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2019年12月 6日 (金)

静岡の山中(その2)

静岡の大井川が流れる山中で、腹ごしらえも済んで宿営地に戻る。
見上げれば星がいっぱい見える…うーん、どうでしょう?


・星がいっぱい…なのか?

満天の星空の一角、もしくはそれなりの範囲を写した写真を星景(星野)写真といいます。
キャンプ仕様でツーリングする際は、大抵この機材を装備してきますが、年1のキャンプで過去役に立ったことはありませんでした…

時刻は19時前後、気温は…10度くらいだったか (^^ゞ


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*見づらいですが機器構成 

足回りはスリックの小型三脚ミニプロ7。
これの自由雲台をやや大きめ?の同社のSBH-280に換装します。
その上で、ビクセンの星空雲台ポラリエを据えつけ、そのポラリエの赤経体にはミニプロ7から外した自由雲台SBH-150を取付け、これを介しカメラ(D610)を乗せる。
ポラリエのアクセサリーシューにポーラメーター(簡易な傾斜計・方位磁石)を取付け、角度は概ね35度とする。
北極星の導入は…極軸望遠鏡を持ってないんで、方位磁石で軸を概ね北に向ける。

この構成で、河原にでて適当なところに水平に据え、試し撮りで露出を決める。
感度は安心な3200、シャッタースピードはバルブと思ったが、レリーズ忘れで30秒固定。
絞りはf4.0か5.6、レンズは古いNikkor28mmのf3.5。


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*八木キャンプ場の夜

適当な極軸導入ですが、広角28mmで露出時間が長くなければ多分問題ないはず。
ピントはD610の液晶をライブ表示にして拡大で確認。

まー、やや酔っているということもあり、細かい作業したくないというのが本音。
この緩さが丁度いい塩梅 (^^ゞ



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*東の空 (ISO3200 34秒 f4.0) 

画面中程やや上側に薄い島みたいな楕円の靄がM31アンドロメダ。


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*露出が足りない…クリックして拡大しないと判りにくい (ISO3200 30秒 f4.0)

天頂がそんなに開けていないからか、結果的にはM31~はくちょう座辺りばかりを撮っていた。

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*はくちょう座と航法灯 (ISO3200 30秒 f5.6)

出来は???
が、銀河と星雲などが少しでも写っていればシアワセ。
そもそも星や星座の位置や名前は僅かしか判らん程度の万年にわかマニア。
自分的には、これでいいのだ (^^)/


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*M31~銀河-はくちょう座 (ISO3200 30秒 f4.0)

1時間近くは色々といじってました。
ポラリエ買ってから既に3年程経過なのに、ここまで使った(気がした)のは初めて。

福島のいわきでも試しで何回か使いましたが、浜通りは比較的空が明るく、状況がここまで良くはありませんでした。
ここの星空はいい塩梅で、その気にさせてくれます。

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*もう1枚 (ISO3200 30秒 f4.0)

8時過ぎには体も冷えてきたんで…さぁ寝ようか。

夜中の12時過ぎにトイレに起きた際 (^^ゞ
見上げれば、先ほどの星空の比ではない位に満天に降る様な、とよく言われる程に落ちてきそうな星の眺め。
少ないとはいえ付近の人家の明かりが途絶えたことも関係あるんでしょうか、黒の度合いと星の輝きの対比が凄かった。

でも、ポラリエを据えるには根性が足りない…明日はいっぱい走らないといけないし…
寒いので再び寝るだけ(残念!)。

・R362から県道263へ

翌朝、6時位に起床。
キャンプ場の朝はどんな時も清々しい。

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*撤収前

気温は7度、やや寒し。
前日買っておいたパンとインスタントコーヒーの朝食は定番~
このマッタリ感というか雰囲気がステキです。


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*気温は7度、リフェの電圧はいつも高めの13V(エンジン始動前)

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*キャンプ場前面は大井川を挟んで直ぐ山

撤収は8時過ぎ。

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*パッキング状況

管理人さんが朝の掃除に来たので、世間話と挨拶でお別れです。

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*キャンプ場の先には茶畑や家屋が点在

さて、今日の行程は…
真っ直ぐ元来た東名で帰るか、それとも中央構造線沿いに諏訪方面~中央道経由か…
勿論、中央道でしょ?
って、距離と超える峠の数は生半可ではないんだが、そんな面白いルートを堪能しなけりゃ「とおくに行きたい」自分的にはウソだよね (^^ゞ


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*森と茶畑の端正な道

キャンプ場から少し走れば、昨日来た県道77号に出られます。

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*静岡県道77号

トンネルを抜ければ千頭の町。

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*大井川鐵道井川線の踏切

千頭駅手前、踏切は井川ダムに向かう井川線。
てっきりナローゲージだと思ってましたが、普通の狭軌のようです。


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*トーマスだぁ(黒いのはヒロ、奥の黄緑はパーシー(^^ゞ)

大井川鐵道本線の終点千頭(せんず)駅。
トーマスで売り出し中、ガンバレ!

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*道をはさんで大井川

昨夜の八木キャンプ場から左程下ってないのに、川幅が広い。

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*再びR362

鐵道と大井川に沿い下るR362。

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*国道は山に入るR362と川沿いに行くR473に分かれる

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*R362西側の始まり

大井川から離れると、くねくね道は少しづつ高度を上げる。

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*開けたところに出ました

横を見ればこんな感じ。

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*これです、この景色

山の茶畑。
この先、こんな天空な感じが所々に在るはず。

と、少し行けば分岐点。


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*県道263への分岐看板

事前に分かっていたことですが、この先R362は工事通行止め。

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*しばらくの期間、通行止めらしい

左脇の県道で先に向かうことにしますが、眺めが良いので一寸休憩。

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*振り返れば…

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*隙間無く茶の畝

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*天空の茶の国で一休み

ホント、お茶でも飲みたいところですが、残念ながら付近にお店はありません。

ここから県道263号を西に20Km程進めば、R362に復帰できるエスケープルートになる。
なので国道が当分通行止めでも困らないのかも。


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*県道263入り口~

それにしても、この道もコーナリング天国でした。
集落と茶畑と山林を結ぶように延々と網の目のような道が、これでもかという位に続き、かつ分岐していたりで、ラビリンスな処でもある。

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*標高が下がるにつれ森の中


地元車らしきヤマハの125ccに抜かれても、セロー君はマイペース。
荷物満載ですからね~

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*県道の大半は快適ルートでした

この県道263の後半は、国道362よりずっと走り易すかった。

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*先に見える橋がR362、これを右折し北上

一旦R362に復帰してから、天竜スーパー林道を目指します。

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*ちょこっとR362 

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*右からR362から県道263へ、再びR362に出て天竜スーパー林道へ(by カシミール)

・天竜スーパー林道から山住峠へ

R362を北へ向け走れば、左手に天竜スーパー林道の入り口なんですが、名前からは想像出来ない程の普通の道でした。

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*おや?

通行止め!
だが、良く見れば山住峠の先、水窪(みさくぼ)ダム方面が通行止めとのこと。
スーパー林道の後半1/3位が行けないが、山住神社まで行って水窪の市街に降りれるんで、基本的には通れるということ。

スーパー林道から何百メートルも下の水窪ダムを見下ろしたのは、20代の頃でこの林道が開通したばかりの頃。
今回はその絶景がお預けとういことだが致し方なし。

通りかかった土地の方にも確かめ、山住峠を目指す。


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*結構な登り

天竜スーパー林道はその殆どが稜線上。
なので、林道に上がるまでのアプローチはそれなりの勾配でウネウネと続く。


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*このアプローチ結構長かった

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*このT字路突き当たりがスーパー林道、ここを右折

登り切れば、天竜スーパー林道。
左が秋葉山神社方面、右が山住神社・水窪ダム方面。

因みに、秋葉山神社は火防の御利益で有名な神様。
末社はあの秋葉原にもあり、その名前の由来ともなっているらしい。(by ブラタモリ)


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*稜線なんだがなー

想像していたより道沿いの木々が深い。
開通した頃を含め2~3回は通っているんだが、それも30年近くも前の話。
当時は小さな木ばかりで、周りの眺めが素晴らしく良かった印象しか無い。


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*やっと開けたところに出る

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*高圧線のお陰で下界が望める…林道東側の眺め

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*あとは、こんな道とか

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*こんな道が続く

酷い勾配も無く、1.5車線が淡々と続く。
バイクや車の通行もそれなりに有り、かつ狭いので対向車には気を付けないといけない。


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*西側に開けた広場から

ここまで来れば愛知県も遠くは無いのだが、流石に見えないか…

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*長い舗装林道です

キツいアプローチを登ってしまえば上は天国な天竜スーパー林道。
しかしながら、かつてのロングダートの面影は微塵も無く、故にマイセロー君でも難なく通れてしまう。

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*たまにですがこんな感じで山も見えます


・山住峠

唯一の補給所かな?

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*山上の交差点、左方面は水窪ダムへの林道の続きですが通行止め中

稜線を走る天竜スーパー林道と、県道389号との十字路に山住神社があります。

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*鹿、多いんだろうなー

また、昔語りになりますが…
かの家康公が信玄と戦い破れた時、1騎で逃げ帰り鞍ツボに脱糞した…
確か昔来たときそんな解説板が在ったような気がするんだが、見当たらない。
ここじゃーなかったかな?


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*交差点少し手前に神社と茶店

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*山住神社山門

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*神代杉とまでは行かないが、相当な歳を経ている

この神社に何故か来たかったんですが、巨木以外は覚えている雰囲気とは違う?
記憶もいい加減、ヤレヤレ…


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*あちこちに巨木

神社にお参りご挨拶。
門前の茶店で山芋串差し田楽を食す、素朴で旨し。

実は昼時だが昼飯まだ。
おまけに標高1300m前後なのでそれなりに寒い。
なので田楽にむしゃぶりつき、気が付けば写真も無し (^^ゞ


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*スーパー林道から県道389号で水窪方面に下ります

山を下りればストンと水窪市街。

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*市街を抜ける昔の道だぁ

飯田線を抜ければ国道152号線に合流。

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*山肌にJR飯田線の架線が見える

こんな山中でJRとの邂逅が意外。
もっとも秘境駅で有名な飯田線ですから不思議もないか…

飯田線は愛知の豊橋から出発し一旦静岡県に入り、また愛知県に戻るそぶりを見せながらスルッと長野県に入るという、渓谷渡り歩きみたいな山岳鉄道的で実に趣味MAXな路線。
1回は乗ってみたいものですが…それなりの時間が無いと無理かな。


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*下からR362~天竜スーパー林道~山住峠~水窪市街~R152by カシミール)

長くなったので(その3)に続く~

2019年11月20日 (水)

静岡の山中

考えてみれば今年は一度もムーンライト2を持ち出していない。
年いち位は使わんと、裏地のポリウレタンがベタつくんで出かけますかね。

・新東名へ

11月ともなれば朝晩の寒さが個人的には限界。
今年の長めのツーリング(1泊)は2回目ですが、これで打ち止め。

目的地は幾つかある行きたかった処のひとつである国道362号あたりの山の中。
R362は静岡県清水から山中に入り、一旦大井川~大井川鉄道辺りに沿い、再び山中に入り浜松に到る全線日本の山里なルート。

それこそバイクに乗り始めた頃から、わざわざ4~5回位は通った道。
曲線半径も一定では無いブラインドコーナーが多い、実にトリッキーでドッキリな楽しい道です(^^ゞ

そんな道に出向くのも、20数年ぶり位。
毎度ですが、歳
故の思い出トレース作業の一環です。

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*東名東京料金所の出た所

目的地までは300Kmないんで遅出。
のんびり東名にのり、途中集中工事での渋滞に嵌まったり…

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*大井松田手前

ダブルルートの一方は通行止めで、橋の大規模な修繕工事を敢行中。
橋も、そーとーくたびれてるんでしょうね。

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*案内看板の先にほら…白いお姿

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*今度はしっかり見えた(^^)/
(左下に見えるルートが通行止め工事真っ最中)


御殿場手前辺りから快適なペース。
そして、御殿場の先のJCTで新東名にスイッチ。


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*新東名は車線も空も広いぞ

ホントに走り易いみちです。
120Km/hで流れている様なら選びませんが、そんなに速い車も目立たない。
大型トラックの後ろに付いてけば問題ない程度です。


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*ステキなSA

この駿河湾沼津SAは、他に類を見ないほどの眺望SA。
1年前に来たときは曇天でしたが、その眺めに感動したものです。


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*サイコーです

この上島珈琲店のソフトが絶品、そして景色も駿河湾から伊豆半島が…

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*逆光ですが輝きがキレイ

今回撮影に持ち出したのはD610+40数年前のOLDレンズ(28mmF3.5)。
同じ28mmのF1.8ナノクリは大きさの関係もあり、小ぶりなF3.5を選んだ次第。
写真的には、
大きく拡大しなければ左程問題ないと思う。

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*再び本線上(新富士IC)

