道459岳温泉方面の登り

フォレストパークあだたらという公営キャンプ場が本日のねぐら。
ICから、それなりに登った先にある。


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*青が1日目、赤が2日目(By カシミール)

上の地図で見ると、関東からなら本宮ICのほうが良いみたい (^^ゞ

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*ビジターセンター(キャンプ・入浴受付 翌朝撮影)

受付棟その他が立派なんで少々ビビる。
多分、自分野営史上最高豪華な施設かもしれない。(値段もそれなりです)

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*ホテルっぽい

そして、驚いたことにライダー割引あり。
何でも、震災時に福島故の客減少状況でもライダー達は構わず来てくれ大感激、この時の措置が継続しているとのこと。
先達に感謝です。

あたふたと受付を済ませ、林間個別サイトへ。
フリーも良かったんだが、明日は確実に雨と言うことなんで少しでも木陰である方が良いかなと…

案の定、平日だというのに廻りは家族連ればかりでしたが、まぁいいか。


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*相当露出補正してます

とうちゃこです。

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*設営~

補給していなかったんで、バイクで10分くらい下った先の711で調達。
戻って、受付棟の地下!にある温泉(9時まで)に浸かる贅沢。


Photo
*当然夕食は…

缶ビール、ツナ缶と定番レトルトカレー、気楽が好き (^^ゞ

時折、雲の隙間から絶景な星空が見られましたが、温泉から帰ってきたら月が登ってきてあんまり良くない空模様。
一応、 ポラリエ 持ってきたんだけど、手順忘れてピント失敗…×でした。

家族連れのサイトでも凄く静か…ラジオも禁止なんですよ(ビックリ)。

まー、ともかく値段なりのしっかりしたキャンプ場です。
やや作り込みや管理がしっかりし過ぎではありますが、空いている時を選べばキャンプアレルギーでも大丈夫的な感じでもありますし、キャンプ好きが静かに過せる快適なサイトだと思いますが如何なもんでしょうか。

さて、明日の朝、雨でなければいいんだけど。


Kanetsusioriadatara2
*関越道三芳~安達太良までの縦断図 ((地名)は近傍点 by カシミール)

(本日の走行距離 492Km…流石に山道、高速混合でも長すぎた)

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