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カテゴリー「自転車」の記事

2017年10月 9日 (月)

熊谷帰り

懲りもせずに自転車ものです (^^ゞ
やや中毒症状かな~


・熊谷発

珍しく朝6時出。
家から10Km程度走り、JR武蔵野線に。
ここで1号機をパッキング、武蔵野線~埼京線で大宮駅に至り、ここから高崎線で熊谷を目指します。

10時頃に熊谷駅着。
いやー、ドアは自動で開閉してたんで、「グンマー」一寸手前でセーフ?


Imgp4864
*秩父鉄道の入り口~

嫌いじゃない、というか好きな方なんですが秩父鉄道。

C58パレオの導入、パスモの非導入の漢鉄??
いや、本当はパスモ入れたいんだけど諸般の事情かな…
とにかく、ガンバレ秩父鉄道。


Imgp4865
*駅前組立の儀

今日はここから、家まで自走なんで、分解組み立てが1本のみで楽~

Imgp4866
*出来ました、やっぱし20分…

大抵、バーンと遠くに行って、ワーッと走って、ヘロッと戻ってくるパターンが輪行では多いけど、今回は初めて片道のみ。

距離は…50Km位かな、とたいして調べもせず、チャリ仲間のY氏から聞いた話だけで来てしまったんだが…


Imgp4867
*熊谷駅から僅かの距離、荒川の土手手前の公園にD51

全国的ではありますが、昭和40年代にSLが廃止され、その熱が覚めやらない頃に公園とかに寄贈されたうちの1台発見。

ナンバー的にはD51の初期型グループですがナメクジTypeではない。


Imgp4869
*特徴的なおでこの上の給水暖機

荒れ果てた個体が多い中で、地元の方のご苦労の賜なんでしょうか、結構きれいな方かもしれません。

Imgp4871
*荒川左岸(この場合北側)土手上道路を一旦上流に向けさかのぼる

遡るのは近傍の橋で対岸に渡りたいから。
大河川の場合は橋と橋の間が遠いんで仕方ない。


Imgp4873
*果てが見えない

R407号線の荒川大橋、渡ります。

Imgp4877
*遠くに見えるは上州境の山々か

上州手前のこの辺りまで来ると、何だか透明感というか寒い感じがします。

Imgp4878
*古いトラス橋の一部分を発見

渡った先に遺構が…荒川大橋トラス広場だそうです。

Imgp4879
*荒川大橋の先代でしたか

永久橋とは木橋に対する、鉄やコンクリートの橋のことですが、昨今は老朽化が取り沙汰されていて既に永久とは呼べないようです。

ここを左折し土手沿いを行くかー、と思いきや支流との絡みでもう一つ南の交差点が荒川本流右岸築堤でした。


Imgp4881
*右岸を下流に向かいひたすら行きます

この辺りでは、風も弱く長閑な走行環境でした。

県道257号線(久下橋)を超えた先で舗装が途切れ砂利敷きに。
やむなく下道に降りたところ、津田新田の集落内に武蔵野うどんの店発見。(粉麦HP

準備中で駄目でしたが、次回来ることがあれば是非寄りたい良い感じの古民家風。

ごちゃごちゃ走って、なんとか築堤上に復帰しましたが、帰ってからSVを見ると何故か砂利道は僅かの区間だったようです。


Imgp4885
*たまに見える固い建物は、大抵が公共施設か

右岸を下流に向け走っているんで、左は河川敷、右は殆どが水田でぽつりぽつりと集落や公共施設とか。

と、大きな構造物が遙か先に見える。


Imgp4886
*玉作水門

荒川に流れ込む支流、和田吉野川と本流との水の行き来調整のために設けられた、支流の割には大きな水門。

さて、県道66号線大芦橋の袂で小休止。


Imgp4887
*向こうは鴻巣方面、手前側が国営森林公園

この時は気がつかなかったんですが、大芦橋で西から来る森林公園自転車道と合流していたようです。

Imgp4888
*いつの間にか自転車道になっていた

・吉見

日本一の川幅2,537mの路面標示を通り過ぎ、土手下に何やら休憩所が見えるんで寄ってみます。

Imgp4889
*いんやー凄いとこでした、吉見総合運動公園(管理事務所)

高級そうなロードバイクがズラーッと…スゴイや。
自分のランドナーもどき1号機はフレームが細すぎて、並べて駐めると1台だけ子供自転車が混じっているようにも見えたりします。

