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カテゴリー「ミュージアム」の記事

2016年9月23日 (金)

復活なのか(その1)

この夏は本格的な家族旅行に行けなかったこともあり、夏休1日の残あり…
そんなこともあってか、なんと今年2回目の1泊、お許しがでました~(T_T)


・北へ帰ろう

産地が北海道なためか、北方は「帰る」が合っている、と自分的には思っている。

行くならあそこしかないな…と、 3年前に行きそびれていた 山形方面が脳裏をよぎったりする訳です。

しかしながら、遠いぞ450Kmオーバー。
…なんですが、千載一遇というのはこういう状況を云うんだろう。

とにかく、ここは行動あるのみ。
春秋ジャケットとテントを急遽(サイレントモード?発動)購入。

春秋ジャケットは通勤にも使用中のRS太一君がヨレて来た関係で買い替え。
例によってクシタニのエクスプローラジャケット。

テントは、モンベルのムーンライト(久しぶりだヨ、涙)のⅡ。
昔の思い出に浸かりたいだけなのか?…とにかく慣れ親しんだ野宿旅復活の狼煙になれば良いんだけどなー。

ジャケットもテントも、また機会があればレポしたいとこです。

例によって、仕事の都合で前日怪しくなりましたが、ムリムリに勘弁してもらい…
心に棘みたいに道中刺さりっぱなしでしたが、イザ出発!


朝6時前に外環道に。
最早、通勤というか産業関係の車両が動き出してる外環道から東北道へ。

蓮田PAで身の回り再チェック、寒いし。


Imgp2955
*芭蕉の歌碑

行き先を暗示するかのような、芭蕉旅立ちの歌碑の前にたまたま停車。
そう、酒田行ったんだよな…


Imgp2960
*朝の東北道の下り

連休の前日とはいえ平日の下り、たいして混んでません。

Imgp2967
*稲穂の緑が両側に目立つように…

埼玉の産業地帯を抜け、稲田が目立つ郊外に出れば、あとはひたすら陸奥への道を行くのみ。

Imgp2988
*走り易っ

今回、セロー君初のキャンプ仕様。
フィールドシートバックに収まるかどうか不安がありましたが、いろいろ切り詰め、さらに初めてバッグのエクステンション(ジッパーオープン横拡張)実施の結果なんとか納めることができた。

それにしても、パニアバック系がないんで、相当嵩高になってしまい安定性に危機感すらあったんだが、それも杞憂でした。

走り始めには前輪の接地感が減っていて相当に違和感があったけど、ひとたび走行状態にはいれば安定する。
特に高速域で安定している。。。???

原因として考えられるのが、フロントフォーク改修で前のピッチングが減っていること。
リアショックの本来の設定荷重(恐らく二人乗り)に近づいたこと。
パワービームの関与も忘れてはいけない。
だから、重量増だけで獲得された安定性でなはく、複合的な要素によると考えられる。

前車、GL400を凌ぐといったら言い過ぎかもしれないが、思い起こせばGL400は車重(200Kg超)の割にフロント周り(フォーク33Φ)がグニャグニャだった。
そういう意味で、セローの方が車重なりに骨格がシッカリしている。

エンジンの連続で高回転域?を使う高速道ですが、何処までも行けそうな感じに「あのセローが高速で」と、俄かに信じがたい状況である。


Dsc_0010
*上河内SA…サーカス的で怖いなぁ

とにかく見た目のバランスは悪いけど、走っていてレーンチェンジすら割とちゃんと決まる位に収まりが良いんだよね…
難を云えば、前が軽いためなのか何だか不明だが、大袈裟に意識しないと曲がりたがらないくらい直進性が強い。


Dsc_0011
*無事かえる君?

積荷のバランスが崩れなければ問題なし、という事で大谷石のカエル君を撫でて出発。

Imgp3001
*那須地帯?

淡々と50Km走り、次のSAで休憩。
とにかく陽が差さなくては寒い。
一瞬オーバーパンツを持ってこなかったのを後悔。


Dsc_0013
*那須高原SA

那須SAで通り雨、暫し休憩。
ストレスなくここまで来れた。

途中追い越しで、妙な車に挟まれて「ぬふわ」を初めて超えたが恐怖感は左程ではなく、違う車体に乗ってるかの状況に戸惑うのみ。

セロー君てツアラーだったのかもしれない。
この場合GTではないんでカントリーツアラーかな…CTか。
って、まるでハンターカブやシルクロードだね。

とにかく、性格激変な今日のセロー君。


Imgp3025
*東北道で福島県突入

山形に行くとすれば最短ルートでは、この先福島市からR13あたりで米沢に入るか、宮城村田まで行き山形道に入るかなんですが、流石に高速ばかりでは詰まらないんで、郡山で磐越道方面へ。

ふと、このまま東北道を行けば「青森まで陸送」という甘美な囁きが…
そりゃ夢だなぁ。

郡山JCTで220Kmポスト、10時20分位なんで、ここまで4時間半。


Imgp3036
*セロー君初磐越道

磐越道、猪苗代湖高原ICで高速を降りる。

何だか写真は撮りませんでしたが、湖岸沿いのR49は湖と稲穂の対比がきれいで、少し眺めながら回り道。


Imgp3042
*こんなに立派になって…野口英世記念館前を通過

景色を目に焼き付けるだけとして(先は長いし)、磐梯山方面である北へ向きを変えます。
一旦、福島県道7号線に出てから、県道2号線~R459で北上。


Imgp3048
*少しずつ高度が上がり裏磐梯へと

ホテルやペンションなんかがチラホラすれば裏磐梯五色沼エリアです。

・ブラたも

家族旅行でパスされた磐梯山噴火記念館。( 公式HP
念願かなって入場です。


Dsc_0014
*噴火記念館

入場料を払ってイザ暗い空間へ。

磐梯山噴火当日の実況中継のようなジオラマ的なセット?
こりゃー、外観は小奇麗だが中の展示は年季が入ってるゾ。


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*噴火関係は1Fのみ

年季もそうですが、山関係の展示が思っていたほど?ではなく、ややがっかりでした。
磐梯山や会津地方の地質的な成り立ちなんかを模型を使って展示、とかあってもいいのに… 