この先の清水SAでも休憩を想定していたんだが、気が付けば通過~。
クシタニのコヒー券あったのに残念。

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*どこだか判らない山中の高速道、左側は車線拡幅工事中

新東名は本来3車線で設計されているのに、無駄な支出とかの批判で暫定2車線供用。
それが、10年待たずに3車線化工事で余計な改造費が…何たることか。

慢性キャパオーバーの東名高速のリリーフ役として計画された故に山間部を走ることとなり、そのため構造物のコストが嵩むなどで批判を浴びたとのこと。
現代社会に道路(運輸機能=コスト)は必要、文明開化以前に戻る覚悟が無いなら尚のこと仕方が無いと思うんですが。

逆に構造物を作れば作るほど維持管理費などで後世に負債を残す訳ですから、進むも引くもままならないのが文明社会。
それでも、作った以上は旨くバランス取りながら未来に繋げていってもらいたいものです。


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*静岡SAにて

静岡SAで休憩、そして…


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*このSAも廻りは山々

入り損ねた清水SA同様に山の上にある静岡SA。

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*ここもオシャレなお店が多い…ガンダム専門店だぁ

このSAはスマートインター併設。
すぐ近くには
R362が走っているので、ここで新東名とはお別れ。

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*東名から新東名へ…青い線が経路 (by カシミール)

・R362

懐かしの362に到れば、相当に心躍るものがあるんですが10数年の歳月は如何に。

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*静岡側のアプローチは河川沿い

安倍川の支流の藁科川の左岸を暫く行きます。

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*国道は右折

R362の途中に右折路あり。
後はひたすら、山の上を目指し登り、そして川根本(かわねほん)町に下るコース。

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*お世辞にも2車線とは言い難い…

相変わらずの狭く曲がりくねった峠道ではあるが…
若い頃来た記憶では、もっと激しい感じで、それはもう終わりが訪れないのではないか、と思われるほどの連続コーナー。

今回は大したことない、というか普通より長いかな的でやや拍子抜けな感じもする。

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*暗い林間を行く国道362号

過去の記憶は、乗り手が未熟な時期(若い頃)故の印象だったのかもしれない。
そもそも昔よりは走行速度が低くなっており、逆にサラッと楽に走れてしまう。
地元の早い車(商用車)に迫られれば先に行ってもらうんだが、セロー君ではキャンプ道具を積むと登りが辛いから…
だが、それもまた一つのセローな使い方というか…でかいカブ?

ここR362ではコーナー2速でも失速しそうな処が数カ所在ったりで、やはりソレなりの酷道でした。


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*峠と覚しきところにて(杉尾はなのき休憩展望所 標高733m)

当然過去にはこういう施設はなかったと思うんだが、東に開けていて眺望良し。

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*遠くに富士山の頭が見えます

富士までは遠いが見える、近くの山々も重なる稜線と相まって良い味出してます。

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*ここは2車線

峠を越えれば改良された部分が目立つ。
昔との大きな相違点か。

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*所々に旧来の1.5車線アリ

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*静岡スマートインターからR362で川根本へ (by カシミール)


・八木キャンプ場

R362の東半分を下りきれば、大井川鉄道本線の終着駅の千頭。

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*大井川沿いの県道を上流方向へ

宿泊地は川根本町千頭の町から少し大井川を遡った八木というところ。

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*八木キャンプ場

とうちゃこ、です。

休前日故、先着は1名様のみ。
そんな状況ですから、管理人さん不在につき電話連絡。
5分ほどで事務所を開けて頂き手続き、バイクは千円。


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*幕営~

ロケーションは大井川沿い、1段上がった護岸の上がキャンプ場。
山間なので日が速く陰ります、川の音も台風の影響が去っていないためか相当のもの。
でも、感じとして悪くない。
明日土曜日は80張の予約とのこと、11月の初旬とはいえ既に朝夕は寒いのに人気なんですねココ。

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*河原(大井川)の向かいは山、手前の河原も最盛期はテント村なのかも

因みに大井川もこの辺りまで来ると川幅も相当に狭まり、河口での大河という感じではない。
もっとも、今書いていてあれが大井川だったと気が付く始末で…他の川の支流かと思っていた。


誤算だったのはゴミ持ち帰りのきまり。
只でさえ荷物満載なので、食って少しでも減らしたいところ。
どーしたものか?


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*河原から

救いは近くに日帰り温泉が在るということ。
覚悟を決め?自炊は取りやめ、外食だー


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*河原を歩き行けば温泉もりのいずみに着きます

因みに、帰りは真の暗闇で河原歩きは諦めました…怖かった~

温泉はほぼ貸し切り状態。

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*その名もライダー丼 (^^ゞ

こんなんありました、旨かったです。
ネームからすれば夏場は相当ライダーが訪れるんでしょうかね。


そんな訳でキャンプ地に戻れば寝るだけかと思いきや、満点の星空が…
             (本日の走行距離225Km その2へ続く予定)

2019年9月13日 (金)

宮城へ(その2)

ビジホの朝は…惰眠をむさぼり遅いのが常でございます (>_<)
1泊なので既に帰る日です…(今回も長いのでご容赦下さい)

・遠い奈良

そりゃー朝食付きですから、しっかり食べてしっかり出して…(^^ゞ
最終日ですがしっかり楽しみますとも。


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*ビジホの窓に映るは2日目出発の準備

本日の第一目標は滞在地の名前ともなっている「多賀城」に向かいます。
城趾に何があるのか殆ど予備知識もありませんが、近所に史跡があるのに行かないのもどうか?ということで急遽決定。

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*何処にでもある住宅地…全国どこに行っても住居の雰囲気は変らないんでしょうな

宿から北へ少し走っただけで城址に着きました。

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*小高い丘の上が城址公園(右手奥)、左奥の空地が駐車場

セロー君を留め、丘を巻くように辿っていけば…

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*なにやら案内パネルだらけ…

ぽっかり空いた丘の上の空間にパネル展示だらけ。
 
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*配置図

先ずは、全体配置図を見れば、真ん中の丸囲みが城址のうちの政庁跡。(外側の歪な四角が本来の城址)
赤いラインが南門正面からの通路(南北大路)があったところ。

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*判りにくいので模型

丘の上のであっても、もう少し平坦なところを選べばよさそうなのに、政庁の周りを囲む築地塀は勾配なりに両脇に垂れ下がっているのが不思議。

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*手前は南門跡、中央奥の1段高い部分が政庁の正殿基壇

基壇などの配置状況がわかる段階まで復元されている。
規模は大きく違えども、30数年前の奈良の平城宮跡に訪れた時は復元南門を除きこんな感じだったのを思い出す。


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*基壇

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*復元ではなくイラストで

奈良では文化庁の力でモリモリ復元建物が出来てきてますが、未だ東北までにはその力が及ばない?
というか、地元の自力復元のようです。
もっとも、なんでも公費で建物を復元すれば良いものなのか

復元すれば維持管理に相当の経費が掛かることを考えると、基壇だけであっても良いし、取りあえず建物を想像の目で見るのも悪くはないとも思います。


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*基壇上の礎石の列

こういった政庁や国分寺などの建て方は、奈良を手本とした全国共通版だったんでしょう。

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*大和朝廷と蝦夷(ヤマトから見れば)の勢力圏の変遷

ジワジワと北上する同化政策?
蝦夷(縄文の文化を継ぐ人々?)とヤマトは普段は交易、たまに動乱?…
想像ですが、生活文化が違うとはいえ年中戦っているというのも不自然ですしね…

ヤマトの中の人にも、東北に根を下ろす人々もいたりで、徐々に交わっていったのかな?
これは、ここに限ったことでは無く、弥生系と縄文系の交わりは九州から千年以上の時間をかけ、東北までやってきたと考えることも出来る。

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*さらに写真パネル

空中写真では政庁跡から伸びる南北大路が見えるが、これが実際は相当の坂なので驚く。

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*政庁の変遷ー1

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*政庁の変遷-2

多賀城市の多賀城というのは奈良時代に陸奥国の国府であり朝廷の対蝦夷前線基地的だった様です。
前線、中核であった時期を過ぎ、藤原三代の頃からか重心が他へ移っていったということなんでしょう。


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*南北大路の跡

何やら工事中ですが南北大路の復元?

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*駐車場前には管理棟…パンフレット在りました

全体的には史跡公園で案内も地味でしたが、今後は更に整備されるのかもしれません。
期待して良いのか判りませんが、出来れば直近に案内施設があるといいんですが…
(帰路の都合でパスした、東北歴史博物館がやや離れた所にありますが、それがそうなのかも?)

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*この案内が割とわかりやすいかも 

そうこうしているうちに他府県ナンバー…関西や中京圏の車がやって来たりする。

歴史マニア的には陸奥の重心のような聖地なのかもしれません。

また、後で知ったことですが、官であり歌人の大伴家持(万葉集編者)の終焉の地が多賀城ということらしい。
仕事とはいえ奈良の都から遙々ココまで来て勤め、そして最後を迎えたというのも、相当の地位まで栄達した人のことを想像すれば、やや寂しいものが感じられます。


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*殆ど見える範囲は多賀城の領域、画面奥遠くに先ほどいた政庁へ至る斜面が見える

遠い奈良の平城宮跡公園を思い出しながら多賀城跡を見れば、その遠さにも関わらず繋がりに興味深いものがあります。


・貞山堀の前に…

多賀城を後にし、本来目標である貞山堀に向かいます。

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*今日は迷わないようにスマホナビ
昨日の例を見るまでも無く、市街地走行にはこれしかありません、という事実を受け入れる (^^;) 


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*三陸自動車道の高架下を通り…

南に向かえば、昨日の宿~近隣の仙台アウトレットモールなどを経て港沿いを行く。

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*幾つか橋を渡り

貞山堀は仙台湾沿いに南北に長く、外海の影響を受けない内陸運河として江戸初期から明治期に掛けて整備されたということで、取りあえずTVで見たことのある荒浜地区に向かいます。

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*…あ、あれっ

何か見た記憶が…

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*震災遺構 荒浜小学校

この存在を知らず一瞬通り過ぎようとしたんですが、ひょっとして…と思い引き返せば荒浜小。
貞山堀に行く前ですが、震災の跡を展示する施設ですから、これは寄らない訳にはいかないでしょう…

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*うーむ…

当時報道で見ていた記憶なのか、それともNHKの特番なのか見覚えがある校舎。
それにしても、津波の爪痕が8年経過した今でもそこかしこに見られる保存建物...

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*1Fレベルは瓦礫が侵入

もちろん瓦礫の類はありませんが、当の建物を見れば生々しさが伝わってきます。

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*尊徳さんまで

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*破壊の記憶…まさに震災遺構

波に浮かぶ車や家などの漂流物が衝突すれば、当然に物理破壊は免れない。

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*1Fの教室

ただの廃校の教室とは様子が違い、何かに襲われた感じが漂う怖さ。

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*階段壁のクラック(補修跡)

相当の外力が壁に掛かったのか、内側は絵にかいたようなクラック跡。
因みに、外側には一見クラックが見えない。

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*2Fです

海水はここまで上がった…2階ですよ。

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*外に目をやれば太平洋が間近

太平洋までこの距離だと、異変を感じてからでは逃げきれないかもしれない。
なので、高い建物である小学校などへの避難が重要になる。

4階の教室は当時の状況や荒浜地区の記憶が展示されている。


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*この番組がここに招いてくれたのかもしれない

震災前からイナサ…(2006年放映ハイビジョン特集)を見たのは、貞山堀に興味があったから。
いつかあの素敵な堀沿いに自転車で走り切ってみたいという願望があったんだが、叶えることができなかった。
なので、イナサ…が放映されたときは興味深く見たものです。

震災後の荒浜の状況がNHKで特集され、その後も放映される度に見ていた。
ですが、いざ来てみるとリアルを目の当たりにして、「ここがそうなんだ」と感じざる得ない。
当然に聞こえるが、直に見て空気感のようなものを感じなければわからない、説明出来ない感覚…。


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*一見只のジオラマですが…

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*去ってしまった記憶が再現されています(手前が北)

真ん中の水路が貞山堀、集落が荒浜。
こんなに住居があった、これが殆ど流されてしまった。


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*大勢が暮らす豊かな浜だったんだと思う(上が北)

航空写真でも、浜から貞山堀、ここ荒浜小学校まで家並みが続いていた事がわかります。

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*廃校になる際に書かれたであろうメッセージ

よくある廃校メッセージとは違う。

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*このジオラマが…

子供達が作ったのか…荒浜の思い出か、未来予想の模型。
良く見ると、浜沿いには壁のような巨大な防波堤が作られている。
ふるさとを守りたい、という強い想いがこの形になったんだろうか。

生活の記憶、依るべき大切な場所を壊されたくない。
気付けば目頭が熱くなって……


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*状況の再確認 

人の記憶は失われやすいもの。
ましてや居住地から遠く離れた行ったことも見たことも無い場所の出来事とあれば増々風化しやすい。
新しい世代、その先の世代に向けても、事実を伝えていかなければならない、と思う。