さらに、腹の出た親父がはぁはぁ言いながら…ワサワサ入ってくる。
おっと、ここは自分もほぼ同じかぁ (^^ゞ


Imgp4891
*お、あれは…

再び走り出せば、20年くらい前の1号機変身前のマディフォックスで来た記憶のある桜並木が見えてきた。

Imgp4892
*さくら堤

春は花も人も満開と思われ、さぞかし壮観でしょう。

さくら堤が終わる先で、市野川にかかる確か木橋が…ありゃ永久橋になっている。
記憶が古くて補正が必要のようです。


Imgp4894
*再び築堤上をひたすら

市野川はいつの間にか荒川に合流。
相当先で、同じように入間川も合流。


Imgp4900
*荒川入間川合流点の築堤突端にて(左が入間川、右が荒川)

ここ、入間川左岸と荒川右岸が交わり消える突端なので先は無い。

何か気みたいのが集まる感じがする場所。
確か、冬枯れの時期にくると見通しもきくんで雰囲気良かった記憶があります。
(これも20年位前の話…)


Imgp4904
*JR川越線の鉄橋、手前に築堤上の踏切があり面白い

自転車道はR16号線の橋を渡って荒川左岸に移りますが、今日は自転車道として指定されていない右岸を行きます。

右岸の場合、築堤上の自歩舗装路を通しで走ることは出来なくても、堤防下の車道で走りつなげば、それなりに行けます。
これが面倒であれば左岸の荒川自転車道を選べばよしということです。


Imgp4905
*河川敷内はゴルフ場がひたすら続く

川越より下流域になれば、あとはひたすら惰性的に行くのみなんですが、この辺りで向かい風がどんどん強くなる。

風速5mは出ている感じで前に進みづらく20Km維持すら出来ない。

足弱なのに無理に踏むもんだから、右腿がつる始末。
先日の峠越でも、つらなかったのになー。


Dsc_1021
*自分も1号機も疲れたんでバッタン休憩

この先、柳瀬川の合流点も近いんで荒川オンザロード?ともお別れです。

Imgp4907
*のどかに見えますが風が…

柳瀬川駅前の自転車店(サイクルボーイ)を休憩がてら覗いてから、家路につきました。

総走行距離74Kmの意外にも長距離なプチ?ツーリング。


Kumagayaarakawa
*青い線を上から下方向に走った(by カシミール)

今回は周りが開けているんで古いガーミンGPSでもオッケーでした。

Kumagayayanasegawa
*熊谷~柳瀬川間の縦断はこんな感じ(出発点の辺りは高度が怪しい数値)

概ね下り基調なのに足がつる異常事態でしたが、風速5mって時速で言うと18Km位になるんで、そんなもんかもね。


それにしても、セロー君の出番が減ってきた。

物事には旬があるんで、それはそれ自転車もバイクもどちらも面白いし楽しいけど、今は少し自転車に傾き加減という事。

そもそも、訳あってどちらも長期お休みしていたが、たまたま楽しめる状況である。
なので、面白いことは感謝して楽しむ、だけなんだなーと思います。

2017年9月25日 (月)

グリーンライン

どうにもクランク廻し中毒症状が止まらない。
ホローテックⅡBBのお陰か、困ったもんだ…


・チャリでは久しぶりの顔振峠

西武線沿線の小学校高学年が遠足で、多分よく行く「こうぶり峠(顔振峠)」。
なんでも、義経弁景主従が鎌倉勢に追われ、この峠で関東を振り返ったとかの伝説がある峠。

標高は500m位で、最寄り駅の西武池袋線終着駅の吾野は標高180m位なんで、標高差は約300m。(吾野は秩父線の起点になる駅)