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*明治の爆発の説明

明治21年のある朝、小磐梯が突如水蒸気爆発で、山体崩壊死傷者多数。

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*猪苗代湖と五色沼の高低差がよくわかるジオラマ

因みに、磐梯山あたりにある断層が東北日本と南西日本をわけ隔てるもう一つの断層である棚倉断層(?)方向に向いているんで、これに関連する展示があるかな、と微かに期待していたんだが片鱗もなし。(そもそも思い違いカモしれない…)

_dsc4750

*地動儀の模型

あとは、地質的な展示ではなく自然や風物など…
気象関係の展示が2Fにあり、その中の一つがこれ。

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*カエルがカワイイ

そんなこんなで1時間近くも見ていたが、火山地質がらみの展示を充実することを切に希望します。

実はこの博物館の向かいに3Dワールドというのもあるんですが、上映物は時間かかるんでパスしました (^^ゞ

ついでですが、受付のおじさん、どこかで見た人だな…と思っていたら、ブラタモリで磐梯山の解説で出てた人のようでした。

「TV見ました」…ミーハー的につい声を掛けてしまい…
「あぁ…ありがとうございます」…
何度もおんなじ応対をして辟易してらっしゃることでしょう。


_dsc4757edit
*更に北へ行きますか

そもそも、セロー君の実力を過小評価していたようです。
キャンプ道具背負って、フーラフラでとても山形県の酒田まではムリ、かなーと半分は思っていた。

なので、裏磐梯の国民休暇村のキャンプ場もリサーチ、平日なら泊まれるはず。

時刻は丁度12時で、残り200Kmと少し。
時間的に一般道ではムリそうですが…工夫すればなんとか行けそうなんで、行きます、酒田

・越えれば山形

噴火記念館はR459に面している。
来た道をやや戻り、福島県道2号線方面に曲がれば、あとは白布峠に挑むのみ。


Imgp3068
*県道2号は左折

桧原湖を左手に眺めつつ行きます。

Imgp3070
*ちょこっと桧原湖

湖が見えなくなれば、ゆるゆると登りに入る。

Imgp3072
*少し寂しい景色と天気

ゆるゆるが終わると、今度はガッとヘアピンの登りでそれなりに急。

タイヤマークもあったりして、今でもそういう峠として有名なんでしょう。
昔は有料(西吾妻スカイバレー)で、たしか頂上に料金所があったような記憶がある。


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*東鉢山七曲の展望所にて

途中、桧原湖が一望できる展望所で一瞬休憩。

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*現在地は北(上)の赤点、景色は南方向き

磐梯山は雲の中。

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*本来であれば磐梯山まで見えるハズ

下界は、遠くに桧原湖、近くに今登ってきたヘアピン。

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*この角度で見れば、荷物もコンパクト

昔来た頃には、というよりこっち方面に来れば絶対通りたくなるほどに面白い…目が逆三角になれるほど楽しいコーナリングが延々と続く峠で、まさに美味しかった記憶がある。

セローで40Km前後でトコトコ登っても、頂上までそんなにかからなかった。
記録を見ればたったの10分位…でした (^^ゞ


Dsc_0017
*頂上白布(しらぶ)峠先の休憩所、ようこそ山形県

標高1410mですが、那須高原からカッパ下を履きっぱなしなんで寒さはそれほど感じない。
下車もせず、先を急ぎます。


Imgp3076
*「ぬぅおぉー」、というより「すぅるー」と抜けていくセロー君

写真はないが、下りながら右手を見れば相当の原生林で人跡の雰囲気がない程で、西吾妻山に連なる森。
一瞬もののけ姫の舞台を思い出した位に隔絶した感じがする。


Imgp3079
*道と山、森だけ

人里は白布温泉から始まる。
以前、家族で入った蕎麦屋さんで昼飯。


Dsc_0018
*そばの産地の蕎麦屋

本当ならザルなんですが、少々寒いんでなめこ蕎麦でした。

時刻は1時過ぎで、先を急がなければ、と気が急く。
やはり一般道は諦めかな。


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*平場に降りれば米沢郊外の山村

そして、この先の記録はしばらくない。
またカメラトラブルというか勘違いというか、ヒューマンエラーかな。


・R13もしくは東北中央道にて

山形県道2号線(福島県道2号からスイッチ)は、県道234号線になり米沢市を西側で巻くようにR121号線に合流する。
暫く北へ向かえば、有料道路の米沢南陽道路の現在の南端である米沢北ICにスポンと入る。

おそらく、このまま一般道、例えば3年前に通った長井白鷹方面廻りだとそれなりに時間がかかるのは明白。
ゆったり走れる道なんで惜しいんですが、気が急いていては意味もない。
なので、できるだけ高速道で時間を稼ぎ出すしかない、という判断。

湯殿山に寄りたいという目的もあるんだが、真っ暗な中設営するのも寂しいものであるのは、何度も経験済み。

因みに、米沢南陽道路だが、現在のところR13のバイパス扱いとのことだが、将来的には東北中央自動車道に組み込まれるらしい。


写真無しなんで、ブログも書きにくいが已む無し…

米沢南陽自動車道は10Kmくらい北の南陽高畠で、もとのR13に放り出される。
それでも高規格幹線道並みに整備されているんで速度的にそれなりで走れる。

南陽市の北側では登坂路となり、両側の山肌にサクランボかブドウのハウスが山肌一面に埋め尽くされ、走りながらパノラマ宜しく壮観な景色が望める。

R13で暫く北上ののち、山形市の南郊に達し山形上山ICから再び東北中央道に乗ることができる。

東北中央道はこの先の山形道(宮城から酒田)と文字通りクロスする山形JCTに至る。
目的地は酒田なんで、当然山形道にダブルトランペット型ジャンクションで乗り換えます。

一寸行って寒河江IC併設のSAで休憩~。
昼を食べてから85Km、約1時間20分で悪いペースではない、3時前だし。

ここで、車載カメラの確認をすればよかったんだが、ここでも気付かず…


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*素敵な壁画

なんだろう、美しいというか透明感すら感じる色彩の連なり…
上手く表現できないんだが、空と大地と水なんだろうか?