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*ここでの避難状況とその後の対応

避難してきた人々の3日間の行動。

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* 床にべたっと寝るしかありません

まだ寒い3月の事、恐ろしさと疲労、辛かっただろうと思います。

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*復興は津波対策を織り込んで行われている様です

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*多段防御で浸水領域の拡大速度を抑制

ハードウェアは立派に整備されても、何故そういう構造や仕組みなのかを先に繋げていくことが、今生きている者の使命なのかもしれない。

「津波」に限っただけでは無く、これが都市部であれば大規模火災など様々な事故や混乱が生じることは想像に難くない。
なので、ここで見たことが非日常であると同時に、日常に起こった事であることを肝に銘じ、災害に備える気持ちを幾らかでもいいから持ち続ける事が「本当の大事」である気がしてならない。


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*屋上からの眺め(東側)

再び太平洋の眺め。
あの波、というか水面が高まってくるという過去の出来事が、TV映像でしかどうしても思い浮かばない。
が、これも見に来た人(自分)のリアルでもある。


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*屋上からの眺め(東北側)

よく見ると、作られた避難の丘が見える。

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*本当にありがとう

想定外の出会いでした。
ここに寄らなければ、ただ単に貞山堀を眺めて終わりだった。
来た人は現実の一端を感じることが出来る施設であると思います。



・荒浜の貞山堀

荒浜小から歩ける距離に在る荒浜地区の貞山堀。

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*来ました貞山堀

貞山掘が運河として作られたのは江戸時代初期、伊達政宗(貞山公)の時代から3度にわたり開削され、塩釜から阿武隈川河口まで50Km近くを連絡していた。
当時の嵩のある物資運搬は舟ですから、荒天時でも安定して運べる運河は画期的だったのではないかと思う。
明治時代に現在の規模となり完成したものの、昭和の頃(戦後)に築港に伴い運河の連続性が一部で途絶えたとのこと。

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*壁高欄と立派な親柱が物語る古式豊かな時代の橋(深沼橋)

流されずに原型を良く止めています。

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*貞山堀(南、荒浜集落跡を望む)

震災前の姿を実際は見ていないので、想像若しくはTVの記憶からすれば両岸に綺麗に家が並んでいたはず。

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*橋の袂に記録の碑

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*振り返れば荒浜小
 
橋から見える荒浜小までは茫漠たる草地ですが、ここにも家並みがあった。

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*太平洋(仙台湾)

浜にでればちらほらと散策する人たちが見られる。

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*南方を望む

写ってはいませんが、すぐ近くに慰霊塔があります。
何人も人が出て、その周りの草むしりとか手入れを行っている…
元の荒浜地区の方々だと思いますが、NHKの番組通りで除草が習慣になっているというか、コミュニティが続いている…
荒浜のアイデンティティーが続いているということに軽い驚きを覚えます。


慰霊碑の前で軽くですが合掌、帰路につきます。


・淡々と帰路

時間があれば、昨日のリベンジで山形境の板谷峠に行けないかな…
などと心のどこかに引っかかっていたものの、時刻は既に11時過ぎ。
これから400Km近く走ることを考えれば無理すべきではない。
なので、
相馬あたりまでは下道、雰囲気など感じながら走りたい思います。

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*復興された閖上(ゆりあげ)地区は建物も僅か

名取川を渡れば閖上地区。
当時の報道でもよくでていた漁港ですが、既に土地はきれいに整備されており…
空間に対し建物が妙に少ないが、正にこれからなのかもしれません。(港には朝市とか在るようです…)

少し探訪しても良かったんですが既に荒浜小で頭が一杯、いろんな意味でこれ以上入らないという有様。
申し訳ないですが先に進みます。

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*青い線が1日目、赤い線が2日目 多賀城~荒浜~閖上(by カシミール)

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*美田園は高架の鉄道(仙台空港に向かう)がある再開発的な街並み

県道10号線(塩釜亘理線)は、ただひたすら南へ向かう。


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*仙台空港をくぐるトンネルへ(県道10号)

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*ひたすら穀倉地帯の岩沼市

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*依然来た時に通った亘(正面方向)から鳥の海(左方)へ向かう分岐点、後ろの高架は常磐道

亘理市街に入る前に県道10号とは別れ県道38号線に曲がります。

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*少しづつ建物が少なくなってくる

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*この辺りは在来道的な感じですが周りの雰囲気もなかなかな感じ

田畑が段々と少なくなり、家屋も見かけなくなれば高まる荒涼感。
こういう感じが凄く好きで、延々と走っていたくなるんだが、変?
(お住まいの方スミマセン)


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*古墳の様な避難の丘

あちこちにちらほら見ることのできる避難の丘の一つに休憩がてら寄ってみました。

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*9mという数字が人生を変える時がある

通路は真っ直ぐ登れる階段と、グルグル回るマイマイ井戸みたいなスロープで構成されている。
それにしても階段のステップが擬木で登りにくいこと夥しい…普通の階段で良いのになぁ。

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*頂上からの眺め(山側を望む)

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*比較的新しい道…復旧された道が多い

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*いやー、果てしない感じがたまりません

道が急に未整備になったと思ったら宮城・福島県境でしたが、その先ですぐに改修道路になる。
県境などで良くあるパターンで、どちらかの整備が追いついていないのかな?

車も殆ど通らないので…と思っていると後ろから速い車が…油断大敵です (^^ゞ


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*新地火力発電所

東北電力系のようです。
実はたいして地図も見ず南に走っていた。
土地勘ゼロなのでこの時は原町火力かな?あれ?とも思っていた (^^ゞ

なので、高速に入るんべーと慌てて海沿いを離れ山方面へ。


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*相馬と思っていたが、あれっ?(R113)

もう帰るだけなので、地図見ないモード。
せっかく遠くまで来たんだから、立ち止まり調べるべきであった。
今頃の反省。


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*新地ICから常磐道に乗った

乗った後に気付く、1区間早すぎたと…
だが東京まで遠いことを考えると(時間的体力的)、まぁ仕方ない。

昼飯と休憩でSAに入る。


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*立派な南相馬鹿島SA(カデッセかしま)

結構な人出でした。

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*南相馬の案内板

いろいろ見どころがあるようですが、ON高速ではどうしょうもない。
市街地の様子も見たいし…機会を整えてまた来たいものです。


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*おぅよく来たな、式なお出迎え

なかなかにリアルな相馬野馬追人形さん。

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*で、皆さんレストランに…

SAを後にすれば、いよいよフクイチの近くを通ります。
て、見えるほど近くはないですが…

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*行く手には放射線の強さを示す装置

双葉、大熊町あたりは帰還困難区域上なのでバイクでは一般道を走れない。
高速道が南北の唯一移動ルートとなる。

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*たぶん避難困難区域辺り?

高速道の下を見ても、何がどう違うのか判りません。

線量的には通過する位なら全く問題ないレベルと聞くが、一つ南の富岡・楢葉町に入ると正直少しホッとする。
ここもリアルだし、かつライブな所。

そんな中でフクイチで廃炉作業に当っている人たちには、本当に頭が下がります。


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*割と高いところを走ります…いわき市

いわき市は何時も行く所ですが、北から入るのは初めてです。


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*閖上~いわき(常磐道)…(by カシミール)

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*ここで降りればハワイアンズ

明後日は車で再びここを通る予定。
いわき市まで家族連れなんですが、だからか
不思議な感じ。

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*雨ですじゃ

しばらく通り雨の中を行く、カッパ着る暇なし。

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*日立近辺はトンネルが多い

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*この坂を下れば関東平野

常磐道の特徴と言うほどでもないですが、北から来れば日立の先で急こう配で下る。
堆積した地質である関東平野と、相当に古い地質の山々が東北へと続く境界が、この坂道辺りに存在する。
常磐道が海沿いを行かず山に入るかのルートをとるのも、硬い地質故に平地が少なく致し方ないんだろうなと思ったりする。


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*常磐道…つくば辺りまでは快調

事故か何かで渋滞予告。
進めば進むほど伸びてくるんで、つくばJCTで圏央道へ迂回することにしました。

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*夕日に向かって走る

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*圏央道は続くよグルっと首都圏

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*圏央道の菖蒲PAにて

菖蒲PA(久喜白岡JCT先)ここで仮眠。
圏央道は休憩施設が少なく辛い。
居眠りっぽくなって来たので、30分くらいベンチで仮眠。

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*何だか木星の雲みたいだ

起きたら暗くなっていた (-_-;)
後は関越道まで出て、知ったいつもの道で帰還するのみ。

色々見て感じることが出来た相変わらずの弾丸ツーリングでした。
出来れば2泊したかったなー


(本日の走行距離 426Km 総走行距離2日で853Km、平均燃費33.9Km/ℓ) 

2019年8月30日 (金)

宮城へ

夏真っ盛りで暑くてたまらないので、1泊位で勘弁して下さい (^^ゞ
てな訳で、過去の未消化案件…宮城県辺りに探訪の旅です。(何時も通りのツーレポ長編になります)


・連日の35度超えですが

本当は9月とかもう少し涼しい頃に出かけたいのですが、業務上の懸念も有り出られるときに出ましょう~
で、1泊2日のツーリング。
お題目は、若い頃に行きたかったが何だかんだで先送りしていたら(時間があればモットモット遠くに行っていた…)忘れていた宮城ー山形境の板谷峠とニッカの宮城峡蒸留所、それと貞山堀という運河の宮城県3点セット。

当日は早朝から外環道が渋滞でいきなり一般道に降りるはめになり、しばし外環道直下R298行き。
のっけから雲行きが怪しい。

適当なところで再び外環道に戻り、川口JCTから東北道の人となる。


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*何時も東北道の始まりはココ

蓮田SAの芭蕉の句碑。
こちらに来れば大抵立ち寄ります
ここが現代の奥の細道の出立地であるということで...「行春や 鳥啼く魚の 目に泪」 。

これから長い道のりですから、補給や心身のチェック。
既に気温30度越え (-_-;)

因みに、下りの東北道は何だかワクワク感が高く、みちのくテンションアップな感じ?なので好きな方だったりする。
何時かのように、青森まで行ってみたいという願望で相変わらずのノスタル爺。

さて、この後写真は殆どが本線上の走行目線の連続につきご勘弁の程を…


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*利根川を渡る白いトラス橋を越せば栃木県

お盆前の夏休み期間中ですが、車の量は狂ったように多いという訳でもなく、まあー快適でしょうか。
この時間帯なら走っていれば暑さも左程ではありません。


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*佐野藤岡あたり

そうは言いながら、セロー君の事ですからアクセル7~8割開度。
快適とはいいがたいが、各種改良の結果により車体の直進安定性が岩のように(当社比)ビシッとなったことが救い。

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*上河内SAの無事蛙

この先事故渋滞で1区間通過に1時間近い予告。
アチャー…また降りるかな、この暑さでノロノロは回避すべきですが、ここは迷う。

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*東北新幹線が見えるが…矢板の手前?

結局、矢板で降りることにしました (^^ゞ


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*矢板ICで渋滞エスケープ

降りたのはいいが頼みのR4も超渋滞。
隣の県道30号(旧R4?)にエスケープ。

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*栃木県道30号線

この道、実はよく知っていてリンゴ狩りに家族で訪れる際に通る道。
こういう時、迷わず行けるのが「知った道」。


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*R400にて

一旦、県道30号から国道400号に右折し、渋滞区間の先の東北道に戻るコース。

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*西那須野塩原ICで復帰

1区間でも下道を走れば、高速道の有難みを実感できる。
人の感覚に近い速度感の下道、その対比も面白かったりするんだが…そんなんでは宮城県は遠い。


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*那須IC先あたり

実に夏らしい良い天気、気温も35度近くまで上昇~

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*白河から先は「みちのく」

東北突入~

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*暑いが快調

渋滞もなく調子にのっていたら痛恨のミス。
GSの残りが少ないのに那須高原SAを通過、次は60Km先…

昔はギリギリまで冒険したもんですが、この歳でそれもどうだか。
そもそもFI車の燃欠再始動は大丈夫だったっけ?

で、本日三度目の高速途中下車!
矢吹ICからR4…

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*R4沿い矢吹のGSにて

無事補給を済ませ…

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*しばしR4

なんだか懐かしい感じ。
と言うのも、去年の9月に逆向きで走っているからなんだが…

R4は8Km位僅かに走り、鏡石PA(スマートIC便利!)から再び東北道の人。

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*また東北道に復帰、200Kmの距離標を越えあたり

郡山から福島へと未だ陸奥の入り口福島県。

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*福島国見の登りだー

さて、福島あたりで高速降りて板谷峠を見に行くのが今回の旅の目的第一目標。
…だったんだが、時刻は既に12時半。
高速乗ったり降りたりが祟ったか。
第二目標のニッカの宮城峡蒸留所の見学の最終便は15時半。
時間的に板谷板峠に行けば宮城峡の見学は怪しいぞ、ということが考えられる。

吾妻PAが判断分岐点の手前なので、昼飯兼シンキングタイム。


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*吾妻PAの幸楽苑

本線上の気温34度位だったか…
この暑いのに普通のラーメンを頂く…
って暑さで判断がおかしい。

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*同PAに芭蕉の句碑…東北道には奥の細道の句碑がいくつか設置されているようです

この句碑には「笈も太刀も五月に飾れ紙幟」(おいもたちも さつきにかざれ かみのぼり)
…と刻まれている。

義経弁慶に従った佐藤兄弟の家族を偲ぶ故事を捉えて芭蕉先生が読んだとのことです。
暑いなかですが、この句にも熱いものが宿っています…

で、熟考暫しで板谷
峠はまたのお楽しみとしました。
より遠い宮城峡優先が理に適っているんで、このまま東北道を直進。
(予定では、福島飯坂ICからR13を行くつもりだった)

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*国見SA手前

国見の登りを過ぎれば宮城県。

個人的な東北道濃度の段階説?からすると…
第一弾は白河ICで「これより先みちのく」の案内標識。
第二弾は国見の登り勾配とその先宮城の水管橋。
第三弾は宮城から岩手に掛けての行けども行けどもの穀倉地帯…
第四弾は岩手青森境の東北自動車道最高地点と牛?熊?飛び出し注意の標識。

セロー君で何段階までいけるか判りませんが、行けば行くほどみちのく度は高まりますし、ツーリングの奥行きも深くなる…
あー行きたいもんです。


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*白石IC手前あたり

この辺りを走っていると、左に緑色の大きな水管橋が本線橋梁の脇に目立つ。
先ほどの個人的みちのく濃度二段階目、宮城県に入ったランドマークです。

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*この登りの先に村田JCT

村田JCTで東北道とお別れ。
山形自動車道にスイッチです。


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*山形道ON

ひょっとしたら初めて走っているのか?

