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2019年8月30日 (金)

宮城へ

夏真っ盛りで暑くてたまらないので、1泊位で勘弁して下さい (^^ゞ
てな訳で、過去の未消化案件…宮城県辺りに探訪の旅です。(何時も通りのツーレポ長編になります)


・連日の35度超えですが

本当は9月とかもう少し涼しい頃に出かけたいのですが、業務上の懸念も有り出られるときに出ましょう~
で、1泊2日のツーリング。
お題目は、若い頃に行きたかったが何だかんだで先送りしていたら(時間があればモットモット遠くに行っていた…)忘れていた宮城ー山形境の板谷峠とニッカの宮城峡蒸留所、それと貞山堀という運河の宮城県3点セット。

当日は早朝から外環道が渋滞でいきなり一般道に降りるはめになり、しばし外環道直下R298行き。
のっけから雲行きが怪しい。

適当なところで再び外環道に戻り、川口JCTから東北道の人となる。


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*何時も東北道の始まりはココ

蓮田SAの芭蕉の句碑。
こちらに来れば大抵立ち寄ります
ここが現代の奥の細道の出立地であるということで...「行春や 鳥啼く魚の 目に泪」 。

これから長い道のりですから、補給や心身のチェック。
既に気温30度越え (-_-;)

因みに、下りの東北道は何だかワクワク感が高く、みちのくテンションアップな感じ?なので好きな方だったりする。
何時かのように、青森まで行ってみたいという願望で相変わらずのノスタル爺。

さて、この後写真は殆どが本線上の走行目線の連続につきご勘弁の程を…


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*利根川を渡る白いトラス橋を越せば栃木県

お盆前の夏休み期間中ですが、車の量は狂ったように多いという訳でもなく、まあー快適でしょうか。
この時間帯なら走っていれば暑さも左程ではありません。


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*佐野藤岡あたり

そうは言いながら、セロー君の事ですからアクセル7~8割開度。
快適とはいいがたいが、各種改良の結果により車体の直進安定性が岩のように(当社比)ビシッとなったことが救い。

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*上河内SAの無事蛙

この先事故渋滞で1区間通過に1時間近い予告。
アチャー…また降りるかな、この暑さでノロノロは回避すべきですが、ここは迷う。

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*東北新幹線が見えるが…矢板の手前?

結局、矢板で降りることにしました (^^ゞ


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*矢板ICで渋滞エスケープ

降りたのはいいが頼みのR4も超渋滞。
隣の県道30号(旧R4?)にエスケープ。

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*栃木県道30号線

この道、実はよく知っていてリンゴ狩りに家族で訪れる際に通る道。
こういう時、迷わず行けるのが「知った道」。


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*R400にて

一旦、県道30号から国道400号に右折し、渋滞区間の先の東北道に戻るコース。

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*西那須野塩原ICで復帰

1区間でも下道を走れば、高速道の有難みを実感できる。
人の感覚に近い速度感の下道、その対比も面白かったりするんだが…そんなんでは宮城県は遠い。


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*那須IC先あたり

実に夏らしい良い天気、気温も35度近くまで上昇~

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*白河から先は「みちのく」

東北突入~

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*暑いが快調

渋滞もなく調子にのっていたら痛恨のミス。
GSの残りが少ないのに那須高原SAを通過、次は60Km先…

昔はギリギリまで冒険したもんですが、この歳でそれもどうだか。
そもそもFI車の燃欠再始動は大丈夫だったっけ?

で、本日三度目の高速途中下車!
矢吹ICからR4…

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*R4沿い矢吹のGSにて

無事補給を済ませ…

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*しばしR4

なんだか懐かしい感じ。
と言うのも、去年の9月に逆向きで走っているからなんだが…

R4は8Km位僅かに走り、鏡石PA(スマートIC便利!)から再び東北道の人。

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*また東北道に復帰、200Kmの距離標を越えあたり

郡山から福島へと未だ陸奥の入り口福島県。

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*福島国見の登りだー

さて、福島あたりで高速降りて板谷峠を見に行くのが今回の旅の目的第一目標。
…だったんだが、時刻は既に12時半。
高速乗ったり降りたりが祟ったか。
第二目標のニッカの宮城峡蒸留所の見学の最終便は15時半。
時間的に板谷板峠に行けば宮城峡の見学は怪しいぞ、ということが考えられる。