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*キレイな褶曲地層を見ているかのようです

因みに、寒河江SAのソフトはハズレではなく美味かった。
ソフトクリームは割と好きなんで、良くトライするんですが、たいてい賭けです。

この寒河江SAのすぐ裏?に、3年前に投宿した旅籠屋寒河江店がある。
で、その隣には入りそびれた日帰り温泉があるんだが…またの機会 (^^ゞ

さて、更に山形道で西北の酒田方面に進めば、ずんずんと山中に入る。


Dsc_0019
*月山湖PAにて

この先の月山ICで山形道は一旦終わりでR112に合流する。
周りの山はと見れば、それこそ白布峠北側の原生林と同じで、急峻で人を寄せ付けない感じである。

さて、20年近く前に訪れたのが湯殿山。
神妙な感じが印象的であった事もあり、今回も参拝することに。

神社手前まで2Km位の有料道路で行き、そこからバスに乗り換えなんだが、当時はバイクはそのまま行かせてくれた記憶がある。

と、今回は有料道路入口のおじさんに聞けばそういう事実はない、とのこと。
???(以前の特別扱いの部分が20年過ぎ忘れていて、この段階では合点がいってない)

最近ツキに見放されているようで、ココでもカミサマに見放されたか…
時間も4時過ぎなんで、無理しても時間的に肝心の設営が面倒になることも考えられる。

…諦めてパス…が、已む無しの判断。
それでも、そういう星回りかと、肩を落とすこと夥しいが、とにかくR112に戻る。

一息つこうと、セロー君を道端に寄せれて、ふと車載のWG-3を見ると動作している節がない。
えっ…と、チェックすれば、既にバッテリーが切れているじゃありませんか…

ナンタルチア(古い)、湯殿山に見捨てられ、カメラにまでも。

沈んでいてもしゃーないんで、とりあえず気を取り直して予備バッテリーに交換。
恐らく、出がけのチェックでは満充電だったが、そのレベルが完全ではなかったという事か?

後は、休憩の度にチェックするしかないかな。
WG-3のタイムラプスは昼間1日なら持つので、過信していたのがいけなかった。
要は米沢郊外から2時間以上お休みだったようです。

ここで、何故か思い出す。
「バイクなら行っていいよ」と言われた記憶が突然…
湯殿山のバイク乗り入れ、あれは特別であったことに。

どれもこれも納得。
運とかツキは大方が自らの意識する部分であったりもするし、単なる因果として考えればそういう事。

ま、大きく困らなければドンマイです。


Imgp3098
*気を取り直して再出発。

R112はこの幹線道以外に、並行して在来道のR112がある。
そちらの方は、高度的に下の方で集落があるようです。


Imgp3099
*もうすぐ山形道

やっと山形道に復帰。
急ぎたいんですが対面なんでそれはそれなりに…


Imgp3102
*酒田の空かな

鶴岡市街を右に見て、やや高めを走る山形道で酒田に近づいていく。

Imgp3105
*鶴岡ICまであとわずか

酒田まで行くと、行き過ぎなのと、小イベントがあるんで、鶴岡ICで下り、あとは一般道。

Imgp3106
*鶴岡ICを出たところ

R7から再びR112に入り庄内空港方面に向かう。

Imgp3107
*R112、羽越本線をまたぐ

そして、ここいらでメーターが29,999Kmとなりました。

Dsc_00202
*29999 (車載時計は別に電波時計があるんで未調整)

いよいよ大台。
しかも遠隔地…

そして、30,000Km達成 (^^)/


Dsc_0022
*山形道のガード下

こういうタイミングはコントロールしにくいが、良しよしOK。

Dsc_0021
*30000

時刻は4時半、こうもしていられない。
ガソリン補給に食料調達。

そして、今夜の宿である庄内夕日の丘オートキャンプ場ですが、平日なんで空いていると思ったのと、確信的にここまで来られなかった場合もあるんで予約はしていない。

まー、今や人気のある所になっちゃったから、連休前日でひょっとしたらダメかもね。


Imgp3117
*県道38号線を北へ

飛行場が見えてきたら右から黒い大きな鳥が…

いや、本物だ、アプローチ…着陸態勢だー

15年ぶりの思い出のキャンプ場の入口に達すると、ほぼ同時にANAが降りてきた訳です。


・夕日の丘

キャンプ場にはそれなりに先客さんがいましたが、まだまだ空いています
陽のあるうちに着いてよかった。


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*とうちゃこ

人馬ともに頑張りました。

_dsc4769
*500Kmお疲れさま

隣の先客に軽く会釈して、幕営~
…なんですが、今日この日のために買ったムーンライトⅡは袋も開けていない。

モンベル吉祥寺店の人が、内容確認していたから大丈夫だと思う……でした。

ムーンライトは初代のⅠ(故)、2代目のⅢ(故)、それとこのあいだも家族キャンプでお世話になったⅤの3種類を使っているんですが、4種類目だなー。

なので、Ⅱであれ当然にスルスルと張り終わるわけです。
もっとも、ムーンライト故に誰にでも簡単ですが…(^-^;

よく見れば細かなところに改良の跡がみられるんで、その姿勢が製品としての安心感でもある。


Dsc_00232edit
*15年待ち望んでいた、この景色が…欲しかった。

とにかく疲れていますが、嬉しくて軽い興奮状態です。

「素敵で稀有なロケーションのキャンプ場に居ること」

たったこれだけの事なのに、なんて遠かったんだろう。(実際距離的に遠いが)

15年の年月は必然的に他の事に費やしてきたんだが…
これからも来られるのだろうか…


Dsc_00242
*僅かにANAの垂直尾翼が…

庄内夕日の丘オートキャンプ場は、庄内空港に隣接したロケーション。

15年前のこと。
たしか雑誌で知ったのがこのキャンプ場。

当時は、ほぼ毎年のように東北に出かけていて、1泊目は関越新潟経由で羽黒山のキャンプ場、2泊目は秋田乳頭温泉がパターンだった。

飛行場際ということで、寄ってみたらやたらロケーションが良くて、バイクも芝地まで乗り入れることができる。

森のキャンプ場もいいけれど、何よりもこの開放感が最高です。


_dsc4767201609162
*キャンプサイト前面には、滑走路が

西へ向くと、先ほどのANAの尾翼が見える。
その先には残照に照らされた日本海が…


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* … (T_T)

場内にはアルコール自販機が無いんで、ビールの買い出しに近くのセブンに行って帰って来たら、先ほどのANA機が出発の模様。

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*風向きにもよりますが目の前でターン

羽田便の1日4往復だそうです。
機材は737とA320の何れか。


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*ジェット音GO

Dsc_4780
*日本海に向け飛び立つ、すぐに左旋回

見送れば、東に月が…

_dsc4784
*庄内平野に上る月

さてと…

セロー君でここまで来ることが最大のミッションでした。

したがって、荷物もパニアバックもない状態の最低限装備で…
という言い訳もありますが、そもそもキャンプで何か工夫して食べたいなどとは微塵も思わない人種なんで、昔通りにレトルトカレーと湯煎のごはんとビールのみ。