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*宮城川崎ICで高速を降りる(今日3回目)

山形道は10Kmほどで降りる。

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*こんなカントリーロードが実に良い

宮城川崎ICからR286を経てR457へ。
秋保を抜けR45へ出る手前で車載カメラがグーラリグーラと舟漕いでいる?
何かが変だ…
良く見れば、ハンドルの取付けクランプボルトが抜け掛かっているではないか!
6mmの六角レンチあったかな…
いや、荷物の下の方か?

などと考えている間に、R45に出て数十メートルで「キン」と金属音と共にカメラがコテンと倒れる。
幸いにもカメラは下に落ちず、また金属音の正体である6mm六角ボルトも歩いて探せばすぐに見つかった。

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*外れて90度傾いた状態でのインターバル撮影作動

ホッとしたものの、さてどの工具を取り出す?
すぐに取り出せるのは、旧セローのツールBOXなんだが、中の六角レンチは5mmまで…

うーむ、ニッカの宮城峡は目と鼻の先、早く行きたいと気は急くばかり…
結局、サイズが足りないレンチに布やビニールを巻いて何とかボルトを回して急場を凌ぐが、当然完全に締めることは適わず仮復旧状態。

時間が気になるのでとにかく出発。



・仙台宮城峡

時間は午後二時半過ぎ。
第一目標を諦めたのは良い読みでした。


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*ニッカ宮城峡蒸留所の入り口はR45沿い

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*正式には仙台工場です

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*遂に来たぜ (^^)/

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*手前左側に僅かに写るのがビジターセンター、正面は多数ある貯蔵庫の一つ

見学は概ね70分。
無料で場内を解説付で案内してもらえるし、最後には試飲コーナーもあったりしますが、運転者は当然駄目。
なので、今回のツーリングの計画段階では、真剣に近くの作並温泉に泊まろうかとも考えたが、1人で泊まるには値段とか前後のコース取りから面倒なんで、今晩の宿は何故か多賀城というところだったりする。


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*ガイドツアーのご案内

30分ほど待って、最終1個前(15時から)の見学となりました。
因みに、ビジターセンターの展示パネルでも蒸留所の内容は判らなくないですが、ウイスキー好きなら説明付で場内を廻れた方が幸せだと思います。

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*宮城峡蒸留所内の配置図

以下のパネル等の写真ですが、ピントが怪しいというか被写界深度が浅くて見づらいモノが多い。
マニュアルレンズ(50㎜F2.0)であったことはさておき、暑い中バーンと長距離走ってきて気が急いていて結果惨敗。
マニュアルは気持ちが落ち着いてから撮りなはれの巻きです (^^;)


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*宮城峡(仙台工場)について


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*ついでと言っては何ですがニッカの原点余市工場

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*ウイスキーの製造工程

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*樽も単純ではない

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*内面を焼くんですね

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*樽もウイスキー製造装置の一つ

さて、ブレンデットウイスキーというのが一般で言うウイスキーなんですが、たまにピュアモルトウイスキーとか聞きます。
これは大麦からのみのウイスキーとなる。

じゃぁブレンデットのブレンドは何かと言うと、概ねトウモロコシからのウイスキー=グレーンウイスキーとのブレンドとなり、所謂スコッチとかのことらしい。(初心者故違っていたらごめんなさい)

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*トウモロコシはグレーンウイスキーの元

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*カフェ式蒸留装置とグレーンウイスキー

このカフェ式というのは、今や世界的にも珍しいとのこと。

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*イギリスから取り寄せた蒸留装置

グレーンウィスキーですが甘くバニラの様ないい香りでした。

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*これがグラスゴーから来たカフェ式蒸留装置(模型)

何だか機械機械な感じで、モルト蒸留に使う優美なポットスチルとは対照的。

原酒の違いの他に、熟成年数もウイスキーの性格を変えていきます。
また、樽による貯蔵年数ですが、ノンエイジといって年数を表記しない安価な物から、例えば12年物とか味も値段も破格となるなど色々。


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*天使が飲んだ分だけ生産量も減るでしょうし、長期熟成に使う貯蔵庫も確保するなど値が上がるのも無理はない

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*左から12年、5年、1年貯蔵

匂いを嗅げるようにディスプレーしてあるんで全部嗅ぎました。
自分感覚ですが、1年物は実に焼酎的な香り、というかスピリッツ=焼酎です。
5年物では普通に嗅ぐウイスキーのそれ、12年物は複雑で甘さのある素敵な味わいたくなるような良い香り。


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*ピントが済みません状態ですが…肩書きの違いは原料や製造の違いということ

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*ポットスチルには2回入る工程

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*ウイスキーの製造で象徴的なこの装置

ビジターセンター入り口にあるポットスチル。


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*朝ドラのマッサンに登場してたそうです。(山崎?余市?)

・場内見学

最初に短い案内ビデオを見てからスタート。
その後、通常は立ち入りできない蒸留所内見学に出発。


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*駐車場から蒸留所の眺め(北向き)

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*このキルンタワーで原料を乾燥させる

これは外から眺めるのみ。
内部はピート(泥炭)を燃料にした乾燥工程が行われるとのこと。

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*キルンタワーの奥にカフェ式蒸留塔が見える(南向き)

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*険しくそびえる正面の山が象徴的な宮城峡

次は、もろみを発酵させる行程が行われる仕込棟。

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*発酵過程は一見単純そうですが、その制御にノウハウがあるようです

さぁ、いよいよ蒸留棟(ポットスチルがある)に来ました。


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*ちょっとワクワク

宮城峡のポットスチルは余市のとは形が違うそうです。(ネックの所の膨らみの有無)

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*2段工程の初段

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*2段目

因みに、しめ縄は創業者マッサンが造酒屋の生まれから来ているとのこと。
大切な蒸留行程であることと…想像ですが、ポットスチル独特の形が注連縄を掛けやすい、蒸留所としての象徴性があることと関連しているからかな?。

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*中の仕組み…フラスコ内にヒーターがあるみたい

製造行程はここまでで、次は貯蔵庫。

施設全体に言えることですが、殆どがレンガ造。
竹鶴政孝がそうあらねばならないと仰った3つのひとつ。
他には、自然の地形に手を加えるべからず、水はその地のものを使うべし…だったかな?

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*やはりの暑さ

ウイスキーの貯蔵庫といえば、涼やかな感じを想像していたけど、まー夏真っ盛りですからね。

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*貯蔵庫内の説明

ここでも貯蔵年数の違いを香りで確認できます。

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*数年後ここから旅立つんですねー

ブレンドは別の工場(柏とか)で行われるとのこと。

さぁ、貯蔵行程の説明が終われば、お楽しみ?
試飲のために直売所へ。

勿論自分は試飲できません。

写真も皆さんが写りすぎでアップできません (^^ゞ

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*直売コーナー

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*素敵なスーパーニッカの瓶の変遷

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*お定りのこんなんもあります

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*いろんな賞を頂いているようです

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*3本も買っちゃった…(^^ゞ

そう、このためにフィールドシートバックの中は半分近く空~
念願かなったニッカ宮城峡蒸留所見学&限定ウィスキーGet。

40年近く前に同じくニッカの余市蒸留所をバイクで訪ねたことがありましたが、今ではどんなんだったか殆ど覚えていません。
ただ、最近晩酌と称して水割りを必ず飲んでおり…血の巡りも悪くなったのを理由に少々嗜むようにしたんですが、歳のお陰か昔と違いウィスキーの芳香や味にも少し目覚め、故に今回の宮城峡蒸留所見学に至った訳です。

原酒が不足している昨今ですが、今後もいろいろな可能性を試してもらいたいニッカさんでした。

・仙台市街~多賀城へ

宮城峡を後にし、一路仙台市内へ。

本日のお宿は仙台市街を抜けた先の多賀城市。
仙台市内だと駐車場の確保が怪しく、例えバイクでも保安的に怖い。
なので比較的空間が取れそうな近郊(多賀城)にした次第です。(値段も少し安いし…)


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*仙台西道路(R48)のトンネル

国道は走っていたら首都高みたいなトンネルを抜けて、いきなり仙台の中心地へ。


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*車が…都会です(R48)

右前方に「白松が最中」の看板。
白松が…と言えば昔は東北本線、今では東北新幹線沿いにある野立看板のアレです。
727化粧品と白松が最中の看板は子供の頃から記憶に焼き付いている逸品?。
因みに、写真の看板の下の建物、白松ビルという店舗で、食事もできるらしいとのこと。

で、この先で曲がるところを間違え何時もの迷走モード。


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*何処走っているのか(県道22号線?)

やはり都会ではカーナビほすい。

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*老眼で地図見ても中々探せないんでスマホ(ファミマの駐車場で…)

やむなく禁断?のスマホ・ナビの使用に踏み切る。
都市部以外なら休みがてらで地図見るのが楽しいんだけど、込入った迷うような街場では意味がない。

タンクバック上にスマホ、宿まで30分以下の距離らしいんでDC接続なし、省電力設定OFF。
相当に遠回りしていたのですが、位置関係が判ってホッとする。
もう勘では駄目か…昔は何とかなったんだけどなー


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*なんとこんな処で出会うとは

車載カメラマウントのボルトを締める六角レンチ、どこかで売ってないもんだろうか…
などと思いながら走っていたら、何と丁度良いことにアストロプロダクツにバッタリ出くわす。

英世さん1人分の六角レンチセット(ショートタイプ片側ボールポイント)をGet。
それにしても、この店ネットではお世話になりますが、実店舗は色々あって目を楽しませることができる。



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*あとチョット

多賀城市の宿にやっと到着。

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*ビジホの窓から

割とサンルート派です。
さて、本日の成果の確認。


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*この3本が今日の成果

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*左から、アップルワイン(宮城峡ラベル)、宮城峡限定ブレンデットウイスキー、そして伊達

伊達は宮城峡のカフェモルトとカフェグレーンのブレンドで、宮城県以外では市場に出ないとのこと。
どちらの素材も宮城峡のカフェ式連続蒸留装置で作られており、この組み合わせは唯一無二であると思われる。
値段も4K近くで、自分的にはウイスキーにココまで払ったことが無い最高金額。

追伸:香りは甘くウッディーで一瞬ジャックダニエルぽいなと…味はキツさは無く甘さと上質な余韻?…表現が素人で申し訳ありませんが、値段なりの素敵さで珍しく二杯目いってしまいました (^^ゞ


因みに、余市+宮城峡モルト(ポットスチル)とカフェグレーンによるブレンドだとスーパーニッカになるらしい。
(アップルワインはかみさんへのお土産(^^;))


Miyagitagajyou
*東北道~山形道~宮城峡蒸留所~仙台市街で迷って、多賀城市(by カシミール)

流石に仙台は遠かったものの、それなりの充実感がありました。
あの調子だったら、盛岡位なら無理ではない気もするが如何に?
(本日の走行距離丁度427Km)

2019年7月 4日 (木)

少しのマッタリ

梅雨時は遠乗りも出来なくて困りもの。
そもそも自由時間も取りにくい状況の相乗効果…で、丸1日は無理。

・抜け出れば…

可使時間は半日。
チョットの息抜きと、山道でトップキャップ(イニシャルアジャスター)の調子を試したくてのミニツーリング。


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*関越ON

半日で行って帰って来られる距離で、出来れば温泉なんぞ入れれば有り難や。

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*高坂SAの交差

なので、秩父辺りまでかな~

相変わらず高速道は安定したもの。
前がオンロード向きと言えるほどに硬いのかもしれないし、後ろのハブベアリング交換による妙な安定感によるのかも。


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*R140で秩父方面へ

関越・花園ICからR140に入る。
R254と合流・分離の後、暫く行けば皆野寄居有料道路(R140BP)の入り口に至る。
長瀞を迂回する高規格幹線道路。
有料だけどワープ航法向きです。


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*こんな感じの良路

埼玉県営(公社)で、昔懐かしいオジサン料金徴収…
ETCは効かない (^^;)


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*今のところのBP終点

R140本線をオーバーパスすれば有料区間を抜けるが、道はそのまま小鹿野方面へ。
これを暫く行けば、R299にスポリと出る。
この先、秩父市外を巻くように大滝まで伸びる計画があるらしい。

R299から小鹿野の手前で右折し吉田方面へ。
秩父の吉田といえば龍勢(ロケット)なんですが…


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*こんなん出ました~(天然記念物です)

凄い地層の眺めが忽然と現れる。
「ようばけ」と呼ばれている断崖です。
秩父が水底だった頃に堆積した地層。

かの宮沢賢治も学生時代に訪れたとのこと。


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*ジオパーク秩父なんだけど…

どうも、このジオパーク、重心がハッキリしない。
判りやすい拠点施設があると良いんだけど…

調べれば、以前は無かったに等しいレベルだった公式HPが素敵なものになっていて少し安心。


で、その横に施設があるにはある。

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* おがの化石館(HP

なんというか、その…
応援したい気分になった化石館(町立?)。

平日だったんですが、あまりの人気の無さというか、電気まで落としているもんだから休館だと思いました。
一応管理人さんがいて入館料300円。
入館したらエアコン・照明点けてくれましたが経営厳しいのかな?