因みに夏休みが余っていて、何かに使うしかない。
これもヤツが中坊となり、家族旅行に行く状況ではなかったからで、楽というよりは正直寂しい夏でした。

で、急に思い立ち、在る日夏休取得~
半日くらいの行程で、昔よく行った顔振峠~刈場坂(かばさか)峠を目的に、輪行で行くことにしました。

朝にしては遅い9時頃に池袋線乗車。
吾野に着いたのは10時半くらい。

東京近郊とはいえ、ここまで来ると山の空気で気持ちがよろしい。
思い切って来てよかった、と既に実感。


Imgp4791
*吾野駅前にて

さて、組み立てです。

Imgp4792
*タイヤを縛っていたバンドを外して…

平日で電車も空いてるんで、チョンボしてペダルつけっぱなし。

でも、どんなに空いていても公共交通機関に乗るのなら、少しでも突起物は減らすべきで、実はあることで反省しております、ハイ。


Imgp4793
*イキナリ登坂はきつい

吾野駅は標高180mですが、駅を出るとすぐに下りで10m位は損した感じ。
R299を横断してすぐに登坂です。

平場が殆ど無く、イキナリ、ハァハァ。
足が慣れていないからだと思ったんだが、後で調べたら、この最初の急坂10%近くあったようです。

それでも杉桧香る森の空気の中、心肺機能を最大限、しかも継続して動かす心地よさ。
キツいが、何だか浄化されていく感じ。

とりあえず標高500m越の顔振(こうぶり)峠まで、標高差300m登り一本調子。

途中時速5Km代まで落ちたものの、小学生の遠足の一団の声援を受けながら(^_^;)、止まらずになんとか乗り切りる。

峠直前で奥武蔵グリーンラインに合流し、峠の茶屋にとうちゃこ~


Imgp4804_2
*峠の富士見茶屋にはサイクルラックがあって少々驚く

汗だくですが、ここまで来ると山の風が気持ちいい。

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*毎度お世話になっています

顔振峠には休憩する店が二三ありますが、自分は富士見茶屋派。

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*吾野の露天掘り砕石鉱山が見える…雲が無ければ富士山も

何せ、小学校の遠足以来数十回はここに来ているハズ。
好天であれば富士山も見える絶景スポット。
茶屋で、数量限定手打ちそばを食す心地よさ。


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*風味絶佳…梅干しは食べた後(^_^;)

蕎麦もさることながら、付け合わせの香の物も味も色もとりどり。
ロケーションもありますが、相当にうまかったです、はい。


Imgp4801
*今日は、地元埼玉の子供たちのようです


・刈場坂峠へ

富士見茶屋を後に出発すれば、イキナリの下り坂、せっかく獲得した標高がもったいない。

もっとも、この先の奥武蔵グリーンラインは、上ったり降りたりのトレーニング向き?コース。

小学校の遠足の時、あちこちに重機があって山肌を切り崩したりで築造中だった記憶がある。

因みに、当時西武鉄道もコースタイムの地図を駅で配布してり、ハイキング急行なる列車もあったりで、ホントに手近なハイキングルートでしたが、グリーンライン完成後は車バイク自転車天国と様相は一変。

もちろん、グリーライン以外にもハイキングコースはありますが、ここは稜線を延々と行けるし、いざとなれば麓の西武秩父線にエスケープできるんで、ある意味手堅いコース。

ハイキングコースは車道に重なったり縫うようだったりですが、通過交通に気をつければ問題ない。
もっとも、山の稜線上で車に注意もなんだかなー、ですけど (^^ゞ

実際、部分的ですが家族で歩いたこともあったりしました。


Imgp4806
*こんな出で立ち

これから向かう刈場坂峠は標高800m超えなんで、単純には300mを登ることになると思いきや、登っては降りての繰り返しで結果ジワジワ登っていくコースなんで、地味に足にきます。

多分、登り300mではなく実質400m以上は登ることになるはず。
今回は半分くらいだけど、グリーンライン全体を通しで行けば相当にトレーニング向きだと思う。


Imgp4807
*開けたところ、下り坂手前で休憩

高山不動さんと関八州見晴台が途中にありますが、どちらもグリーンラインから降りたり登ったりなんで、ご遠慮させていただきました (^^ゞ

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*左が武甲山、右は鉄塔があるんで丸山かな?

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*この先下ってまた登り(急な下り道でなんで、ペットボトルが車止め)

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*シートバックには雨具、今日は要らないが習慣的に持って行きます

サドルがいつも間にかに皮サドル。
ジル・ベルソー(仏)なんですが、サドル遍歴に終止符打てれば良いんだけど…
うちに何個転がっているか、数えるのが怖い~

実際、慣しがてらなんでまだ々堅い。
今日はレーパン(パット入り)が下着なんで、問題ないですが素尻?だと結構きます。


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*やっと見えてきたゴール、あの明かるい所が刈場坂峠

正確に数えていないが、3~4回は50m近く下って倍は登る的な感じ。
心身を鍛えるのにグリーンラインは良い道場 (>_<)

