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2018年10月29日 (月)

1週間ぶりの復活です

セロー君、帰ってきました…(^_^)v
ただし、5諭吉さんかかりましたが…(T_T)


・呼吸器系障害

檜枝岐~安達太良ツーリングから帰ってきて1週間が過ぎた頃のこと。
アクセル戻すと「パン」という音。
いわゆるアフターバーンという排気系内での二次爆発。
混合気が濃い状態です。

そう言えば此所二ヶ月位か、信号待ちで停まっていると少しガス臭かったが、自分だったとは (^^ゞ

「パン」がどんどんひどくなり、仕舞いには「バン」…って弾丸の発射音的にひどくなった。

プラグを外せばこんな具合。


Imgp6708
*真っ黒くろすけ

この有様、何十年ぶりかに見ましたヨ。
新鋭のRXプラグもコレでは悲しい。

行きつけのYSPに問い合わせれば、燃料系か電気系のトラブルとのこと。

特にこの頃(10年くらい前)のセロー250は、スロットルボディに付いているセンサー辺りが弱いとのこと。
預かりというので、特殊なRXプラグを普通のイリジウムプラグに戻した上で、セロー君入院です。

セロー君がいない間、心にぽっかり穴が空いたようで…何だろう?

そもそも、満員電車が嫌で始めたバイク通勤なんで、電車の日々がそう思わせたのかもしれないが、実のところ仲の良い友達か彼女が遠くなったような…
アブナイなー (^^ゞ

その間、店の方ではカーボン清掃、燃調(CO調整)で頑張ってくれたんですが、どうにも全域では収まらなかったようです。

丁度1週間後に電話があり、引き取りに行く。
結果、スロットルボディASSY交換。
センサー部分が非分解指定で、その部分だけでは部品が出ないのでやむを得ないとのこと。

YSPでも、このパーツが異常に高価なんで、燃調でとりあえず凌げればと考えてくれてたとのことなんですが、残念ながら結果ダメだった訳です。

聞けば、走行距離4万オーバーの車体。
使い方にもよるが、仮に燃調で凌げても、その次にクランクベアリング辺りが怪しくなるのがセローの常らしい。
例えばオイル管理が悪いと、5万キロでエンジンからカタカタ煩くなるなど…。
そうなれば、買い換えのパターンも浮上する程に修理費がかかる事になる。

ちょっと、ショッキングな話なんで、今時の機械で「エー?」とにわかに信じがたいんだが、まー事実そういう車体が入ってくるんでしょう…

自分的には、現状ラブに近い愛なんで…(^^ゞ

きっと、ずっと、できる限り一緒…だと思っている。
仮にエンジンオーバーホールで諭吉20人であっても、それは仕方ないこと。

まー、でも人の思いは不変ではないから、実際どーなるか判りませんが…


Imgp6685
*DIAGモードでアイドリング調整

エンジン始動すれば、この所聞いたことのない快音。
新車の音の様で、びっくり。

アイドリングが高いんで、帰ってきて見れば1700~1800rpm。
大丈夫そうなので、1300~1400rpmに調整。

全域レスポンス好調、新車時相当か。
高い修理費でしたが、この状況には相当嬉しく、目尻が下がってしまう。


さて、ものはついでですから、旧スロットルボディASSYを観察してみましょうか。


Imgp6693
*上から(左がエンジンサイド、右がエアークリーナサイド)

とぐろはご存じ燃料パイプ。
ネジ2本で留まる黒プラ蓋は、何かセンサー?の様ですがコレが原因か不明。


Imgp6688
*出口(エンジン)側から

左の黒プラ箱が吸気温とスロットルポジションと?センサー?でここが怪しい。
右がスロットルワイヤーリンク。
真ん中のスロットルバルブ、上にインジェクター噴射口が小さく見えている。


Imgp6692
*左サイドから

スロットルワイヤー2本が巻き付く穴、ワイヤーアウターを固定する金物。
そして右側のエアークリーナサイドのチョイ上に、アイドルアジャスティングスクリューの頭(黄銅色)が見える。


Imgp6691
*入り口(エアークリーナボックス)側から

スロットルバルブ(入口側)、右から突き出る黒プラ突起はたぶん吸気温度センサー。

Imgp6690
*右サイドから

黒プラ箱センサーにはミクニの文字。
特殊なへクスローブネジ2本で固定されています。
上にこのセンサーに取付く信号カプラと、ここまでは外観。

せっかくだから、禁断?のセンサー外し。


Imgp6696
*おー、以外とシンプル

真ん中の丸いのはスロットル開度を計るスロットルポジションセンサー(たぶんエンコーダー)。
その左には吸気温センサー(たぶん)が刺さる穴。

右側の変形Oリングの2個の穴が謎。
スロットルバルブ通過後の空気の何かなのか、または単なるチャンバー?


