18メンテじまい(その4)
春先にキャリパ清掃、フルード交換
したリアーブレーキ。
既に限界値だったディスク・パットでしたが、やっと交換の段に至りました。
・2枚目
前ディスクもそうでしたが、とうとう後ろも2枚目に…
通勤というある意味ハードユースでは致し方なし。
*本日の出場選手
前回の交換が3年半前
で、それから約19,000Km。
交換内容もほぼ同様で、ディスクプレートとそれを止めるボルト(3本)。
但し、パッドは前側同様に純正品です。
RKのMX-Aも制動力、コントロール性ともに良かったんだけど、自分用途ではディスクの減りが早かったようです。
*既存、当り面中程で3.8mm
*既存、縁寄りで3.92mm
規定上の限界値が4.0mmなので、僅かですが超えていることになる。
もっとも、前回
3年半前の時は3.3mm
まで行ってて…(^^ゞ
既存ディスクを取り外すために、まずアクスルナットをチョイ緩めてジャッキアップ。
ゼロポイントシャフトを抜き(純正と違い抜けたがらない)、ホイールを外せばキャリパー一式、やっとのお出まし。
この際に気になったのが、シャフトに付いていたグリス。
やや茶色っぽいのが有るじゃーないですか。
当然、ベアリング辺りが怪しい。
触りたくないけど、オイルシールをマイナスドライバーで少しづつずらし外してみました。
*ベアリングの内側ハウジングに茶色いさび跡が…
中古で買ってから2年くらいはノーメンテだった。
なので、油気が切れ水の浸入を許していた時期があった。
オマケに雨天なのに後輪外してみたり…なーんてこともあったなー(^^ゞ
*オイルシールは暫定再利用
ベアリングからの錆汁?を見てしまった故に「ベアリング打ち替え」が急に頭を過ぎる…
来春はリムーバ買って交換やってみますか。
となれば、見た目損傷がなければ、短期間ですから既存シールを再投入。
こんなところで、ゆっくりしていられないんで、次ぎキャリパー廻り行きます。
先ずは、キャリパーを油汚れマジックリンで清掃、泡泡責めアワー(写真無し)
*パット、上新下旧
旧のRKのMX-Aは完全メタル(シンタード)なので、SUSのバックプレートとセラミックの遮熱板が付いてますが、今回開けたら寿命を知ってか哀れバラバラ。
片や純正は、レジン中に僅かなメタルフレークなオーソドックスタイプ。
*上旧、下新
旧のMX-Aは残厚1.2~1.5mmでほぼ限界。
新の純正は5.2mmからスタート。
それにしても旧のシンタード、バックプレートが分厚い。
*純正品はレジン主体
純正はオーソドックスなシューなので、当然全方位狙いでしょう。
さて、新パッドの取り付け。
*ピストンを押し戻す
ピストンは、メタルラバー(スプレー)で馴染ませて戻します。
ここ以外の組み付け、摺動部の殆どにはシリコングリスを薄く、かつ塗り忘れがないように…
*シューはピンを入れながら所定の位置に
当然ですが、新ディスクの厚み(4.5mm)以上、左右パット間を空けなければ新ディスクが入りません。
*左旧、右新
旧の方は寿命末期の特徴で、縁側がやや湾曲した皿形断面な減り具合。
新の方は、当然スカッと平滑。
*おっと、薄っすら摩耗痕が(中程の薄く斜めに入ったグレーの線)
ゼロポイントシャフトに僅かなキズというか、微妙な摩耗痕が付いている。
先ほどのベアリングハウジングの錆跡との接触だと思うんだが…
*完了~
いやー、新品は気持ちイー
*Rブレーキディスク、パットの交換完了
残すは、フルード交換。
*いつものように、テルモ君(シリンジ)をブリーダに接続
ペダルキコキコで古いフルードを新しいフルードで押し出せば完了。
これでRブレーキスッキリ。
・チェーン
4年半、約2万4千キロ経過のチェーン、ドライブ・ドリブンギア
。
*ドリブンギアの拡大
後ろギアの歯面は、見た目では摩耗の様子はない。
問題のカシメて繋いだ箇所以外に、チェーン尺取り虫は居ない状況 (^^ゞ
さて、上の記事の1週間後。
やたら寒いが、年に1度のチェーン清掃の開始。
*どろどろ回収装置?
例の如く、大きめのビニール袋、段ボールと丸めた新聞紙をガムテで所定の位置にセット。
但し、前回ほど凝った作りでは無く?簡易版。
ジャッキアップしてあるので、回収装置が干渉せずに後輪が回せるかがポイント。
*新兵器投入…(^^ゞ
チェーンブラシ、買って既に5年は経過かな?
今頃何故か使う気になる。
*2枚のチェーンガードの間を行ったり来たり
ブラシが行き来できる範囲位にチェーンクリーナを吹き付け、ブラシを左右にストロークさせます。
本来であれば、汚れが浮き出るまで待った方が良いらしいんですが、時間の都合でやむなく速成仕様。
それでも、このブラシ掛け、チェーン上側と下側の両面清掃を実施。
*遠目にはいいみたい
このブラシ掛けでも、隙間のドロドロは落とせません。
本格的にやるならばチェーンを外して洗浄なんでしょうが、それは無理というかやる気も起きない (>_<)
当てにしていなかったんチェーンブラシ…
今まで出番がなかった割にですが、意外といいもんでした。
*ボロで拭いてフィニッシュ
よく見れば金色メッキも剥がれてきた、4年と9カ月24,000km超えのロングラン。
チェーンオイルはワコーズ透明水置換タイプ(自転車と共用できる)を使用します。
*Rブレーキ共々きれいになりました
あとは、外周に付着したクリーナ・チェーンオイルの混合物が遠心力で浮いてくれば、拭くの繰り返しが暫く続きます。
ここまでで、4回に亘ったメンテは終了です。
2018年、今年もお疲れさまでした~
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