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*建物横にカバ君…じゃなくて

歯が出ているけど…
カバにしか見えませんよね (^^ゞ
知っている方は知っているパレオパラドキシア親子?
…のコミカル版、お子様向けはこれだけ…


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*骨格模型

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*パレオパラドキシア

古秩父湾の水辺にいたんでしょう。

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*うむっ、手作り感

賢治さんも訪れる程の地質見本の宝庫が秩父。
何時かは…以前行ったフォッサマグナミュージアムみたいな、判りやすさと専門性、一般向けへの楽しさ満載の何かが出来ると嬉しい。
…と思うところが素人故か (^^ゞ

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*もう少し接近

崖は川向こう、落石もあるらしく十分に注意の上で、と但し書きがあったりしたもんですから、対岸には行きませんでした。

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*賢治さんの歌碑

遠く花巻から、埼玉の中心でも無い秩父まで来る…すごいなー

実のところ、素人の自分には展示されている化石などの標本の有り難みが判らない。
むしろ、日本には少ない中生代の地層、列島が大陸から分かれた頃の地層・化石などを見ると、気が遠くなるほどの時間経過感がロマンティックですらあり、眩暈にも似た不思議感覚に陥ってしまう。
そんなところが、何とも堪らないんだよね…

化石館のパンフレットは2種類。
有料で1部50円なんですがもちろんGet、がんばれ化石館!

・星音の湯

おがの化石館から数分走ったところに、ありました日帰り温泉 (^^)/

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*星音の湯(HP

素敵なエントランス。
そんなに大きな施設では無いが、落ち着いた良い感じの所でした。

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*中庭から

湯上がりに中庭で休憩出来る。
開放感と落ち着いた佇まいで、少々感心するところあり。

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*人工の流れだと思うんだが、そこに太鼓橋とか...

実に良い感じですが、実際は広くは無い空間をうまく使い作り込んだ風です。

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*流れに寄れば

今回の写真はD610ですが、レンズが往年の銘玉?
か、よく判りませんがNikkor 50mm F2.0 という43年前に購入した当時の普及版レンズ。
どーしちゃったんだろうね?

そこはかとなく描写が絶妙な雰囲気というか解像感。
勿論今式のキレキレとは少し違います。

ここ数十年はお休みだったものをワザワザ持ち出したんですが、顛末は何れ…
(参考:ニッコール千夜一夜物語


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*弁財天さんもスッキリ写ります

因みに、星音の湯の隠し施設、奥の畳の休憩室の更に奥に半個室のコンパートメント?
仮眠室に蚕棚みたいのがあって(10ブース位)、ここが実に丁度良い。

癒やされました。

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* 表の雰囲気

土日は混んでいるかと思いますが、また暇を作ってマッタリしに来たい所でした。

さて、陽も傾いてきたのでさっさと帰りモードに変身。
小鹿野市街からミューズパークを経てR140~R299へ。


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*カメッ、ってか

ワインディングはオーバーステア。
前が縮みずらく曲がりにくかったが、やや前より荷重を意識したらスンナリ、むしろギュンギュンいける。
どうも空気量が少なかった=油面(150mm)が高かったみたいです。

帰ったら調整する?

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*上側R140BPから左側吉田・小鹿野へ、小突起が「ようばけ」、秩父市街を経て帰路(by カシミール)

何時ものように正丸には行かず、山伏峠から青梅方面へ。

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*狭山茶畑の良いコース

それにしても、リアル丸1日使ったツーリングに行きたいもんです。
(夏になっちゃうよ~)

2019年6月11日 (火)

走ってみたら…

前回のRハブベアリングの交換により、局部的な温度上昇が起こるのではないかという懸念。
これを確認するには測定するしかない訳です。


・赤外線温度計

で、極端な温度変化ならば触って判るでしょうが、ここは科学的?に、ということで計測器をポチ。
MYCARBON というブランドの赤外線温度計、英世さん2人以下と破格値。
因みに国産では諭吉さん1人以上の動員が必要で、こんな安価でだいじょーぶなのか?


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*初期のスタートレックのフェーザーガンみたい(^^ゞ

赤外線を感知するので、対象物に触れずに計れる素敵なアイテム、料理なんかにも良いみたい…
取りあえず、あちこちをレーザポイント照射。
赤い光点の辺りが計測できるという事みたい。


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*モニター画面

予想以上に便利そう。

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*電池交換も、ホレこのとおり

モールドの出来も良く、大陸性の製品もクオリティ上がってきたもんだ頻りに感心。

ところが、市街地走行後Rブレーキディスクの温度を測れば、廻りのアルミ部品と変わらない。
あれー?

キャリブレーション(機能付)が必要かとおもいきや、照準用のレーザポイントと測定箇所の位置が変なようなのか、若しくは測定範囲とターゲットまでの距離の関係かも。
もう少し、使い回せばコツが判るかもしれませんし、値段がこんな程度ですから、まぁいいか~


・試験走行

通勤時にRハブの付け根辺りを触った感じでは、やや暖かく感じた。
もっとも、ブレーキディスクやドリブンギアの温度がハブボディからベアリング外輪に直接伝わるので当然といえば当然。

高速走行時は温度上昇が判りやすかろうと(ブレーキの温度上昇が少ない)、たまたま用事が発生した千葉方面に電車じゃなくセロー君で出かけることにした。


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*首都高7号線荒川の橋上、正面は中央環状とのJCT(工事中)

千葉にバイクで出かけるなんて、多分20~25年振りだと思う。
だって峠があんまり無いもんだから…(^^ゞ

首都高から京葉道、千葉に入りすぐの市川PAで一休み。
早速、赤外線温度計で計れば、スイングアームとおんなじ温度で、30度以下…?

前述のように測定ターゲットがズレているかなとも思い、いろいろグルグル回したが何とも変わらない。
最後の手段は触診なんですが、どちらかと言えば冷たいし…

取りあえずなんともない、ということのようです。
それでも長期的にどー成るか判らないので、経過観察は必要かもしれませんが…

一応インプレッション的には後ろ回りが更に硬くなった感じ。
回転はスムーズだが、交差点などで後輪側のカッチリ感が半端ない。
後輪のゼロポイントシャフトを入れたときも同様の違和感というか、不思議感があったが其れを倍増した感じでもある。

なので、この剛性感みたいな感じから、逆に温度上昇が懸念されたんだが、今のところメリットしかないようです。
これは…たまたま上手くいっただけ、ということなのか??


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*船橋…ふなっしー (^^ゞ

さて、用事の前の隙間時間があるので、目的地から40Km程足を伸ばせば、そこはもう外房だったりする。

京葉道から千葉東金道路に入り外房方面へ。
昔の記憶を頼りに東金の街を経て太平洋に至る。


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*セロー君外房に至る

いや、懐かしいというか、20数年前の記憶とやや違い駐車場が立派になっていたりで、ごく今風の海岸。
昔の浜の荒涼とした風でも無く、それが逆に期待と違い寂しかったり?


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*寂しい海岸駐車場(白里海水浴場)

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*写真はNikon1の何故かJ5と標準18.5㎜。

いつの間にかにGet…
ALL中古ですがネ。


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*なんか良いよね…

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*うーむ…遠くに霞むは勝浦方面の山か

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*ずーっと波と汀と砂浜…遠くに見える建物は国民宿舎かな

ふと思い出される…
カエル目ランサー1400で砂浜に乗り込み、スタックしたのは40年近くも前の事。
多分このあたりだと思うんだがなー


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*小さな砂上の足跡

この日海岸は内陸より2~3度ほど寒くて18度、しかも風が少々ある。
長居したくない寒さ…歳のせいかもね。

見た目記憶と違うので、もう少し北上しましょうか…


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*千葉県道30号線

少し上がったところで、また海沿いに入る。

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*不動堂海岸…九十九里ビーチタワー前

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*付近の案内図

思い出のポイントとも思ったが、ここでもないか?

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*更に少し北にある、片貝海水浴場を目指す

だんだんと、どうでもよくなる思い出探し…

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*浸食された砂丘?と新しく作られつつある堤防

松なのか木の根が残るところに僅かに従来の地形が見て取れるが、砂の自然供給量が減れば木が残るだけ。
その背後に恐らく防災用の築堤を作っているが、九十九里の長さを考えると気が遠くなる。


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*見上げれば僅かに空の青

さて、用事を済ます刻限なので、西へ戻ります。

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*もと来た道…千葉東金道路

それにしても、高速道路が益々楽になった感じ。
その反面「爆弾」抱えているようで、何とも気持ちがすぐれないのも事実。

ベアリング選定を誤ったということですから、いわゆる自己責任案件…
もっとも、素人が適当にベアリング抜いたり打ったりすれば、それを自己責と言わずして何なのか (-_-;)

・再び考察

現状では顕著な温度変化は見られなかった。
また、ベアリングが新しいからか、もしくは隙間がタイトなものだったからか、後輪のブレ感が皆無状況。

因みに、取り外した純正のKOYO(ジェイテクト)の6202を手に取ってみる。


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*何してるかって…

内輪を指で押さえて、残る手で外輪をラジアル方向とアキシアル方向に揺すってみる。

ラジアル方向(軸直角)はほとんど何も感じない位の微妙な感じ。
逆にアキシアル方向(軸方向)は「ぐにょ」っと明らかに動く。
計ってないので判りませんが0.5㎜は大袈裟?それの半分強位は動かせる感じがする。

今回新しくした方(NTN)は、こういった感触を確かめていないので比べられませんが、この「ぐにょ」が大事なのかもしれない。

外輪はハブボディとの「はめあい」の度合いと打ち込み具合、それに対し内輪はカラーを介した対向する内輪との位置関係とアクスルの締め具合(予圧)などそれぞれが影響しあうので、これらを適切なところに追い込む必要がある。

そもそも用途に応じた規格条件の選定も大事。
バイクの場合、内部スキマは「C3」が基本。
せいぜい「CN」までなら、過激な使い方じゃなければ大丈夫かもしれない?
今一つ判然としませんが「CM」は何が起こるか判らないのでオススメしません (^^ゞ

いや、ベアリングって奥が深いですね~

締め具合が予圧の一要素とするならば、ここはトルクレンチ。(持っていない…)
MY手るくレンチの校正もアリかな、などと気になりだす始末。
どーしたものでしょうか(^^ゞ

2018年11月28日 (水)

少しだけ北へ

スロットルボディ交換後のチョイ乗りだけでは今年が終われない。
寒くなったが行きますとも、少し遠くですが北関東…


・リンゴ恋しや

例年だと今時分は恒例の家族でリンゴ狩りなんですが、今年は皆忙しくて足並みが揃わない。
なので、テスト走行も兼ねて一人リンゴ狩り?


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*東北道~

いきなり高速での事故渋滞で1時間程度のロス。
追い越し車線での多重でした…

出発も何時もの如く9時だったので、これで益々遅くなる訳です (>_<)


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*ピカピカのタンク車…割と好き

こちらが写るミラー仕様のタンクローリー。
鏡のようなタンクを見てしまうと、何故か追走する事が多い…

東北道矢板ICで東北道を降りる。
ここからR4にスイッチできますが、手前の栃木県道30号線に入り今日の目的地であるりんご園を目指します。

矢板の市街地を過ぎた先、県道30号から272号線に左折。
東北道の下をくぐれば、この辺りがりんご園地帯。


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*加藤農園

加藤農園さんは位置的には奥の方ですが、リンゴ狩りでほぼ毎年リピーターです。

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*これは手前側、リンゴ狩りゾーンは概ね奥の方

狩っても買ってもよしですが、時期で品種が別れますのでご用心。

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*たわわ

当然試食でウマ~

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*お代は2K

流石に一人リンゴ狩りは無いんで、お土産で二袋買って終了。

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*広い矢板の空

ここで、昼時。
カップ麺でもと思ってガスとコッヘルを持ってきたんだけど、適当な場所が見つからない。
例によって時間も気になるんで、先に進みます。


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*板谷までの往路と、日光方面を経る復路 (by カシミール)

・日光の先

加藤農園から県道(市道?)でR461に出て、日光方面に向かう。

あとはもう帰るのみなんだが、まっすぐ帰るにしても…
高速or国道R121で金精峠経由か?
いやいや、メジャーコースは若い頃何回も通ったんで、今更車の列に混じって走るのもなんだかな。
なので、ひなびた道を探して行くことにする。


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*R461(日光北街道)

右より正面には日光男体山。

R461からR121、今市市街地を横断。
日光自動車道の今市IC入口を横目に左折、栃木県道70号線へ。

県道70号から150号、そして14号とほぼ直進なのに番号は入れ替わる。
ルート的には適当なアップダウンがあり、幅員もそこそこあるんで快適。

それにしても知らない地名(字)ばかりで、走っていては読むことすら叶わない。


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*14号線(先は149号線との交差部?)

