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2019年12月 6日 (金)

静岡の山中(その2)

静岡の大井川が流れる山中で、腹ごしらえも済んで宿営地に戻る。
見上げれば星がいっぱい見える…うーん、どうでしょう?


・星がいっぱい…なのか?

満天の星空の一角、もしくはそれなりの範囲を写した写真を星景(星野)写真といいます。
キャンプ仕様でツーリングする際は、大抵この機材を装備してきますが、年1のキャンプで過去役に立ったことはありませんでした…

時刻は19時前後、気温は…10度くらいだったか (^^ゞ


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*見づらいですが機器構成 

足回りはスリックの小型三脚ミニプロ7。
これの自由雲台をやや大きめ?の同社のSBH-280に換装します。
その上で、ビクセンの星空雲台ポラリエを据えつけ、そのポラリエの赤経体にはミニプロ7から外した自由雲台SBH-150を取付け、これを介しカメラ(D610)を乗せる。
ポラリエのアクセサリーシューにポーラメーター(簡易な傾斜計・方位磁石)を取付け、角度は概ね35度とする。
北極星の導入は…極軸望遠鏡を持ってないんで、方位磁石で軸を概ね北に向ける。

この構成で、河原にでて適当なところに水平に据え、試し撮りで露出を決める。
感度は安心な3200、シャッタースピードはバルブと思ったが、レリーズ忘れで30秒固定。
絞りはf4.0か5.6、レンズは古いNikkor28mmのf3.5。


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*八木キャンプ場の夜

適当な極軸導入ですが、広角28mmで露出時間が長くなければ多分問題ないはず。
ピントはD610の液晶をライブ表示にして拡大で確認。

まー、やや酔っているということもあり、細かい作業したくないというのが本音。
この緩さが丁度いい塩梅 (^^ゞ



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*東の空 (ISO3200 34秒 f4.0) 

画面中程やや上側に薄い島みたいな楕円の靄がM31アンドロメダ。


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*露出が足りない…クリックして拡大しないと判りにくい (ISO3200 30秒 f4.0)

天頂がそんなに開けていないからか、結果的にはM31~はくちょう座辺りばかりを撮っていた。

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*はくちょう座と航法灯 (ISO3200 30秒 f5.6)

出来は???
が、銀河と星雲などが少しでも写っていればシアワセ。
そもそも星や星座の位置や名前は僅かしか判らん程度の万年にわかマニア。
自分的には、これでいいのだ (^^)/


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*M31~銀河-はくちょう座 (ISO3200 30秒 f4.0)

1時間近くは色々といじってました。
ポラリエ買ってから既に3年程経過なのに、ここまで使った(気がした)のは初めて。

福島のいわきでも試しで何回か使いましたが、浜通りは比較的空が明るく、状況がここまで良くはありませんでした。
ここの星空はいい塩梅で、その気にさせてくれます。

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*もう1枚 (ISO3200 30秒 f4.0)

8時過ぎには体も冷えてきたんで…さぁ寝ようか。

夜中の12時過ぎにトイレに起きた際 (^^ゞ
見上げれば、先ほどの星空の比ではない位に満天に降る様な、とよく言われる程に落ちてきそうな星の眺め。
少ないとはいえ付近の人家の明かりが途絶えたことも関係あるんでしょうか、黒の度合いと星の輝きの対比が凄かった。

でも、ポラリエを据えるには根性が足りない…明日はいっぱい走らないといけないし…
寒いので再び寝るだけ(残念!)。

・R362から県道263へ

翌朝、6時位に起床。
キャンプ場の朝はどんな時も清々しい。

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*撤収前

気温は7度、やや寒し。
前日買っておいたパンとインスタントコーヒーの朝食は定番~
このマッタリ感というか雰囲気がステキです。


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*気温は7度、リフェの電圧はいつも高めの13V(エンジン始動前)

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*キャンプ場前面は大井川を挟んで直ぐ山

撤収は8時過ぎ。

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*パッキング状況

管理人さんが朝の掃除に来たので、世間話と挨拶でお別れです。

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*キャンプ場の先には茶畑や家屋が点在

さて、今日の行程は…
真っ直ぐ元来た東名で帰るか、それとも中央構造線沿いに諏訪方面~中央道経由か…
勿論、中央道でしょ?
って、距離と超える峠の数は生半可ではないんだが、そんな面白いルートを堪能しなけりゃ「とおくに行きたい」自分的にはウソだよね (^^ゞ


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*森と茶畑の端正な道

キャンプ場から少し走れば、昨日来た県道77号に出られます。

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*静岡県道77号

トンネルを抜ければ千頭の町。

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*大井川鐵道井川線の踏切

千頭駅手前、踏切は井川ダムに向かう井川線。
てっきりナローゲージだと思ってましたが、普通の狭軌のようです。


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*トーマスだぁ(黒いのはヒロ、奥の黄緑はパーシー(^^ゞ)

大井川鐵道本線の終点千頭(せんず)駅。
トーマスで売り出し中、ガンバレ!