Imgp6697
*センサー本体(黒プラ箱)

左側のグニャグニャな溝が先ほどの?に相対する部分。
角度を変えてみても、どこかに通じる穴も見えない。

これ以上適当な詮索してみても意味ないかと、思いながらマニュアルの配線図を見ていると、この黒プラ箱のコネクターは次のセンサーに繋がっている。
スロットルポジション、吸気圧、吸気温の3つ。
どうも吸気圧センサーなのかもしれない…が如何に。


(追記)ミクニのHPに似たものを発見…複合型センサモジュールというらしい。

Imgp6701
*スロットルバルブ(エンジン側)、穴4つ

真ん中はインジェクター、右の穴はスロー系。
左の穴は上に向かって伸びている…吸気圧センサーかなと思ったが、ファストアイドルソレノイドに繋がっているみたい。

試しにパーツクリーナーを穴に吹き込んだら、黒いのがタラタラ出てきたんだが、本来エアしか通らない通路なので、カーボンの類いは出ないはず。

積もり積もった汚れなんでしょうか…エアークリーナーの役割って大事なんだなぁ…

更に左側に小さな穴2つが、黒プラ箱の吸気圧センサー?方面。


Imgp6689
*インジェクターの噴霧孔

よく見ると微細な孔が10個。
高いんだろうなー。

コレ、よく見ると外せる。


Imgp6712_2
*ボルト1本で外せました

サービスマニュアルを見ると、インジェクターだけ別に交換できるように記載されているが、実際は部品供給はされていないため、スロットルボディASSY全体の交換となる。


(追記)パーツリスト上では2018年式だと、コレの発注可のようですが、部品番号が頭から違うので互換性は不明です。

Imgp6710
*インジェクターを挿入する部分

更にもう一つ外せる部品。

Imgp6713
*頭頂部の黒プラ蓋は普通の十字ネジ2本止め

インジェクター左の上側に伸びる穴は、この写真の真ん中の穴に通じているようです。

Imgp6714
*吸気圧センサーファストアイドルソレノイドなのか

真ん中の小さな黒丸がバネ?で戻る仕組み。
多分普段は閉じていて、電流が流れると電磁石で開放?


Imgp6702
*スロットルバルブ(エアークリーナ側)、穴3つ

左上の穴がたぶんスロー。
右手前のピントが外れている穴は、黒プラ箱センサーに付いている黒棒の吸気温センサー?が飛び出る穴。
そのやや上(ピント合っている方)の穴は上方に向かっており、先ほどのたぶん吸気圧センサーファストアイドルソレノイドに向かっている。

Imgp6716
*やっぱり三國さん

いやー、キャブ系はラビリンスなんで見るだけでも面白い。
でも…全部推測なんで信じないで下さいね (^^ゞ



・新型スロットルボディASSY

今回交換したのは、部番からすると対策品のようです。
5XT-13750-12なんですが、末尾の12の前に、11があり、その前が00。
この00が2008年式である、うちのセロー君についていた物です。

不思議なことに今でもパーツリストで2008年式は00、2011年式から11、2014年式から12となっている。

なので、何でYSPで00ではなく、12を選んだのかは不明…既に12しか供給されないのかな?


Imgp6705
*左サイドから

00と12、どのような違いがあるのかは、外して比べないと判らない。

Imgp6703
*右サイドから

何故か回転数が低め(1200台に入る)になったんで、再びDIAGモードでアイドリング調整実施。
1300~1400rpm、たまに1400以上になる程度。


Imgp6706
*仕置き人よろしくドライバー横からぐさり(アイドルアジャスター)

とにかく、レスポンスが全く違う…スロットル開度に対する反応が直線的。
今まではプラグ換えてその度に喜んでいたが、そういったレベルではなく基本部分が全く違った感じ。

旧が相当ダルだったと思えるほどに、新はスロットルとダイレクトに繋がっているような敏感さがある。
反応が鈍くて、まったりと疲れなかったセロー君、今やシャキッと乗るしかない感じです。

こりゃー燃費も復活かもしれない。
買ってから、3年目くらいは通勤でも32~33Km/Lは出たんだが、いまや30行くか行かないか。(プレミアムRXで持ち直し傾向でしたが…)
冬なんか下手すると28以下になる。

清浄剤は年に2回くらいは入れていたが、通勤環境でのカーボンやエアークリーナを通過した微細な汚れが蓄積して、センサー類を駄目にしたんでしょう。

良い勉強、というかエライ高い勉強になりました。
末尾番号12が対策品で有ることを祈って、今後もセロー君と出来るだけ年を重ねていきたいものです。

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