吾妻PAが判断分岐点の手前なので、昼飯兼シンキングタイム。


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*吾妻PAの幸楽苑

本線上の気温34度位だったか…
この暑いのに普通のラーメンを頂く…
って暑さで判断がおかしい。

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*同PAに芭蕉の句碑…東北道には奥の細道の句碑がいくつか設置されているようです

この句碑には「笈も太刀も五月に飾れ紙幟」(おいもたちも さつきにかざれ かみのぼり)
…と刻まれている。

義経弁慶に従った佐藤兄弟の家族を偲ぶ故事を捉えて芭蕉先生が読んだとのことです。
暑いなかですが、この句にも熱いものが宿っています…

で、熟考暫しで板谷
峠はまたのお楽しみとしました。
より遠い宮城峡優先が理に適っているんで、このまま東北道を直進。
(予定では、福島飯坂ICからR13を行くつもりだった)

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*国見SA手前

国見の登りを過ぎれば宮城県。

個人的な東北道濃度の段階説?からすると…
第一弾は白河ICで「これより先みちのく」の案内標識。
第二弾は国見の登り勾配とその先宮城の水管橋。
第三弾は宮城から岩手に掛けての行けども行けどもの穀倉地帯…
第四弾は岩手青森境の東北自動車道最高地点と牛?熊?飛び出し注意の標識。

セロー君で何段階までいけるか判りませんが、行けば行くほどみちのく度は高まりますし、ツーリングの奥行きも深くなる…
あー行きたいもんです。


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*白石IC手前あたり

この辺りを走っていると、左に緑色の大きな水管橋が本線橋梁の脇に目立つ。
先ほどの個人的みちのく濃度二段階目、宮城県に入ったランドマークです。

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*この登りの先に村田JCT

村田JCTで東北道とお別れ。
山形自動車道にスイッチです。


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*山形道ON

ひょっとしたら初めて走っているのか?

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*宮城川崎ICで高速を降りる(今日3回目)

山形道は10Kmほどで降りる。

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*こんなカントリーロードが実に良い

宮城川崎ICからR286を経てR457へ。
秋保を抜けR45へ出る手前で車載カメラがグーラリグーラと舟漕いでいる?
何かが変だ…
良く見れば、ハンドルの取付けクランプボルトが抜け掛かっているではないか!
6mmの六角レンチあったかな…
いや、荷物の下の方か?

などと考えている間に、R45に出て数十メートルで「キン」と金属音と共にカメラがコテンと倒れる。
幸いにもカメラは下に落ちず、また金属音の正体である6mm六角ボルトも歩いて探せばすぐに見つかった。

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*外れて90度傾いた状態でのインターバル撮影作動

ホッとしたものの、さてどの工具を取り出す?
すぐに取り出せるのは、旧セローのツールBOXなんだが、中の六角レンチは5mmまで…

うーむ、ニッカの宮城峡は目と鼻の先、早く行きたいと気は急くばかり…
結局、サイズが足りないレンチに布やビニールを巻いて何とかボルトを回して急場を凌ぐが、当然完全に締めることは適わず仮復旧状態。

時間が気になるのでとにかく出発。



・仙台宮城峡

時間は午後二時半過ぎ。
第一目標を諦めたのは良い読みでした。


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*ニッカ宮城峡蒸留所の入り口はR45沿い

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*正式には仙台工場です

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*遂に来たぜ (^^)/

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*手前左側に僅かに写るのがビジターセンター、正面は多数ある貯蔵庫の一つ

見学は概ね70分。
無料で場内を解説付で案内してもらえるし、最後には試飲コーナーもあったりしますが、運転者は当然駄目。
なので、今回のツーリングの計画段階では、真剣に近くの作並温泉に泊まろうかとも考えたが、1人で泊まるには値段とか前後のコース取りから面倒なんで、今晩の宿は何故か多賀城というところだったりする。


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*ガイドツアーのご案内

30分ほど待って、最終1個前(15時から)の見学となりました。
因みに、ビジターセンターの展示パネルでも蒸留所の内容は判らなくないですが、ウイスキー好きなら説明付で場内を廻れた方が幸せだと思います。