一応缶詰なんかも調達してありましたが、開ける必要もありませんでした。

思わず口から出た言葉は「自由だ」のひとこと。

一晩という瞬間ですが、自分にとってはありがたい一時です。


Dsc_00252
*寂しそうですが、何故か豊かでもある

今まで、一人行動は殆ど出来ませんでしたが、なんだか気が付けばある程度ならば行けそうな状況になりつつある。

実感が少ないが、そういうことらしい。


<白布峠から庄内夕日の丘までの行程略図 by GoogleMap>
Sirabushyounai_2
大きな地図で見る

その晩は、仕事の心配事も多少脳裏をよぎりましたが、お隣さんちの焼き肉の焼ける音や話し声を聞きながらでも、すとんと眠りに落ちたのは言うまでもありません。

(本日の走行距離 503Km)

2016年6月 6日 (月)

探訪の旅に出たものの(その3)

ツーレポ復帰です (^^ゞ
ですが、未だ中央構造線の只中。


・みかぶ海台

博物館の向こう正面にある山の稜線に走る道が気になる。
何かと思えば夕立神展望台に至る鳥倉林道。


_dsc4485
*見えますかね林道

集落を抜け、道はジグザグに登っていくが、相当上の方にも民家があり少々驚く。
最後の民家も過ぎ、あとは舗装林道が山肌を進んでいく。


Imgp2323
*走りやすい道です

頂上というか、林道の途中なんですが、南アルプスをバァーンと見通すことができる地点が夕立神。

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*パノラマ公園…?

午後も遅いので西は見通しが悪いが東はまずまずで、確かにパノラマではある。
が、公園といっても都市部の公園とは相当違う。

_dsc4501
*頂上?の東屋にて

標高1,620mの公園…下からは約800mの標高差。

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*向こうに南アルプス、手前が三波川みかぶ帯の緑色岩

この先も道は続いているが、もちろん今日はここまで。

_dsc4489
*セローに合っている景色

ロケーション的に、カモシカにぴったり。
このまま、山梨側まで抜けられれば面白いんですが、そりゃー実現不可能な話。


_dsc4486
*ちょっとだけの南アルプス

ややガスっているが、良い眺め。
それでも午前中だったら、と思うことしきり。


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*夕立神の緑色岩

この林道の切通しに緑色岩の露頭がある。

_dsc4494
*遥か南方からやってきた…ロマンだねぇ

遠い昔、太平洋にあった台地がプレート運動により日本の原型にぶつかり、こすり付けるように帯状に残った、のかな?

群馬県の御荷鉾に因み「みかぶ海台」と云う。


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*キレイな薄緑

何かの節理のようなクラック。


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*「毎日の通勤がウソのよう」って言ってるみたい

この先、いくらか舗装路が続きキャンプ場もあるんですが、潮時なんで下山~

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*元来た道を戻ります…

ふもとに降りれば、案内板と不思議な店が目に入る。

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*大鹿村大河原地区(博物館のあたり)の案内板

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*鹿食人?

最初、何?と思ったが、見れば映画「大鹿村騒動記」の舞台を残したとのこと。

原田芳雄の遺作といえば判りやすいかも。(大鹿村騒動記  YouTube


そういう映画があることはなんとなく知っていたが、ここ大鹿村が正に舞台であるとは…迂闊にも全く気付かなかった… (´▽`)


・飯田へ

陽が長いとはいえ、5時近くになってきたので宿泊予定地の飯田に向かいます。

Imgp2360
*地蔵峠に向け南へ

R152沿いには、中央構造線関連の見どころがまだまだあり、所々で停まるもんだから中々進まない。

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*これが入り口とは(安康露頭)

気が付かなくて、少し通り過ぎた安康露頭。
ほんとにここが入り口か疑わしい感じでしたが、プリウスの先客さんが居たんでなんとか判った次第。

R152から露頭までは、少し川沿いを歩きます。
ですが、一部崩れていて足元相当注意、って観光地じゃないなー。


_dsc4505
*これが中央構造線…ってどれ?

川沿いの向こう側に妙な模様。

_dsc4510
*右側でした

黒い縦筋近くが中央構造線、とのこと。

_dsc4507
*案内板はシッカリ…記述からすると元は国道沿いにあった?

プリウスの先客さんがいました。

何か手をかざしていて、不思議さん?


邪魔しちゃ悪いかなと思い、軽く挨拶して、対岸を写真に納めたら、そそくさと撤収。
それにしても、ここもゼロ磁場なんでしょうかネ?


Imgp2360
*R152は続くよ…1.5車線というより1.3車線位かも

続くよと、思いきや途中(峠)寸断で、国道152号線は未だ開通してない。
実のところ地蔵峠からは林道蛇洞線で先に繋がっている訳です。

因みに、峠で大鹿村とはお別れし、上村に入る。


Imgp2377
*地蔵峠の南はR152ではありません

この林道、R152と言われれば気が付かないくらいのイイ道なのに、林道である不思議さ。

_dsc4512
*また出たよ

地蔵峠の下り途中に、露頭ではなく構造線の活動の跡。

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*地表のズレ、判ります…か?(露頭はここから見えない)

上の写真で、M型の真ん中の窪みから左下へ構造線が伸びている。

_dsc4513
*説明板はいいんだけど、現地までが危険過ぎて近づけない

ここも安康露頭と同じで、現地に近づきにくい…真剣に危ないと思う。
過去には行けたようなんだが、崩れたのかな。
ムリして行っても助けが来ない可能性も…ロープが要る位ワイルド。


Imgp2386
*中々R152に合流できません

更に下ると、またもや解説版あり。


_dsc4515
*またまた、です

_dsc4516
*崩れてきているんでもうわからん現場

構造線の風化した地質から、現場の維持は難しそうです。


さて、日も沈みかけてきたんで、先を急ぎます。

R152に再び合流して直ぐに、R474三遠南信自動車道とのアンダーパスに出くわす。

ここから、高規格幹線国道の恩恵で、飯田までの近道ワープ。


Imgp2391
*三遠南信の矢筈トンネル

将来は有料道路になるそうなんですが、何時の事やら、どこにつながるのやら…
確か、繋がっていないが南の方では新東名に接続されているところから、新東名~中央道(飯田)っていう感じなのか?