14号線をしばらく行くと、道はT字路となる。
左が鹿沼方面、右は58号線(古峰原街道)となる。
もう少々山道を行きたいので、古峰(ふるみね)神社方面へと向かう。


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*古峰原街道は大芦川沿い

そばの看板で足が止まる。
そー言えば昼色取ってなかった…(^^ゞ


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*五郎八さん

寒かったんで、松茸天の温かいそば。
いやー、旨かった。
が、案の定、気がついた時にはUP用の写真遅し (^^ゞ

店構えは、このあたりの普通の家を改装した質素なもの。
自分的にはかえって好印象だったりする。

もし、次ぎ来ることがあるならば、盛りを食べたいもんです。


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*スポットですが紅葉

既に上の方は、紅葉の盛りは終わりとのこと。

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*再び古峰原街道(58号線)を行く

店を出て程なく、大きな鳥居が見えてくる。

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*写真では小さい?実際は相当大きく見えたんですけど…

道はこの鳥居をくぐります。

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*古峰神社の参道

既に陽が山の端に隠れだした午後3時前。
夏場なら当然参拝ですが、これから先が長いので失礼しました。(公式 HP

ここも暖かい頃にもう一度来たいな…

さて、お楽しみの?ヘアピンの連続路。
カーブ毎にNoが着いているのはお定り。


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*落ち葉が多いけど、楽しい道

頂上かと思いきや、古峰ヶ原高原という見晴らしがそれなりの場所。

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*鹿沼市の見所案内板があったり

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*東屋もあったり

このピーク(標高1144m)の目の前に、ちょっとした湿原がある。
全体に冬山のシンとした静けさ満ちている。


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*道は一旦下り(ここも県道58号線)

気温は9度で流石に寒い。

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*また登り

この高原道路は標高1100から1300mくらいの鞍部に沿って走っている。
既に、全山殆ど冬の装い。
これが新緑の頃だったらと思うと、再度訪れたいものです。

途中、左折路があり横根山方面、前日光牧場の入口と表示があるのが、林道日光ハイランド線。
少々そそられるものの、もう日が傾いてきた11月の午後3時過ぎ…撤退まっしぐら。

そして、暫くウネウネ行けば見晴らしの良い場所に出る。


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*勝雲山駐車場のGNSS観測アンテナ

そこそこ広い駐車場でしたが、標高1,287mと殆ど本日最高地点で、かなり寒い。
南東方が開けていて、遠くに街並みが見える…
夜景とか綺麗に見えるロケーションかもしれない。


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*高原にさようなら

道は下りがキツくなったかと思えば、山中突然のT字路。
栃木県道58号線 は同15号線に突き当たり終焉を迎える。


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*粕尾峠、良い味出してます (正面足尾方面)

鹿沼方面に出るならば、山を降りその端を巻くように県道をトラバースしながら走り繋いで太田~熊谷に出る事も出来る。
そのコースがのんびり淡々としていて好きで、今回この辺りに来たんだけど…
今日は残念時間の都合、逆の足尾方面に出て帰ります。


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*今し方下ってきた58号線、右は鹿沼方面

それにしても葉が落ち、寒々とした冬模様。

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*こういう色、良いよね

県道15号線で足尾方面に下る途中、針葉樹の中に赤や黄色が僅かに見える。
派手な紅葉では無いが、こういう景色は結構好きです。


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*更に下ると渓谷的な眺め

本日この辺りで、光線的に打ち止め。

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*今年はセロー君と結構走りました

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*旅景色

ウェアが秋バージョンだったので、乗車時間と相まって芯まで冷えてきて限界。
グリップヒーターをバージョンアップしたのが、せめてもの救い。

麓の足尾に出れば、あとはR122をひたすら南進するのみ。


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*ぶれてますが…

渡良瀬川をトラス橋で渡河する、わたらせ渓谷鐵道。

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*交通量も少なく走り易いが…

この国道122号線は日光へのルート。
大抵混んでいて、過去の経験からすると通常は避けた方が良いルートの一つ。
ですが、今日はこの有様。
まー、時期外しちゃったからなんだけど…


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*草木ダムはR122沿い、駐車場で休憩

この辺りでも、まだまだ寒し標高460m。

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*草木ダム

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*草木湖

遠くに見える山は男体山かな?

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*R122渓谷ひたすら

今回の装備は夏も着てきたエクスプローラジャケット。
一応中にフリース、下インナー履きでしたが長時間は厳しかった。
やはり、落葉時期のツーリングは冬装備がベストです。

ひたすら行けば、突然のT字路、R122は右へ。
ここから平坦な地形…関東平野に出ました。


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*やっと市街地に出る、R122の大間々駅ー赤城駅間あたり

ここで迷う。
左折がR122桐生方面、直進で県道73号線は太田方面なので、県道を選ぶ。
実はどちらも太田に出るんで、むしろR122が良かったようです。

太田市に近づく程に渋滞が激しくなり、暗さと相まって消耗する。


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渋滞路をぬけたものの、ここどこー?? (たぶん県道301号線)

カーナビではなく地図頼みなので、これだけ暗いと止まったって地図も見れない。
仕方なくスマホの地図に助けられる (^^ゞ

何とか利根川沿いの道に出て、R407刀水橋を渡り埼玉県に入る。


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*R407熊谷

熊谷市街に入れば、R407から東松山方面(森林公園)に至る埼玉県道385~173~47号線を経て東松山ICに至れば、あとは関越道の人となるのみ。

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*やっと関越

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*高坂SAで一息

帰宅は午後9時、計12時間のコースでした。

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*足尾から太田あたりまで (by カシミール)

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*全行程縦断図 (by カシミール)

燃費が戻ったかなと思いきや最高38Km/ℓと、やや残念な数値。
高速道が半分位、加速感を楽しんだり峠を越えたりなんで、こんなものかもネ。


(本日の走行距離 364Km、平均燃費34Km/ℓ)

・総括

試験走行も兼ねていた今回のツーリング。
総括すれば具合は最高といえる。

エンジンのフィーリングやスロットルオンでの爽快な加速感(当社比)。
もう病みつきになりそう (^^)/
そーなると戻ったはずの燃費が伸びないんで悩ましい。

スロットルボディとハイスロットルへの交換、そしてRXプラグの効果が相乗した結果とはいえ、術前から比べれば生まれ変わった感じです。


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*プラグは綺麗に焼けきって良い感じ

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*正常燃焼でカーボンも消え去ったようです

不調の際に出たであろう大量のカーボンが、オイルに取り込まれている懸念があるんで、オイル交換をしなきゃ…と記録を見れば2,500Km越でした (>_<)

2018年10月18日 (木)

国道めぐり(その2)

安達太良の一夜も明け、天幕の外を覗けば曇り空。
雨の撤収は勘弁なのでホッとしている…場合ではない。


・また来たいもんです

ほとんど熟睡でした。
足が攣って、若干目が覚めたもののまた夢の世界へ。
どうにも長距離乗ると脚の負担の関係からか攣りやすいようです。

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*アサー…(^^ゞ

明けて曇天。
一人では贅沢なサイトでした◎

ハッキリと気温を覚えていませんが、昨年の平湯キャンプの0度近くとはほど遠い2桁台であったことは確か。

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*朝食ー (^^ゞ

インスタントコーヒーを淹れ、菓子パンで相変わらずの簡易な食事。

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*アイリスさんの中

備忘録ですが後部BOXの中は、こんな感じ…(上から)
①折りたたみ椅子(3本脚)
②工具セット(気合いの?19mmレンチ入り)
③サンダル
④折りたたみテーブル
…以上、四点セットでした。

因みに、左にぶら下がるカモ柄はテント一式収納のデグナーバッグです。
残る必需品(シュラフ、着替え、バーナー等)は、主にシートバッグに収納。

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*ムーンライト2(フライは外している)

三角くさび形なヤツ。
かつて使用していたムーンライト1は辛抱堪らん狭さでしたが、この2ならば我慢できる広さ。(上体何とか起こせる程度)
だからか自分的には気に入っている。

所詮はムーンライトな男です…(^^ゞ

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*炊事場もそつなくキレイ

相当広いキャンプ場なんで、早起きして散策に出たとしてもプチハイキングになるかもしれない。

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*林間の個別サイト(奥にセロー君)

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*標高が低い地点まで降りるとフリーサイト、開けているんで本宮市街が遠望出来るかも

キャンプ場入り口が高いところにあり、各サイトへは坂を下るイメージ。

敷地全体の周りに電流柵が設置してあり、動物的には安心なんでしょうが、夜遠くで獣の戦う?奇声が聞こえたりでビクッとした…山だから当たり前か。

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*地図では、概ね真ん中の黄色いのがビジターセンター、その右下の緑の島々が個別サイト、フリーサイトは一番下になる。

精算方式なのでビジターセンターに顔を出す必要があります。(AM8時から)

お世話になったフォレストパークを後に出発。
さて、何処で雨に遭遇することやら。


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*パークを出て下っていくと県道にでる

本宮市でR4に乗ります。

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*R4…空いている

降雨まではまだ時間的余裕がありそう…というか、関東に下れば明らかに雨雲の下。
慌てる事はないので、ゆっくりと一般道で行くことにします。

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*須賀川市街…旅籠屋さんから少し過ぎたあたり

須賀川は5年前に
セロー君お泊まり
で来た町、懐かしい~

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*須賀川過ぎて空いているR4、向こうに見えるはR118か

矢吹に入ってすぐの711で休憩。

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*酪王カフェオレは標準装備…かも (^^ゞ

コクピット廻りは相変らず満艦飾。
適当に引っかけてあるガーミンがハンドルバーとタンクの間に挟まるのは困りもの…考えねば。
タンクバック上の高速で貰える地図、適当な自分にはこれが一番向いているのかもしれない。

R4に戻ってしばらく行けば、何故か延々と渋滞しているんで、左(西方面)にエスケープ。

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*R4白河目前で渋滞回避、泉崎方面へ左折…

当初、白河からR294あたりで南下すれば、カッパ着ない時間?が少しでも持続できるかと思っていた。

実際に県道に入り込むとカーナビ無しなんで、行ったり来たりでややこしくなる。
まー、でも色んな景色も堪能できると考えれば、それも良いかもしれない。

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*フォレストパーク-R4-ぐねぐね-棚倉方面 (by カシミール)

因みに、走ってきた国道4号線は古くは陸羽街道、江戸期以前は奥州街道、更に遡れば東山道という言い方になる。


・陸羽街道から東山道

きれいに街道を辿って行ければ良いけども、調べもせずにぶらっと走る訳ですから適当野郎 (^^ゞ

あとはひたすら東京に向かい県道ー国道を行くだけ。
自分的には意外と面白かったんですが、多分見るだけでは退屈レポなんでご容赦下さい。


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*泉崎市街…ニュータウンの様です

東北本線を高架で超す福島県道75号線。

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*たぶん阿武隈川にかかる橋梁…県道44号線

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*よせば良いのに、目的もなく迂回県道278号線

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*黄金の稲穂…白河市と棚倉町の間くらいか

たまに雨がちらほらですが、ザーッとこないのが救い。

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*県道44号線に戻っちまったぜ…一瞬中島村

県道44号線も僅かで、すぐに国道R289からR118へ。
それも僅かで、福島県道60号線に入り那須方面を目指す。

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*棚倉市街から県道60号線で栃木県境を目指す

当然に県境で管理区分が変わり福島県道から栃木県道となるが、例の法則に従い60号という番号は変わらない。


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*戸中峠を超えれば那須

桜の木が目立つ急峻な峠を下り、道が長閑になれば右方面からの意味ありげな道筋がみえれば、それが東山道。

栃木県道60号線は東山道(県道76号線)と合流する。
東山道を逆に辿れば、いにしえの本当の白河の関に至る。
以前、関跡に車で訪れた際に見た景色、それはもう大らかな空間としか言いようのない趣のある古蹟でした。

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*この先の交差点でR294(左折)

直ぐの道の駅で休憩。

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*道の駅「東山道伊王野」にて

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*案内板

昼時だったので、蕎麦とか食べたかったが満席っぽかったんで諦め。

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*しょうも無いセルフポートレイト?