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*宮城峡蒸留所内の配置図

以下のパネル等の写真ですが、ピントが怪しいというか被写界深度が浅くて見づらいモノが多い。
マニュアルレンズ(50㎜F2.0)であったことはさておき、暑い中バーンと長距離走ってきて気が急いていて結果惨敗。
マニュアルは気持ちが落ち着いてから撮りなはれの巻きです (^^;)


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*宮城峡(仙台工場)について


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*ついでと言っては何ですがニッカの原点余市工場

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*ウイスキーの製造工程

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*樽も単純ではない

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*内面を焼くんですね

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*樽もウイスキー製造装置の一つ

さて、ブレンデットウイスキーというのが一般で言うウイスキーなんですが、たまにピュアモルトウイスキーとか聞きます。
これは大麦からのみのウイスキーとなる。

じゃぁブレンデットのブレンドは何かと言うと、概ねトウモロコシからのウイスキー=グレーンウイスキーとのブレンドとなり、所謂スコッチとかのことらしい。(初心者故違っていたらごめんなさい)

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*トウモロコシはグレーンウイスキーの元

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*カフェ式蒸留装置とグレーンウイスキー

このカフェ式というのは、今や世界的にも珍しいとのこと。

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*イギリスから取り寄せた蒸留装置

グレーンウィスキーですが甘くバニラの様ないい香りでした。

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*これがグラスゴーから来たカフェ式蒸留装置(模型)

何だか機械機械な感じで、モルト蒸留に使う優美なポットスチルとは対照的。

原酒の違いの他に、熟成年数もウイスキーの性格を変えていきます。
また、樽による貯蔵年数ですが、ノンエイジといって年数を表記しない安価な物から、例えば12年物とか味も値段も破格となるなど色々。


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*天使が飲んだ分だけ生産量も減るでしょうし、長期熟成に使う貯蔵庫も確保するなど値が上がるのも無理はない

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*左から12年、5年、1年貯蔵

匂いを嗅げるようにディスプレーしてあるんで全部嗅ぎました。
自分感覚ですが、1年物は実に焼酎的な香り、というかスピリッツ=焼酎です。
5年物では普通に嗅ぐウイスキーのそれ、12年物は複雑で甘さのある素敵な味わいたくなるような良い香り。


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*ピントが済みません状態ですが…肩書きの違いは原料や製造の違いということ

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*ポットスチルには2回入る工程

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*ウイスキーの製造で象徴的なこの装置

ビジターセンター入り口にあるポットスチル。


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*朝ドラのマッサンに登場してたそうです。(山崎?余市?)

・場内見学

最初に短い案内ビデオを見てからスタート。
その後、通常は立ち入りできない蒸留所内見学に出発。


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*駐車場から蒸留所の眺め(北向き)

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*このキルンタワーで原料を乾燥させる

これは外から眺めるのみ。
内部はピート(泥炭)を燃料にした乾燥工程が行われるとのこと。

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*キルンタワーの奥にカフェ式蒸留塔が見える(南向き)

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*険しくそびえる正面の山が象徴的な宮城峡

次は、もろみを発酵させる行程が行われる仕込棟。

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*発酵過程は一見単純そうですが、その制御にノウハウがあるようです

さぁ、いよいよ蒸留棟(ポットスチルがある)に来ました。


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*ちょっとワクワク

宮城峡のポットスチルは余市のとは形が違うそうです。(ネックの所の膨らみの有無)

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*2段工程の初段

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*2段目

因みに、しめ縄は創業者マッサンが造酒屋の生まれから来ているとのこと。
大切な蒸留行程であることと…想像ですが、ポットスチル独特の形が注連縄を掛けやすい、蒸留所としての象徴性があることと関連しているからかな?。

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*中の仕組み…フラスコ内にヒーターがあるみたい

製造行程はここまでで、次は貯蔵庫。

施設全体に言えることですが、殆どがレンガ造。
竹鶴政孝がそうあらねばならないと仰った3つのひとつ。
他には、自然の地形に手を加えるべからず、水はその地のものを使うべし…だったかな?