矢筈トンネルを抜けると同時に三遠南信も終点、喬木村となる。


Imgp2396
*喬木村への下り

昔の同僚の出身地だったんで、覚えていた喬木村。

Dsc_0661
*喬木村の路傍で休憩

退職して帰郷したんだが、この辺なのかな?

Imgp2403
*気は急くものの見知らぬ土地では駒も進まず

Imgp2405
*あぁ陽が沈む(飯田市内)

Imgp2407
*街場のバイパス(4車線)は何処でも似ている

今日の宿は、ルートイン飯田。
ルートイン初投宿ですが、フツーのビジホ。

夕食は近所の吉牛でささっとすませ、部屋でビールでお疲れさん、おやすみなさい。。。 

<大鹿村中央構造線博物館から飯田市までの行程略図 by GoogleMap>
Oosikaiida
大きな地図で見る

次回(その4)やっと2日目編に続きます(^^ゞ
(本日の走行距離 323Km ) 

2016年5月29日 (日)

探訪の旅に出たものの(その2)

たいして理解出来ていないんで何なんですが、ムリして博物館解説の巻きです (^^ゞ
興味のない方は読み飛ばしてくださいネ。


・石が語る博物館

全国に数か所あるジオパークの中でも、そのものの上にある施設としては、たぶん最右翼の長野県大鹿村の中央構造線博物館。

そもそも「村営」であること自体、意気込みとして凄い。 (公式HP

_dsc4431
*外観(東面)、手間の石たちが壮観

なんだか、建物前に石、石、石…の岩石園。

何だかなー、と思えば、大鹿村での実際の配置で展示している凝りようで、しかも村内から集めた175点の標本。 

さて、中央構造線とは何か?
単なる地質的な境界というだけではなく、数千万年からのプレート運動で海溝から地中に引き込まれた海底堆積物が、陸側に剥ぎ取られ残った部分の累積的な地質の連続であり、それが状況に応じ地表に現れていると見ることができる。


2億年以上前の三畳紀から2000万年前にかけて…といえば恐竜時代からの時代ですが、そのころ大陸の淵にあった日本列島の原型の足元?に、現代とは違う方向のプレート運動に伴い、横ずれしながら付加し、その長い活動期間の間に様々な地層を層状に重ねていった。

言葉で書こうとするとこんな塩梅で上手い説明になりません。
とにかく、日本列島の経歴書のようなものであり、その成り立ち、解明の手がかりになっている訳です。

_dsc4445
*概ね中央構造線を構成する地質帯に応じた岩石が村内に存在している

太平洋側が比較的新しい地層であり、これに対して列島中央寄りに火山に影響を受けた古い地層があるとのこと。

構成される様々な地質の発生起源の違いもあるが、その状況により、地底で高圧高温に晒されたり、またその程度の違いにより様々に変成(変質)した岩石になる。

火山性の岩石に接触したり、接近したりすれば当然晒される温度は違うし、それが長期間ですから変化も相当のもの。

それでは、岩石園の雰囲気だけですが…


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*外帯(太平洋側)の四万十帯岩石たち

四国の四万十の名から取られた四万十帯ですが、本州内陸から見れば一番太平洋寄り外側。
色は様々ですが、南アルプス赤石岳の赤は、この四万十帯の赤色チャート由来だそうです。


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*秩父帯岩石たち

次に位置するのは、関東者には身近な秩父帯ですが、遠く四国までたどることができます。

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*三波川・みかぶ帯岩石たち

その次は三波川・みかぶ帯。
みかぶは群馬県の御荷鉾林道の「みかぼ」のことで、緑色の石が多いのが特徴です。

ここまでが、中央構造線の外帯と呼ばれる太平洋寄り。
この外帯と、この先の内帯とでは岩石として相当違うものになります。


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*中央構造線に見立てたコンクリートブロック

ここでは中央のコンクリートブロックを境に、内帯と外帯に分けて実際の配置をまねて展示しています。

このブロックを中央構造線と見るわけですが、断層的な活動を行っていたのは遥か昔で、今は殆ど古傷のような感じらしいです。


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*内帯(内陸側)の領家帯岩石たち

中央構造線の北(西)側に位置する領家帯は外帯の地層より古く、火山由来の岩石が多い。

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*東西に長い中央構造線は南アルプスに沿うように南北方向に向きを変えています

全体的には東西方向の中央構造線ですが、南信州(このあたり)では南アルプスの造山運動=フィリピン海プレートの動きの影響により、方向が南北になっています。
要は国道152号線は概ねこれに沿っている、粋な?酷道だったんですねぇ…


石ばかり見ていても、実のところ何か判る訳でもなく、むしろ些かノックアウト気味。

なので、やっとこさですが館内に。
とりあえず、面倒なもののクシタニブーツを脱いで、スリッパに履き替え…!?


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*うぉ…MTLなスリッパ

何時もネットでお世話?になっている学芸員の先生はご不在、残念。
受付の新採?のお姉さんに入館料500円を払い、欲しかった資料を少々購入。

因みに、自分はここが目的地なんで、全く問題ありませんが、ついでに来た人にはやや高値な入館料かも。(マニアックなんで寄らんか~)

さーて、ワンダーランド?に突入です (^^ゞ



内部は、セミナールーム、研究室、視聴覚室があり、肝心の展示室は左程広くはない。

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*展示室はこれだけですが、初心者には十二分でした(^^ゞ

石だけ見ても理解はできませんが、展示パネルと併せ見て、やっと何とか意味が…な感じです。

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*展示室中央に岩石園のカラーと同じ地質模型

地質帯のカラーは、岩石園・展示室のカーペット・地質模型とどれも統一してあります。

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*よくある電動ギミックですが、地層の向きが立っているのが判る

中央構造線の地層はプレートの沈降なりに緩く北に傾斜しているのが多いらしいんだが、この辺りでは地層が直立~西に覆いかぶさるような状況から、フィリピン海プレートのプレッシャーが相当強いことが判る。

これ以上の知ったかぶりは、さしたる意味も無いので、以下館内の展示パネルを御覧下さい (^-^;


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*列島の誕生と中央構造線

そもそもは大陸から何故か離れた断片が、やがて合体隆起し日本列島になった。
日本海側には大陸由来の地質が残存しており、また太平洋側では海洋性の堆積物由来の地質が縁に折り重なっている。