お土産爺と化して、伊王野(いおうの)を後に出発します。

・ロードつくし

国道294号線をひたすら南下すれば帰れる。

3桁ナンバーは何だか覚えにくいと予てより思っていたが、視界の片隅に「294=つくし」、というのぼり旗が目に入る。
なるほど覚えやすい…はて、何の旗だったか?

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*いーい感じの国道だ

あまり曲がりくねることもなく、ひたすら日本の田舎といえば語弊があるので地方都市間を繋いで東京に至る道。

宇都宮近くまでは例の奥州道・東山道と被るらしい。

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*大田原市黒羽

黒羽という街に入る。
写真には写っていませんが、この先でクロスするのが日光から高萩までを繋ぐR461。
こういう3桁国道を見たりすると、いつかは制覇したくなるってもんですよね…って変?

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*294沿いに古墳!…下侍塚古墳

前方後円墳ならぬ前方後方墳って初めて見た!

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*解説版

この近くには市の歴史民俗資料館や那須国造(なすのくにのみやつこ)の碑などが有ったりで、郷土史というか国の歴史の一端が垣間見える地域のようです。

ここが、飛鳥~奈良時代は那須国(なすのくに)の中心であったとすれば、R294も東山道(道の呼称であるとともに、地方の呼称でもある)であったとういう事なんでしょうか。

資料館とか見たいところですが、古墳を写真に収めただけ。
雨が心配なので先を急ぎます。

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*那珂川町あたりか

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*気持ちの良いカーブ

那珂川町でBPが途中までで、市街地を走る旧道294に戻される。
このあたりではR294と那珂川は平行して南下する。
そのためか簗(やな)の看板をよく見かけた。


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*R294は那須烏山市に入る

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*那須烏山市街手前の滝田大橋

R294はこの先、茂木町に入り南西方向に進路を変え、益子から真岡へと続く。

おそらくだが、推定東山道の方は茂木に入る前にR294と別れ、宇都宮市~栃木市(下野国府)方面へと向かうはずだと思うのだが…キレイに一致しているとは思えないが、そこはいずれ調べてみたいもの。


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*伊王野から益子へ (by カシミール)

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*茂木町須藤あたり…長閑294

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*R294は益子町に入る

小粒の雨が降ったりやんだりでしたが、この辺りから、ハタハタと止まらなくなりいよいよ天気の怪しさが増してきた。

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*真岡市走行中、左に見えるは真岡鐵道のようです…レンズに雨粒

もうあかんか~
時刻は13時過ぎ、よくぞここまで持ったもんです。


・本降り走行

とうとうバシバシになってきたのでファミマで雨宿り兼カッパ装着。

R294は筑西市、下妻市を通り抜け…


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*やっと、北関東自動車道とクロス

ここで高速に乗る手もあるが、まだ早いので圏央道までこのままR294で行きます。

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*本降りです (T_T)

予想していたよりは遅かった雨との遭遇でしたが、その量がそれなり。
ブーツカバーを省略していたんで、暫くすると足先に冷たい感触。
この雨では、クシタニの革でもだめでした。

慌てて、再びファミマでブーツカバー装着と相成る。


Masiko_r294
*茂木から常総、圏央道へ(by カシミール)

下妻市から常総市に至れば、首都圏中央連絡自動車道の常総IC。
やっとこR294ともお別れです…
長かったが、なかなか味わい深い快適な3桁国道でした。

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*やっとの高速道(圏央道)

雨の高速、しかもそれなりの雨量、久しぶりですなー

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*東北道との交差、久喜白岡JCTが見えます

雨天の高速でも90位で走っていれば、何の不安も無いセロー君。
たくましくなったもんです (^^)/

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*菖蒲PAにて

雨中走行は疲れるんで、ここで暫く休憩。
因みにこのPAお土産が割と豊富ですが、カッパ姿なんで入れなかった (T_T)

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*再び雨中走行の人と化す…川島IC付近

鶴ヶ島JCTで関越道にスイッチ、ここまで来ればあと僅か。

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*関越道も当然雨

取りあえず17時くらいには無事帰還、お疲れ様でした。

走ったことの無かった2本の国道、どれも個性があり面白かった。
逆向きで走っても面白いかもしれないし、自転車で行ってみたいなんても思えるが、それは無理かなー (^^ゞ

まー、相変わらずの強行軍的遠くに行っちゃった旅でした。


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*安達太良からの縦断図 (by カシミール)

(本日の走行距離 326Km 総走行距離2日で818Km、平均燃費36.0Km/ℓ)

2018年10月 8日 (月)

国道めぐり

今年の夏の家族旅行は近場1泊1日?しかも雨で不発 (T_T)
その他都合がつかず、残った休暇を今回消化となりました。


・新潟へ

という訳で、1泊2日ツーリング敢行。
思うところ有り、関越道で北へ。


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*何時もの処から(三芳PA)

それにしても、見る角度にもよるけど凄い嵩。

そして、今回こそキャンプ。
キャンプするなら、そこそこ快適なキャンプ場が良い。
知人の話とかから、福島県の安達太良に良いところがあるを聞き、距離的には問題なかろうと目的地を決定。

ルート選定では今まで通ったことのない道なんかどうかな、と思い…(この段階で既に距離を気にしていない)
ありました、新潟と福島を結ぶ酷道R352。

前車GL400の頃に通行を一度検討したものの、時間帯一方通行という不思議なルールや、ロングな悪路も相まって敬遠した経緯がある。
ところが現在はそうでもないことが判ったんで、やっとのR352。

いわゆる酷道なんで、やや不安もありますがなんとかなるっしょ…


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*良い天気の関越道

前日は相当の雨で、明日も台風の影響下の前線の雨とのこと。
好天は今日だけらしい。


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*赤城の麓を巻くように高度が上がる

平日ですから快適ペースでグンマー。

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*休憩しよう

関越トンネルに入る前、谷川岳PAで休憩。

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*素敵なPAに生まれ変わっていた

前はトンネル記念館のような物があった記憶がありますが、何だか今風の休憩施設になってしまいチョット寂しい。

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*そんなに速くないんだけどなー

今のセロー君ではトンネル走行も気負うこと無く普通に走れます。

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*ヴィクトリア再び

トンネル抜ければ新潟県。

さて再び休憩、塩沢石打SAです。
このあたりは南魚沼市?になるんですが、魚沼と言えばお米。
見本のおにぎりが美味しそうだったんだが品切れ。
時間は10時半で些か早いがソースカツ丼で勘弁、旨かった。


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*早い昼食

これから相当に隔絶した山道R352号線。
自分はお米、セロー君にはガソリン補給。

が、このSA、何故かGSが無い。


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*空が広い

なので、六日町ICで関越道を降り、R17のGSで給油。

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*R17とJR上越線

R17が西へ向きを変える小出でR352にルートイン (^^ゞ

・突入R352

ろくに調べもせずに酷道352、集落は概ね100Km先まで無い。

恐らく、人家は絶無で当然補給所は無い。
事故れば、ひょっとすれば命の危険も…考えすぎだろうか?
一応国道なんだしねー。


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*プロローグは至って普通

小出の市街を抜ければ、直ぐに山間の景色に至る。

温泉宿が何軒か連なる地帯を抜けると、北に曲がる道があり、それがシルバーラインと呼ばれる、殆どトンネルだらけの奥只見ダムに至る電源開発(維持)と観光用途の道。
銀山平へのショートカットルートでもあります。

不思議なことにシルバーラインは二輪車進入禁止。
過去に何事か有ったんでしょうかね。
まートンネルだらけですから、行きたいとは思いませんけど…


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*道は林道的になる

幾つか温泉郷を抜けると…

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*意味ありげなゲートなんで、引き返してきて撮影

鳥居ゲートのある左が国道、右が温泉駒ノ湯山荘への道。
ランプの宿とのことです。


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*文言的には、そんなに脅かしていないR352「樹海ライン」入り口?

連続降雨80mmで通行止め。
意外に管理されている林道、いや国道 (^^ゞ


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*道はヘアピンの連続、ぐんぐん高度を上げる。

この辺りで、やや早いNC750に抜かれる…キャンプ装備っぽい。

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*この景色、どこかで見たことあるぞー

そーなんす。
往年のアウトライダー表紙か何かで見たような景色。
特徴的な鋼製洞門、ここでしたか…


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*かと思えば、立派な国道一瞬

一部は改良され広幅員になっているが、ほんとに一部。

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*振り返ればこんな有様

絵に描いたような林道のような国道。

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*セロー君も記念に

帰還後調べれば、この先の銀山への道がR352のルーツとのこと。
山肌に沿うこのルートが江戸期からのものかは定かで無いが、よくぞ取付けたものです。


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*標識も曲がりますわな、雪国故に

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*一つ目の峠に出ました、それにしても県境までの表示って…

この駐車場のある「枝折(しおり)峠」は、越後駒ヶ岳の入り口。
駐車場に何台かあったのは登山客の車のようです。

標高は1,065m、小出からの標高差900m以上。
自分の弱脚ならチャリで登れる限界数値で、多分これ以上は使える脚が無い。
ランドナー(1号機)でも、この先の経路を考えると無理…って考えても意味ないか。

分水嶺で言えば、この先は只見川サイドなので福島県と思いきや、何故かまだ新潟県。


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*山深し、交通もほぼ無し

人気(ひとけ)が無さ過ぎで、少々怖いくらいです。
たまに対向車があるものの、何故か新潟ナンバーで福島ナンバーとか他は見られないんで、仕事で入ってる車だけかも…平日ですからね。


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*ピークを過ぎれば下ります

下りきれば奥只見湖につながる北ノ岐川を渡る橋。
銀山平です。


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*銀山平の石抱橋にて

あとで釣りマニアの人から聞いた話では渓流釣りの聖地。

自分は見ませんでしたが、この橋の近くには開高健の石碑もあるとのことです。
作家であると共に著名な釣り人でもあるという認識でしたが、この地の魚の保護についても逸話が有るらしい。


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*色が素敵

写真では伝わりにくいですが、列島最奥に至れば綺麗な場所がある。
自分が知らなかっただけですが、新鮮な驚きがある。

勿論、上高地とか有名どころ数多あれども、人気(ひとけ)のなさでは勝っているかもしれない…(^^ゞ


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*予想はしてましたが

例によって、3分インターバルの車載カメラに撮られちゃう。

上の写真で、左折が国道352、右折は行き止まりのようですがヒュッテ(宿)が5~6軒と温泉があるようです。


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*反対上流側

正面が越後駒ヶ岳かな。

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*小出からR352樹海ライン(奥只見湖ルート) (by カシミール)

上の地図でR352のポイントを示すならば…

①一つ目の峠(枝折峠)
②銀山平(石抱橋)
③二つ目の峠
④三つ目の峠(恋ノ岐越え)
⑤四つ目の小峠(鷹ノ巣越え)
⑥県境(金泉橋)
⑦尾瀬北の入り口(御池駐車場)

…という感じか。


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*ポツンと1軒宿の前(車載なんで斜め)

銀山平を行けば国道沿いに1軒宿、伝之助小屋という山小屋・釣り宿に出くわす。

ココを過ぎれば、奥只見湖を渡りシルバーラインに繋がる丁字路があったりですが、その先更なる秘境に突入する訳です。


・湖岸沿い

奥只見湖はダム湖。
なので、水際は山肌の出入りに従いリアス式海岸さながら。
どんだけのコーナーが続くのか、っていうくらいカーブ天国。

当然、鞍部を越す際に小さな峠もいくつかあって、その経路の長さも合いまって果てしない感が絶頂に達している?


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*二つ目の峠かな?

銀山平の平坦部を抜ければ、湖岸に張り付きながら本日2つ目の小さな峠。
バイクでは峠と言うには大げさだが、チャリ乗り感覚だと峠だと思う。


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*福島向きなんで左が湖、右が山

目的地が安達太良と先が長いのと、この山中経路の長さから、やや焦りを感じてくる。
せっかくの人跡希な?山奥のこと、ゆっくりできれば良いのにね (^^ゞ


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*山ひだの奥に橋(雨池橋)…正面の山、一枚岩です

この湖岸沿い、橋は珍しい。
トンネルに至っては、確か1本、しかも屈曲しているのに照明もなかった。
だから、ALL山肌沿い線形なんでしょう。

トンネル、橋を多用すれば、直線的で効率の良い移動が可能になる…いや、必要ないよね、大量の交通をさばく訳では無いし。
むしろ、ツーリング的には大自然を感じられるこれが良い。

なので、R352の果てしない感を演出するグネグネな装置と考えれば、妥当なんだと思います。
この国道、人の生活感が漂ってこないのが特色ということなんだと思います。


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*橋のわきに珍しく案内板、他ではあまり見かけませんでした

地図を見れば、銀山平から数えれば1つめの入り江の橋ということ。

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*橋過ぎれば向きを変え、ゆるゆるとした坂路となる

左を見れば絶景スポット。

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*「東ノ城」という山

屏風のようです。

空気の具合で稜線の細かいところまで見えそうですが、視力良くないんでデテイルは無理…単眼鏡でも有ると良いんだけど。(欲しい…)


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*記念撮影

東ノ城は下の地図で、湖岸沿いW形のR352ルートの左側の入り江沿いになる。

Okutadami
*奥只見湖南岸拡大(by カシミール)

走っている最中も、似たような景色が延々と続き、今どの辺りなのか判りにくかった。
ブログを書いている今も同様なので、写真のタイムスタンプで前後関係を推測するしかない。
カメラ都合3台も使っているんで微妙な時間差も発覚。

まー、初見の道ですからね。


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*この先左にターン、湖の入り江ではなく山襞凹凸のひとつ

リアータイヤ1万7千キロ超え、普段はタイヤの真ん中ばかり減る通勤使用だけど、これだけコーナーが続けば少しは面取り?出来そうです。

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*ターンすれば、こんな感じの勾配

途中、沢からの水が路面を洗っている箇所に数カ所出くわす。
概ね沢渡り部は県境までずっとそんな感じ。(残念ながら、車載には写ってませんでした)

普通の道ならば、橋を作るか、作らないでも下に管を通すとかなんだけど、もう意図的に道路上に流させている感じ。
ジャブジャブ洗濯板状況で驚いたが、最後の方では慣れました (^^ゞ


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*何度も曲がったり登ったり(降りたり)を繰り返すと、突如と道の表情が穏やかになる


おや、と思えば左側湖水ではなく河川になっている。
奥只見湖沿いの道も、いよいよ尽きたようです。


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*人里?