今回、足も故障せず問題なく走破できたのも、ホローテックの剛性感が効率良いペダリングを実現したという事かもしれないけど…

実のところ、交換前のFSAの左クランク付根部が相当損耗状態だった。
これが、コクコク微妙に動く状況だった。

そんなクランクと比べれば、そりゃー何だってストレスフリー。
それに気づかず、というか増し締めでなんとか10年以上乗り切った?私は愚か者だなぁ…


あとは地味だけど、ペダル回転部のグリスアップも効いているかもしれない。

Imgp4814
*とうちゃこ2

この峠には、数年前まで峠の茶屋があった。
老夫婦がやっていて、柚味の味噌田楽とか旨かった記憶がある。

それもいつも間にかに廃業ですか…寂しい限り。


Imgp4817
*北関東の先の方まで見える(気がする)

ここは北が開けていて眺望がすこぶる良い。
このままグリーンラインを更に行けば、東秩父まで峠のデパート地帯。


Imgp4819
*ランドナーバーのハの字の開き具合が好きです

自分はここから正丸駅までダウンヒルなんで、グリーンラインとはお別れ。

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*スマホの方が色のりがよい

さあて、帰路につきますか。

Imgp4821
*くたびれた路面をくたびれたオヤジが下る (^^ゞ

急坂なんですぐに40Km以上は出そう。
平日とはいえブラインドカーブには注意を要する。


Imgp4822
*出過ぎで怖いヨ~

リアーブレーキの鳴きが凄まじい。
帰ったら調整しなけりゃ。


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*途中南方を望む、関東山地の東端の傾斜がよく分かります

下界に達し、R299の旧道(正丸峠に行く県道)に合流すれば、駅まではあと僅か。

R299の大カーブを四つほど過ぎれば秩父線の正丸駅。

Imgp4831
*駅前広場

この駅前広場、食堂があるためか車でもバイクでもヨッテラッシャイ開放的なところ。
何故か1日単位の有料駐車場もあったりします。


Imgp4828
*正丸駅にて

Imgp4830
*パッキング完了

パッキング、開梱ともに20分くらいかな。 (遅い?)

Aganoshoumaru
*古いGPSなんで林間は電波を捉えきれない

電池の持ちが異常に良いんで古いガーミンをログ取りで使用。
が、上のような有様なんで、今回初めてヤフーのルートラボに手を出した。


Mp_aganoshoumaru
*すごいぞルートラボ

距離23Km
標高差640m
平均斜度4%
最大斜度15%(ホントかいな)

1号機とともに良い息抜きというか、練習になった小さな峠旅でした。

練習というのも、4年ぶりにメンツが揃いそうだからなんで、本格的?なチャリツー近し。
さて、計画立案しなくちゃ…


・補足

ルートラボいじっていて、面白い機能があったんで補足。
区間を区切って、その間の勾配が表示できる機能なんですが、実に便利なんで、今回のルートのうち特徴的な部分をピックアップ。

Mp_aganoshoumaru_23

*顔振峠までの登り

最初の登りできつかったあたりを拾うと、やはり10%超えでした。

Mp_aganoshoumaru_1314
*顔振峠~刈場坂峠までの登り

刈場坂峠の手前、異様な登りは15%!

Mp_aganoshoumaru_2021
*刈場坂峠~正丸駅までの下り

下りなんで楽なんですが、反対に登るとすればこのあたりがキツいかも。

てな感じで、計画立てる際に使えるし、帰ってきてからの確認でも15%超えヤッタ、て感じで面白いし助かります。

2017年8月31日 (木)

奈良35(その3)

1日の事なのに、どうも長くなってしまいましたが、やっと最終回です。

・斑鳩への道

薬師寺から南へ向かえば、大和郡山。
郡山城跡の立派な石垣があります。

そんな城跡の周辺は住宅地。
そこを通り抜け、奈良自転車道に到達。


Nara_2
*南に向かう斑鳩行きルートと、斑鳩から大和郡山への帰還ルート (地理院地図より)

奈良自転車道は、奈良から法隆寺までのコース。
緑色の路面標示などそれなりに整備されている。
止む無く細街路に入り込むような狭いルートも含まれますが、概ね走りやすくできている。


Imgp4642
*こんな感じが多い(大和郡山城址西側あたり)

大した距離ではありませんが、アップダウンもそれなり。
35度の気温の中では辛い状況。
これが春秋であれば楽勝移動距離なんですが…


Imgp4643
*法起寺が見えてきたら斑鳩です
(下の黄色いのはGPSロガーのガーミン60…古っ)