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*でき方

その折り重なった地層が中央構造線沿いに西南日本の太平洋側を覆っている。

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*中央構造線としては特異な南アルプス周辺

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*ねじ曲がり、まくれ上がる地層は地質の序列からすると事実なんでしょう(スゴイ)

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*露頭ばかりじゃありませんからね

そもそもは平坦な地形だったのが、構造線付近は地質が脆く浸食され易いため、削られ谷あいの地形となり、押されて隆起し今に至っている。

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*領家帯の花こう岩(みかげ石)ができた頃

内帯の領家帯は御影石などが多く、当然火成岩なんで火山やマグマ関係。

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*領家帯と三波川帯の生成の違い

MTL沿いの領家帯では、地殻変動によるプレッシャーによりマイロナイトと呼ばれる、引き伸ばされた岩石が多く見られる。(写真撮り忘れ)

たぶん、鉄でいえば鍛流線のように感じで組成の長短方向が明瞭になるのかな。

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*鹿塩マイロナイトの大露頭(中央部の茶色)

この博物館の裏山の大きく崩れたところが、そのマイロナイトの大きな露頭なんですが、崩れる=風化しているということですから、相当脆いんでしょう。

実際、昭和36年の伊那地方を襲った集中豪雨でこうなったんですが(かなり犠牲者が出た)、その結果マイロナイトの大露頭となった。


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*MTL九州側

今回の熊本地震でも中央構造線への影響みたいなことも囁かれていますが、九州中央では、その存在が良く解っていないらしい。
何故か、内帯に相当する地層が見当たらないとのこと。

九州は火の国なんで、なんとなく本州四国とは違うとは思えるんだが、実のところどうなんでしょうか?


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*MTLこのあたりと、関東地方

中央構造線の南信州から関東山地との繋がりは不明な点が多く、想像の域を出ていないのか点線状況。

関東地方では寄居から八王子を結んだあたりの山際ラインで構造は見えなくなります。

平野部地下では3,000mくらいドーンと落ち込んでいるらしい。


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*関東平野の下では

ということは、その上に地表面まで堆積物が溜まっている。
それは硬くない地質であることは想像できるし、地震の際に揺れが収まりにくいことからも理解できる。

研究の成果として、ある日解釈が変わることもあったりするのが当たり前の世界ですが、だからこそ積み重ねた探求の結果がココに在るのかな、と思えます。



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*窓の外にはGNSS観測点

ふと窓の外を見れば、国土地理院のGNSS(GPS)観測点=電子基準点がある。

列島の中央に位置するんで、よく引き合いに出される点でもあったような気がする。


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*オマケ…赤石岳の赤のチャートは海岸や河原の色んな所で目にする

大鹿村中央構造線博物館はフィールドにある断片的な資料を、大系的に判りやすく展示しており、そのコンパクトさからか博物館というより、理科室的な施設です。

村営の博物館ではありますが、只中的ロケーション故かジオパークの中心的な感じがしたのは錯覚じゃないと思います。

(興味本位で勉強不足故、ムリムリな紹介ですみませんでした…)

・裏にはろくべん館

いくら興味があるからと言ったって2時間もいれば、浅学すぎる徒には取りあえず十分。

入館券が共通なんで、お隣の施設に寄ってみることに。



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*小学校?

真裏というか奥にある「ろくべん館」。 (公式HP

因みに、この建物と中央構造線博物館の僅か数10mの間に中央構造線が走っている…露頭じゃないんで直に見えませんが…とのこと。



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*その由来…民具から

江戸時代からの村歌舞伎を見る際に、ろくべんを色々入れて持っていくピクニックバスケットみたいなものなんでしょうか。

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*木造の割とモダーンな造り

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*やはり林業だよね

むかしの構造物の主要部材は「木」ですから、当然盛んだったことでしょう。

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*タテミナカタノミコト伝説

諏訪の神様ですが、もとはと言えば出雲神。
大和系のタケミカズチとの争いから逃れ、諏訪に入る前に、このあたりに暫く居たという伝承。


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*南北朝の頃…宗良親王

室町時代の頃、高貴な方がいらっしゃる。

南朝方として信濃の宮を大鹿に建てたとある位ですから、色々な意味で良いところだったんでしょう。


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*大鹿村歌舞伎の由来

どうも、日本古来の歌舞音曲には興味がないんですが、なんでこの山奥に、という不思議はある訳です。

相当盛んらしく、映画の題材になったくらい(大鹿村騒動記、見ていませんが)。

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*ごはんちょーだーいにゃー(ろくべん館の門番)

田舎の猫は、大抵恐ろしくキレイで…
見て目の周りなんか、歌舞伎役者みたいにキリっ。


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*村立2館を出れば…目の前の稜線近くに林道が見える

さて、今日は飯田で泊まり (^^)/

時間もあるんで、目の前のあの山(夕立神展望台方面)登ってからにしようかな。

次回はツーレポに戻ります m(__)m

2016年5月22日 (日)

探訪の旅に出たものの(その1)

ある日突然の代休取得…
ややムリな状況ながらも、後のことは気にせず出れるなら出よう!


・念願のツーリング

ツーリングに行くことが稀有になってから、非日常に突入することに意味が更にあったりするのかと思いきや、最近はそうでもなかったりする。

というのも、その代償は少なくないことと、既に自分は変質していて一人旅向きではなかったりする事実も関係している。

やっと行けるんでハッピーなハズなのに、なんだか思いだけが先行していた?訳で、冒頭から下り気味⤵


とりあえず、目的地は長野県大鹿村の中央構造線博物館などの探訪、1泊ツーリング。
構想2年目にして、やっと行けます。


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*中央道だぜぃ…スピードは出ませんが

そんな訳で、久々の朝6時前に出発だが、高まる期待もないことに戸惑いつつ、セロー君による初中央道行き。

流れが速いのでは?
の心配もあったが、登り調子なんで全体に左程の速度ではない。

もっとも、遅い車をパスするために、アクセル開度100%の壁に2回ほどぶち当たる。(前車GLだったら死んでいるゾ)
もちろん、のぼり坂なんで法定速度内ですが…


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*談合で休憩の図

やっとこ、談合坂SAにたどり着いたら、バイクだらけ。
しかも凄いのが多くて、最近のバイク乗りは金持ち?多いなー
なんて卑屈な感心 (^^ゞ


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*ツーリングのイベント?