と、思いきや一軒のヒュッテが… 清四郎小屋です。
キノコとか売っている様でしたが、何故こんな奥地にと?でした。
位置的には県境間近、新潟口から尾瀬へのルートになっているようです。


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*県境の真新しい金泉橋

とうとうというか、やっと新潟-福島県境に到達。

橋を渡ると、ここも何故か一件の喫茶店?あり。
付近には他府県Noの車が散見出来る。

このあたりの釣りや山登りのレジャーは歴史が長く、今でも根強い人気があることが、こういった小屋とかを見ると想像出来ます。

遠かろうが何だろうが、通う価値があるということなんでしょう。
行ってみて、今振り返って実感しています。


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*あれ、あの山

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*燧ケ岳ですね

この写真では、道の両側が開けていて農作業が行われていたが、蕎麦かな?

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*また、やや登る

ここまで来れば、尾瀬の北の玄関、沼山峠へ至る御池駐車場(ロッジ)までは近い。

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*僅かですが紅葉が始まっている

・檜枝岐から

御池駐車場(ロッジ)に到着。
ここから先は檜枝岐村、樹海ラインも沼田街道と呼び名が変わります。

それにしても沼田?
往古は群馬の沼田まで尾瀬を経由して繋がっていたということです。
因みに上州側では会津街道とも呼ぶそうです。


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*酷道R352もここまで

登りはじめの頃に抜いていったNC750さんらしき車体有り。
どうやら一式背負って尾瀬に入っていた様子。


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*御池ロッジ

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*案内板

いつかは尾瀬、と思っていたんだが、これがなかなか実現しない。
アプローチとか時間の配分、宿泊を考えると…
でも、ココまで来ると実現出来そうな気もする。

それにしてもR352、捉えどころが少ないルートだと思ったんだが…
帰ってきて振り返れば、人の造営物が少ない中で色々と特徴が有ったんだなーと。

思い出しつつ記録をまとめるに当り、 高地Netを参考 にさせてもらいました。
この場を借りてお礼申し上げます。(高地さんは自転車(ランドナー)ツーリング界では著名な方です)


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*木々の間を抜ける沼田街道

さて、御池休憩はお土産屋さんを覗けば終了。
酷道から国道に昇格?したR352を進みます。


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*檜枝岐村市街

国道沿いに幾つか民宿やキャンプ場が見られました。
山と山の間に国道と川と、幾ばくの平坦地となる地形なので、どれも国道沿いとなってしまう配置。

それでも何だかホッとしたのか、ここに泊まっても良いかと思ったが、初志貫徹安達太良のキャンプ場を目指します…ってあと何Kmあるんだか。


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*過ぎれば、また清々しい沿道景色…この先でR401

この先の道は直進方面R401になる。
R352は右折で会津鉄道、会津田島方面に至る。
会津市街に少しでも短距離で向かいたいんでR401にスイッチ。
なので、さらばR352、お世話になりました (^^ゞ


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*二つ目の国道の丁字路

今度は右折でも直進でもR289。(R401は289と重複で直進)
会津市街を経由してと思っているので取りあえず右折、駒止湿原方面へ。

あとはダラダラと長いんで写真主体で…(^^ゞ


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*登った先、長い駒止トンネル過ぎれば景色は開ける

相当高原ぽい景色になる。

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*山までの距離感とか雰囲気は去年行った奥飛騨的な感じ

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*会津田島駅まで遠くない

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*会津田島を超えるとR121と289の重複区間

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*右折甲子峠白河方面、当方直進R121

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*ここは、どこかいなー

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*市街に入る

会津若松は大きな街で、なかなか抜け出られない。

秋の陽は短い、4時で夕日色。
安達太良まででは時間が足りない、明るいうちに間に合わない。
…って352を甘く見ていたのか、工程をよく考えていなかったかなんだが、まー何時も通りである (^^ゞ


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*市街地を脱しR49を登る

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*磐梯河東ICから磐越道

とにかく少しでも明るさのあるうちに設営したいので、ここから高速で行きます。

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*夕日が伸びてきた猪苗代辺り

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*東北道に向かい下り道

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*やっと東北道

東北道、何だか懐かしい…

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*暮色の帰宅を急ぐか東北道

本宮ICか二本松ICの何れが近いか判らなかったので、遠い二本松で降る。

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*沈んじゃった…県道459岳温泉方面の登り

フォレストパークあだたらという公営キャンプ場が本日のねぐら。
ICから、それなりに登った先にある。


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*青が1日目、赤が2日目(By カシミール)

上の地図で見ると、関東からなら本宮ICのほうが良いみたい (^^ゞ

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*ビジターセンター(キャンプ・入浴受付 翌朝撮影)

受付棟その他が立派なんで少々ビビる。
多分、自分野営史上最高豪華な施設かもしれない。(値段もそれなりです)

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*ホテルっぽい

そして、驚いたことにライダー割引あり。
何でも、震災時に福島故の客減少状況でもライダー達は構わず来てくれ大感激、この時の措置が継続しているとのこと。
先達に感謝です。

あたふたと受付を済ませ、林間個別サイトへ。
フリーも良かったんだが、明日は確実に雨と言うことなんで少しでも木陰である方が良いかなと…

案の定、平日だというのに廻りは家族連ればかりでしたが、まぁいいか。


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*相当露出補正してます

とうちゃこです。

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*設営~

補給していなかったんで、バイクで10分くらい下った先の711で調達。
戻って、受付棟の地下!にある温泉(9時まで)に浸かる贅沢。


Photo
*当然夕食は…

缶ビール、ツナ缶と定番レトルトカレー、気楽が好き (^^ゞ

時折、雲の隙間から絶景な星空が見られましたが、温泉から帰ってきたら月が登ってきてあんまり良くない空模様。
一応、 ポラリエ 持ってきたんだけど、手順忘れてピント失敗…×でした。

家族連れのサイトでも凄く静か…ラジオも禁止なんですよ(ビックリ)。

まー、ともかく値段なりのしっかりしたキャンプ場です。
やや作り込みや管理がしっかりし過ぎではありますが、空いている時を選べばキャンプアレルギーでも大丈夫的な感じでもありますし、キャンプ好きが静かに過せる快適なサイトだと思いますが如何なもんでしょうか。

さて、明日の朝、雨でなければいいんだけど。


Kanetsusioriadatara2
*関越道三芳~安達太良までの縦断図 ((地名)は近傍点 by カシミール)

(本日の走行距離 492Km…流石に山道、高速混合でも長すぎた)

2018年9月16日 (日)

試験走行なんだけど

色々と取り付けたり交換すれば試したくなるもんで、空いた半日で散歩と相成りました。

・定期コース

4時間くらいの自由時間。
ばーっと西へ向かい、ちょい北で青梅の都県境。
既に気温30度ですが、この位なら今年は涼しく感じるところが異常。


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* 畑の蔵

空いていれば、ここまでで1時間半の距離。
何時もの休憩所、何だか落ち着くコンビニ。
表向きはファミマですが、その後ろに酒倉、地場産野菜コーナーとかで飽きない。
いきなり家へのお土産やら、みたらし団子をGet。


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*君達直進、僕右折

畑の蔵を後にして軍畑に向かう都道(県道)193号線から221号線を経て、名栗川沿いの原市場に向かいます。

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*このルートは快適です

田んぼや山までの距離が遠からず近からずで、空が少し広がって見える。
ゆるゆると登っていけるんで、飛ばしても飛ばさなくても素敵な道。


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*山王峠を越えれば原市場

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*名栗川に沿って秩父方面へ

県道70号線~53号線で山伏峠へ。

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*急坂の山伏峠を越えれば快適ゆるゆる下りルート

この県道53号線はR299の裏ルート、午前中は大抵は快適です。

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*R299に突き当たる交差点が見えてきた

さて、ここから右折で正丸TN(R299)で帰るか、それとも左折で芦ヶ久保~県民の森経由で帰るか…信号待ち中も思案之介。

結局、芦ヶ久保ルートにしました (^^ゞ

芦ヶ久保から果樹園地帯急坂路を経て、山中に至る。


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*道の状況が良くない

ここの所の台風の雨とかで路面に落ち葉が相当堆積していてニュルニュル。

この程度なら普通のオフローダーなら気にも留めない位だろうけど…
我が家の遠くに行きたいオンロード仕様セロー君、元気に走れない。(根性なしオーナーということです)

さて、稜線に到れば埼玉県民の森にとうちゃこ、気温24度で涼しい~

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*県民の森、相変わらずの食いかけ団子 (^^ゞ

さて、都県境の畑の蔵で買った団子(1パック3本)、結構旨かった。
よくあるトロっと甘いあれではなく、やや醤油味で丁度よい。
団子本体は表面はやや固めで中はフニャ…冷めていても山上で食す旨し。

こんな一時が嬉しく、癒やされる。
(安上がりだし…)


肝心のゼロポイント(リアー)のインプレですが、何の違和感もなくここまで来てしまい、やや拍子抜け。
強いて言えば、しっかり感が若干増した感じはあるが、僅かで誤差レベルか。

高速コーナーでは違いが出るかもしれないけど、セローなんで使い方として意味が無い、というか無理。
オフロードでも当然関係ないでしょうなー。
もっとも、移動で高速道を多用するなら疲労感分野?で意味あるかも、です。

気になっていたリアーシャフト端の微熱ですが、ここまでの坂路では特に熱を感じない。
ブレーキングが殆ど無い登りだからと考えると、前回インプレは通勤時なんでブレーキキャリパの熱がハンガー伝いで軸まで来たと考えたほうが妥当か。


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*霧というか多分雲の中

県民の森を出れば五里霧中。

補助灯(白)ON…手前の路面を照らすというよりか、対向車へのアピール効果か。


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*補助灯威力発揮?

これが、夜間であれば相当助かるような気がします。

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*下界は明るい

霧というか雲中を抜ければ、いつもの都幾川町。

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*都幾川沿い西平の交差点、サイクリングサポート(元711)が見える

もう12時で時間ヤバし (^^ゞ
それでも腹は減るんで前から気になっていたウドン屋、 高柳屋 さん。


Dscn0293  
*この日は気温34度…山の上と10度違いじゃないですか

讃岐的というか丸亀的なセルフ。

Dscn0292  
*旨かった

麺、武蔵野風ではなく、そこそこの腰、堅すぎず丁度よい。
勿論麺を買って帰りました…遅くなった言い訳作戦 (^^ゞ

Kenminnomoritokigawa
*県民の森(左)から高柳屋(右)まで(by カシミール)

今日はいいかなと思っていたガーミン。
県民の森でスイッチを入れんで一応UP (^^ゞ

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*もー高速で急ぐしかない

東松山ICから関越道。

フロントの効果が劇的だったからかリアー側のゼロポイントは恩恵が判りづらいが、総じて安定感が増したと思えます。

まー「とおくに行きたいもんだ」仕様なんで、意に沿うところでも有り、益々行きたくなると言うもんです (^^ゞ


Imgp6224  
*三好PAを横目に急ぐ

約4時間半、150Km弱のテスト走行?というか昼飯ツーリングでした。

こんな平穏なプチツーも普段の生活があるからこそ。

西日本の大雨、北海道の震度7…
日本が如何に移ろいやすく脆い大地なのかを突きつけられた様な今回の災害。

被害に遭われた方には慰めの言葉もありませんが、早く元の生活に戻れるようにと祈るばかりです。

何時か関東も同様の災害に襲われれば、その時は首都圏故に未曾有の状況になることも考えられる。
今回の災害がそうであったように、事前に状況は想像出来ない。
備えられることには備え、あとは何時も通りに生活するだけなんでしょう。

でも、電車停まっただけで通勤もままならずで大騒ぎだし…たいした対策も立てられないままに来ちゃうのかなー