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*道をはさんで大井川

昨夜の八木キャンプ場から左程下ってないのに、川幅が広い。

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*再びR362

鐵道と大井川に沿い下るR362。

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*国道は山に入るR362と川沿いに行くR473に分かれる

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*R362西側の始まり

大井川から離れると、くねくね道は少しづつ高度を上げる。

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*開けたところに出ました

横を見ればこんな感じ。

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*これです、この景色

山の茶畑。
この先、こんな天空な感じが所々に在るはず。

と、少し行けば分岐点。


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*県道263への分岐看板

事前に分かっていたことですが、この先R362は工事通行止め。

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*しばらくの期間、通行止めらしい

左脇の県道で先に向かうことにしますが、眺めが良いので一寸休憩。

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*振り返れば…

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*隙間無く茶の畝

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*天空の茶の国で一休み

ホント、お茶でも飲みたいところですが、残念ながら付近にお店はありません。

ここから県道263号を西に20Km程進めば、R362に復帰できるエスケープルートになる。
なので国道が当分通行止めでも困らないのかも。


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*県道263入り口~

それにしても、この道もコーナリング天国でした。
集落と茶畑と山林を結ぶように延々と網の目のような道が、これでもかという位に続き、かつ分岐していたりで、ラビリンスな処でもある。

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*標高が下がるにつれ森の中


地元車らしきヤマハの125ccに抜かれても、セロー君はマイペース。
荷物満載ですからね~

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*県道の大半は快適ルートでした

この県道263の後半は、国道362よりずっと走り易すかった。

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*先に見える橋がR362、これを右折し北上

一旦R362に復帰してから、天竜スーパー林道を目指します。

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*ちょこっとR362 

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*右からR362から県道263へ、再びR362に出て天竜スーパー林道へ(by カシミール)

・天竜スーパー林道から山住峠へ

R362を北へ向け走れば、左手に天竜スーパー林道の入り口なんですが、名前からは想像出来ない程の普通の道でした。

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*おや?

通行止め!
だが、良く見れば山住峠の先、水窪(みさくぼ)ダム方面が通行止めとのこと。
スーパー林道の後半1/3位が行けないが、山住神社まで行って水窪の市街に降りれるんで、基本的には通れるということ。

スーパー林道から何百メートルも下の水窪ダムを見下ろしたのは、20代の頃でこの林道が開通したばかりの頃。
今回はその絶景がお預けとういことだが致し方なし。

通りかかった土地の方にも確かめ、山住峠を目指す。


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*結構な登り

天竜スーパー林道はその殆どが稜線上。
なので、林道に上がるまでのアプローチはそれなりの勾配でウネウネと続く。


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*このアプローチ結構長かった

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*このT字路突き当たりがスーパー林道、ここを右折

登り切れば、天竜スーパー林道。
左が秋葉山神社方面、右が山住神社・水窪ダム方面。

因みに、秋葉山神社は火防の御利益で有名な神様。
末社はあの秋葉原にもあり、その名前の由来ともなっているらしい。(by ブラタモリ)


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*稜線なんだがなー

想像していたより道沿いの木々が深い。
開通した頃を含め2~3回は通っているんだが、それも30年近くも前の話。
当時は小さな木ばかりで、周りの眺めが素晴らしく良かった印象しか無い。


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*やっと開けたところに出る

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*高圧線のお陰で下界が望める…林道東側の眺め

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*あとは、こんな道とか

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*こんな道が続く

酷い勾配も無く、1.5車線が淡々と続く。
バイクや車の通行もそれなりに有り、かつ狭いので対向車には気を付けないといけない。


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*西側に開けた広場から

ここまで来れば愛知県も遠くは無いのだが、流石に見えないか…

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*長い舗装林道です

キツいアプローチを登ってしまえば上は天国な天竜スーパー林道。
しかしながら、かつてのロングダートの面影は微塵も無く、故にマイセロー君でも難なく通れてしまう。

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*たまにですがこんな感じで山も見えます


・山住峠

唯一の補給所かな?

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*山上の交差点、左方面は水窪ダムへの林道の続きですが通行止め中

稜線を走る天竜スーパー林道と、県道389号との十字路に山住神社があります。

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*鹿、多いんだろうなー

また、昔語りになりますが…
かの家康公が信玄と戦い破れた時、1騎で逃げ帰り鞍ツボに脱糞した…
確か昔来たときそんな解説板が在ったような気がするんだが、見当たらない。
ここじゃーなかったかな?


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*交差点少し手前に神社と茶店

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*山住神社山門

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*神代杉とまでは行かないが、相当な歳を経ている

この神社に何故か来たかったんですが、巨木以外は覚えている雰囲気とは違う?
記憶もいい加減、ヤレヤレ…


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*あちこちに巨木

神社にお参りご挨拶。
門前の茶店で山芋串差し田楽を食す、素朴で旨し。

実は昼時だが昼飯まだ。
おまけに標高1300m前後なのでそれなりに寒い。
なので田楽にむしゃぶりつき、気が付けば写真も無し (^^ゞ


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*スーパー林道から県道389号で水窪方面に下ります

山を下りればストンと水窪市街。

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*市街を抜ける昔の道だぁ

飯田線を抜ければ国道152号線に合流。

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*山肌にJR飯田線の架線が見える

こんな山中でJRとの邂逅が意外。
もっとも秘境駅で有名な飯田線ですから不思議もないか…

飯田線は愛知の豊橋から出発し一旦静岡県に入り、また愛知県に戻るそぶりを見せながらスルッと長野県に入るという、渓谷渡り歩きみたいな山岳鉄道的で実に趣味MAXな路線。
1回は乗ってみたいものですが…それなりの時間が無いと無理かな。


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*下からR362~天竜スーパー林道~山住峠~水窪市街~R152by カシミール)

長くなったので(その3)に続く~

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