ひょっとしたら、バイク増えてきてるのかもね。

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*天井板外した後の笹子は怖い(付いていても怖いが…)

笹子を抜ければ甲府盆地。
高速道も平坦で、淡々と90~95Kmで行くんですが…


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*この辺りは走りやすい

SA単位で休憩すれば、セローでも問題ない具合の走り易さ。

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*サビ?マフラー(双葉SAにて)

双葉SAでの休憩は、例によって座り込んで携行食。
エキゾーストパイプの変色が目に入る。

この変色は錆化安定被膜じゃなかろうかとも思える。
ジャリジャリガビガビのよくあるサビではなく、薄っすら粉をふくような不思議な表面。

それでも、斑のようにあちこちに本物の錆が出てきている。
基本、穴が開かなきゃいいんだけど、SUSに交換したい思いもあったりするのを思い出す。


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*いよいよ高原への登り

中央道全体に登り傾向で比較的小さいRが多い山岳的高速なんで、セローではキツイかなと思っていたが、小淵沢の登坂でも特に問題なかった。

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*中央道最高地点を過ぎたあたり?

諏訪南ICで中央道とお別れし、R20を経てR152に入ります。

・久方のR152

全盛期?は数年に1回は通っていた国道152号線。

ココから、秋葉山神社、水窪ダムや天竜スーパー林道、それこそ大井川あたりまで、素敵なコースの数珠つなぎ。

それでも足の短いセロー君なんで、東海回りで組むと、見たいところもゆっくり見られない。
なので、2日目は初日のコースで帰還するピストン計画。


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*杖突峠近くの休憩ビューポイントもお馴染みの景色

ココからしばらくでピークとなるが、この杖突峠自体フォッサマグナ(糸魚川静岡構造線)の西側の大断層(南壁)の一部だったりするんで急坂になっている訳です。


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*峠を過ぎればゆるゆると南へ下る

峠を越えれば、地形は南へ傾斜しているものの緩やかで、先ほどの戦闘的な登りと違い平和に流せます。

暫く行けば、高遠町(伊那市)の市街地にスポンと入る訳です。



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*ほら、あれが高遠の街

休憩がてらに桜で有名な城跡を散策。

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*高遠城跡公園は緑々

天守はありませんが、石垣の上は桜の木でいっぱい。
もちろん時期は過ぎているんで、新緑だけですが、これもまた良し。


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*美和湖(ダム)の登り

さて、ダムを横目にさらに南下。

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*もうすぐ峠

快適な2車線国道R152は、1.5~1車線の酷道に変わり、グリグリ登る。

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*分杭峠から北方面とゼロ磁場の案内板

分杭峠に着く前から、妙なバス乗り場があったりで、あぁアレかな…
最近有名になった「ゼロ磁場」の場所そのものが、この峠。

先入観ですが、なんだかミーハー的な匂いがするんで、やめようとも思ったものの、せっかくだから正体を見てやろう、ということにしました。


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*少し通り過ぎて戻って停車

駐車場が無い、というか足りないんで、相当手前に駐車場を設け、そこからマイクロバスで峠までご案内、ということです。
が、バイクなんで御覧の有様… (^^ゞ


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*こんな具合

マイクロバスの転回場と、その客待ちスペースでそれなりの広さはあるんですが、一番のスポットはここから100m山道を下ったところにあります。

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*これが本来的な案内板
(赤が中央構造線、北部はフォッサマグナで諏訪湖分ずれている)


それにしても、始まりはTV(たけしの番組か何か)で紹介されてからブレークしたとかで、その前は、西日本を貫く中央構造線が通過する地質学的な場所位の、マイナーな場所だったんでしょうか…

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*パワースポット だそうです

地質的な力のかかり方が、ゼロ磁場の発生要因的な理解でいいのか判りませんが、そうだとすれば、断層など地質を異にする境界で起きやすい気もします。
が、とにかく行ってみなけりゃわからない。


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*あらま、驚いた

一寸、異様な景色。
というか、あそこで座っていれば、何かしら感じるのかな?


一応試したものの、ここのところ相当お疲れ状況なんで、感的なものが弱まっていたからかもしれないが、鬼太郎のアンテナみたいにビシビシ感じる所はなかった。

それでも、落ち着ける場所(周りに人が居なければ尚の事)という意味では間違いなく、枝葉を揺らす空気の流れや鳥のさえずりも実に良い感じ。


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*一見普通の森

何故か足の裏から、何か来るのか抜けていくのか、じわーっとした感じが、昔行った湯殿山みたいな気もする。
やはり何かあるのかな?

何だか、いつも感じる周りの存在感みたいなものが、無存在のようにスカスカ?不思議な感じ…変な空虚感が感じれた…ような気もするし…気のせいかな??

予備知識がほとんどない状況だったんで、むしろ良かったのかもしれない。
本当は手のひらをかざす?と何か感じられ易いそうなんだとか…(後で知った)


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*止めてはイカン、とは言われなかったが状況によっては「×」なんでしょう

施設運営に経費は付き物なんで、幾らかの協力金を寄付して、峠を後にします。

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*次のポイントへ向け峠を降る

さあ、いよいよ大鹿村だ。

・大鹿村

分杭峠から南へ少し走れば、中央構造線の今日2つ目のポイントに至る。

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*北川露頭の駐車場

北川露頭は、埋没気味の中央構造線を直に見られる数少ない場所の一つ。

構造線といえば断層的にズバット切断されていて、そんなのが延々と続くかのような錯覚もあったんだが、断層は力と力のせめぎあいの場所。

つまりは地質的にグシャグシャになっていたり、その付近も同様なんで崩れたり埋まったりし易く、地上に姿を現すのが珍しかったりする訳です。


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*こんな標本のようなのが目に触れる場所にあるなんて偶然的

駐車場から5分ほど、牧場的な林を抜けると崖裏に案内板。

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*右の灰色と左の茶色の境目が西南島弧の割れ目、上の看板は前の写真の裏面

がけ下まで降りてみて「ワァーオ」。

こんなに明確に色や雰囲気が違うのは、身近では宅造の盛土のとこ位しか思い浮かばない。
それでも、あえて言われなけりゃ何だか判らない、かも。


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*どっちもグサグサの砂利

ザックリ言えば、九州のあたりから顔を出し、関東平野では地下3,000mまで潜り込む、地質の連続体が中央構造線。(略してMTLという)

途中で幾らか不明な点もあるらしい。
まー、ミルフィーユみたいのが折りたたまれて上下反転や、ねじれたり浸食で消失したりで、場所場所でそんな要素を加味されながら繋がっている。