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*やはりの暑さ

ウイスキーの貯蔵庫といえば、涼やかな感じを想像していたけど、まー夏真っ盛りですからね。

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*貯蔵庫内の説明

ここでも貯蔵年数の違いを香りで確認できます。

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*数年後ここから旅立つんですねー

ブレンドは別の工場(柏とか)で行われるとのこと。

さぁ、貯蔵行程の説明が終われば、お楽しみ?
試飲のために直売所へ。

勿論自分は試飲できません。

写真も皆さんが写りすぎでアップできません (^^ゞ

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*直売コーナー

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*素敵なスーパーニッカの瓶の変遷

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*お定りのこんなんもあります

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*いろんな賞を頂いているようです

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*3本も買っちゃった…(^^ゞ

そう、このためにフィールドシートバックの中は半分近く空~
念願かなったニッカ宮城峡蒸留所見学&限定ウィスキーGet。

40年近く前に同じくニッカの余市蒸留所をバイクで訪ねたことがありましたが、今ではどんなんだったか殆ど覚えていません。
ただ、最近晩酌と称して水割りを必ず飲んでおり…血の巡りも悪くなったのを理由に少々嗜むようにしたんですが、歳のお陰か昔と違いウィスキーの芳香や味にも少し目覚め、故に今回の宮城峡蒸留所見学に至った訳です。

原酒が不足している昨今ですが、今後もいろいろな可能性を試してもらいたいニッカさんでした。

・仙台市街~多賀城へ

宮城峡を後にし、一路仙台市内へ。

本日のお宿は仙台市街を抜けた先の多賀城市。
仙台市内だと駐車場の確保が怪しく、例えバイクでも保安的に怖い。
なので比較的空間が取れそうな近郊(多賀城)にした次第です。(値段も少し安いし…)


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*仙台西道路(R48)のトンネル

国道は走っていたら首都高みたいなトンネルを抜けて、いきなり仙台の中心地へ。


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*車が…都会です(R48)

右前方に「白松が最中」の看板。
白松が…と言えば昔は東北本線、今では東北新幹線沿いにある野立看板のアレです。
727化粧品と白松が最中の看板は子供の頃から記憶に焼き付いている逸品?。
因みに、写真の看板の下の建物、白松ビルという店舗で、食事もできるらしいとのこと。

で、この先で曲がるところを間違え何時もの迷走モード。


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*何処走っているのか(県道22号線?)

やはり都会ではカーナビほすい。

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*老眼で地図見ても中々探せないんでスマホ(ファミマの駐車場で…)

やむなく禁断?のスマホ・ナビの使用に踏み切る。
都市部以外なら休みがてらで地図見るのが楽しいんだけど、込入った迷うような街場では意味がない。

タンクバック上にスマホ、宿まで30分以下の距離らしいんでDC接続なし、省電力設定OFF。
相当に遠回りしていたのですが、位置関係が判ってホッとする。
もう勘では駄目か…昔は何とかなったんだけどなー


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*なんとこんな処で出会うとは

車載カメラマウントのボルトを締める六角レンチ、どこかで売ってないもんだろうか…
などと思いながら走っていたら、何と丁度良いことにアストロプロダクツにバッタリ出くわす。

英世さん1人分の六角レンチセット(ショートタイプ片側ボールポイント)をGet。
それにしても、この店ネットではお世話になりますが、実店舗は色々あって目を楽しませることができる。



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*あとチョット

多賀城市の宿にやっと到着。

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*ビジホの窓から

割とサンルート派です。
さて、本日の成果の確認。


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*この3本が今日の成果

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*左から、アップルワイン(宮城峡ラベル)、宮城峡限定ブレンデットウイスキー、そして伊達

伊達は宮城峡のカフェモルトとカフェグレーンのブレンドで、宮城県以外では市場に出ないとのこと。
どちらの素材も宮城峡のカフェ式連続蒸留装置で作られており、この組み合わせは唯一無二であると思われる。
値段も4K近くで、自分的にはウイスキーにココまで払ったことが無い最高金額。

追伸:香りは甘くウッディーで一瞬ジャックダニエルぽいなと…味はキツさは無く甘さと上質な余韻?…表現が素人で申し訳ありませんが、値段なりの素敵さで珍しく二杯目いってしまいました (^^ゞ


因みに、余市+宮城峡モルト(ポットスチル)とカフェグレーンによるブレンドだとスーパーニッカになるらしい。
(アップルワインはかみさんへのお土産(^^;))


Miyagitagajyou
*東北道~山形道~宮城峡蒸留所~仙台市街で迷って、多賀城市(by カシミール)

流石に仙台は遠かったものの、それなりの充実感がありました。
あの調子だったら、盛岡位なら無理ではない気もするが如何に?
(本日の走行距離丁度427Km)

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