そんな事実の断片を想像で補っていく仕事が世の中にはある、ということなんだなー。(少し羨ましいかも)


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*北が下方向、大鹿村の案内板

さーて、腹も減る時刻なんで、村の中心地まで降ります。
(大鹿村公式サイト


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*暫くは1.5車線

何処が中心地か判りませんが、それらしき観光案内所の売店兼食堂でジビエカレーを頂く。
そもそもがシカ肉食べた記憶が無いので何とも言えないが、癖のないフツーカレーでした (^^ゞ


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*南アルプス方面を望む、小渋川の先には赤石岳かな

R152が小渋川を渡る橋の上(旧道)にて左右を見れば、遠目は効かない天気なれど、良い感じです。

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*正面の山がS36年に大崩れを起こした山、左隅に中央構造線博物館


<中央道原ICから大鹿村までの行程略図 by GoogleMap>
Suwaoosika
大きな地図で見る

次回(その2)博物館編に続きます。

2014年2月15日 (土)

ゴビ砂漠の…

またもや約束?のイベント、大恐竜展(^^ゞ
そろそろ終わっちゃうので祭日に行ってきました。

ほんとは違う目的だったんだけど…


・混みこみでもないけど

行く途中のセブンで券をGet。
こうすると現地での券買い(今日は)20分がスルーできて、入場待ちの20分のみ。
本当は前売り券を買えばいいのだが、計画性が無いので…

因みに、科博の特別展で20分は短いほう…です。


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*まだいい方

今回は(も)「大恐竜展」ゴビ砂漠の驚異と題して、文字通りモンゴルのゴビ砂漠で発掘された化石中心に展示されていて、通常はレプリカの骨格展示が多いのだが、今回はほとんど本物らしい。

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*割と有名な草食恐竜VS肉食恐竜の格闘まんま化石

何時ものように人の頭ばかり見ているようで、なかなか展示物にもたどり着けませんが、最近慣れました。(なんだかなー)

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*パラサウロロフス…間近ではでかいです

幕張の「~恐竜博~」と違い科博の展示スペースはコンパクトなので、全てがキツキツですが、そこは科博。
もうひとつのお楽しみ常設展もあるし…


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*鳥類の亜種?たちを見上げる、げっ歯類?の子孫たち

ゴビ砂漠は当時恐竜たちが棲める環境、水辺があったのかな?
こんな肉食恐竜も居たみたいだし…


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*タルボサウルスの美しい頭骨

出口には肉食のツヨソーなタルボと、ミュージアムショップが口を開けて待っています。
財布の中身を少々食われましたが…無事生還?


そんな訳でか、常設展の現代の生き物たちを見ると(剥製ですが)少しホッとします。


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*不思議な公園?みたい

フーコーの振子もいつもどおりに拝んで?いきます。

科博はついでに寄った筈だったのだが、やはりメインになってしまいました。


・本当は…

本当のメインは、ヤツの立体工作物?が東京都美術館の公立学校美術展覧会に出ている、というので上野まで来た次第。

勿論小学校の部の展示ですが、それなりに親馬鹿なのでうれしいもの。

作品は卵から生まれた異世界の生物達?ということなんだけど…なんで選ばれたのか不思議。

恥ずかしいので、流石に写真は無しです…


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*上野の〆は西郷さん…ていうか

廊下の下ガラス越しに鯉が泳いでいた聚楽のあった場所は、それなりの専門店街に変身。
親に連れられて来た昔を知る身からすれば寂しい限り…

山手線ガード下で、やっぱり聚楽のラーメンを食べて本日(2/11)完了ー。

2013年5月 8日 (水)

旅とは…

連休後半は、動物王国に行ったり、カミさんの実家に行ったり、科博に行ってきたりと家族サービスに大忙し。

・科博

科博といえば、言わずと知れた国立の科学博物館のこと。

広大であり多岐に渡る展示物は文字どおり時間が経つのを忘れさせてくれるし、必ず足も棒になる。

前に行くことを約束していたので、特別展は何かも調べず行った。(常設でも十分堪能できるしね)

いつもながら、やや高いなー、と思う入場料を家族分支払い入場~

中に入ってから
関野さんのことなんだと気付く。
関野さんとは関野吉晴氏のことで、たまにTVでやっていた、まさに「グレートジャーニー人類の旅」が心柱。


もともと放映の時には、あまり食指が動かなくてTVは見なかったのだが…
展示物は一部ショッキングなものもあるが、まーそれなりにで人類の移動足跡を南米からアフリカまで辿り、所々の人々との邂逅に繋がる。

その出会いが短い物語で展示物の脇に掲げられている。
ウルウルものもあったりで、自分的にはこれが良かった。

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*こんな感じの物語が…

そういえば少し前に、テレビでナイナイ岡村君が猿人の復元モデルになった、というのは見た記憶があり、それが今回のグレートジャ-ニーのゴールにいる猿人3人家族。

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*アファール岡村猿人家族 ここから人類の旅が始まる…

DNAがどうこうという科学的な展示ではなく、全体に物語的な構成。

印象に残ったのがLife is a Journeyと題した3D?映像。
短くてよくまとまっていて、そうだよねー、みたいな妙な嬉しさがある映像。

今ここにいること、そのことが旅であり、到達点であり経過地でもある。
どこにも行かなくても、偉大な先人たちの生活が今の我々に繋がっている。

これも、監修者の一人である関野氏の行動があって、説得力を感じられるような気もする。

ちょっと、良いものに出会った感じがしました。

休日なので相変わらず混んでいて、細かい展示を全て見ることが出来なかったのは残念。

・そして

特別展を見た後は、言わずと知れた常設展巡り。

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*爬虫類と哺乳類

見ました、午後5時までみっちり。
半日で全館制覇達成は、今までにないこと。
大抵は根気が続かないのだが…(細かく見るには1日あっても無理です)

カミさん途中離脱。自分は最後の方は座っていることが多くなる。

しかし、ヤツは走り回っているし…正にLife is a Journey

2010年6月13日 (日)

大哺乳類展・・・!?

やっと行ってきました!上野の科博。

入場に40分待ち・・・

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いました、みんなこっちを見ているような。

剥製なのに迫力あります。

でも・・・確かにいっぱい哺乳類が・・・

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周りはごらんの有様で、解説も読めないし、連れとははぐれるし・・・

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いつもながらですが、こんなことなら平日に行けば・・・って休み取れないか。

詳しくは・・・