わーい、法起寺久しぶりぃ。(まだ幾らか元気)


・斑鳩

法起寺は「ほっきじ」と読むんですが、世界遺産がらみで「ほうきじ」と読むことになったそうです…調べてビックリ。

ここには、1300年以上前に建立された日本最古の三重塔があります。( 法起寺公式HP


Dsc_5144
*講堂と三重塔

講堂は後の再建ですが、塔は創建当初からのものです。

ここと、法隆寺、薬師寺東塔、東大寺転害門くらいが奈良時代オリジンで、他は概ね焼けたりでの再建建造物…
1300年も、この長閑な風景に点のように立っている様は、奇跡的としか言いようがない気もします。

当然数回解体修理を受けているでしょうが、貴重な樹齢のヒノキを大事に保っている訳です。


Dsc_5142
*このかわいい三重塔が1300年

斑鳩の法隆寺関係の寺の一つという事は、聖徳太子関連ということ。

最近、その存在を取りざたされている太子さんですが、この地に立てば飛鳥と一線を画すここに、政治力学的なポジション含みの若草伽藍があったのは発掘調査から事実。
そうなると太子さんの存在を疑ってもあまり意味がない気がする。
仮に架空としても、それなりの勢力、若しくはそれなりの能力のあった誰かが居たとしか考えられない訳です。


Dsc_5145
*相輪は再建だそうです

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*肘木は法隆寺飛鳥風の雲肘木

蘇我氏と大王家の確執?
もともと、姻戚関係であったのが何故か政変、伽藍は灰燼…

その後、太子の遺徳を忍び、もしくは鎮魂のためか、法隆寺にまつわる七つの寺院が建立された。
死しても、それほどまでの影響力が形としてあったということで、それって、いったい何?


Imgp4644
*門前にて(暑くて真っすぐ撮れない…相当トリミングしてます)

境内を歩いて出れば、汗だくです。
手元の温度計も、35度のまま…


さて、法隆寺の前にもう一山。
法輪寺も太子さん関連寺院です。( 法輪寺公式HP


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*門前

止まると、汗がぶわっと噴き出てきて、ホント暑いですわー

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*昭和50年に再興、丹色がまだ強い

明治に焼失し基壇のみの状況であったところを、法隆寺、法起寺を参考に復元されたと聞く三重塔(だったかな?違ったら御免なさい)。
法隆寺的な雲肘木、柱のエンタシスが目を引きます。


Dsc_5152
*日差しが…

Dsc_5147_2
*復興三重塔

法輪寺を出て…

もうあきません、頭ガンガン熱中症寸前。
法隆寺は近い距離ですが、たまたま通りかかった店でエアコン休憩~


Dsc_5154
*あいておもい、休憩

このお店、パン屋さんであるとともに、座敷でそれを食べられる…喫茶店ですな。
30分はクールダウンしました。



・法隆寺

最後の目的地、法隆寺。( 公式HP

Dsc_5156
*法隆寺南門

何故だか、ここに至ると帰ってきた気がする南門。


Dsc_5157
*遠くに中門が…

あいにく、中門は修理中。

Dsc_5158
*写真で勘弁してください…


Dsc_5159_2
*五重塔

すっくと立つ、というのはこういう事。

初層と五層目の辺長が2倍の関係であったり、相輪が全体の1/3の高さだったりで全体の比率が合理的な関係でまとめられている。
だからか、実にバランスが良い。
確か、初層の裳腰は内陣保護のため後に付けられたもの。


それにしても、写真が上手く撮れていないのは、暑さのせいか?
整理していて使える写真の無さに愕然…


Dsc_5161
*大講堂

この大講堂前の空間。
伽藍内なのにやや登ることが、不思議なバランスを生み出している。

時間速度が違うくなるような、不思議な感覚に陥る空間。


Dsc_5168
*金堂と五重塔

白鳳というより飛鳥の香り。

Dsc_5175
*大講堂と徳川氏寄進の灯篭

Dsc_5169
*最高の眺め

何故か落ち着く景観。
柱の摩滅したエンタシス、天井の虹梁…

この落ち着いた佇まいが、古代建築の素晴らしさを教えてくれた…
ある日雑誌で見た1枚の写真に導かれてから30数年。

唯一無二の回廊であります。


気が付けば身体に熱がこもり、やや危険状態。
もうほかに回る余力もございません。
夢殿すら行かずに撤退。

さて、今日のうちに帰京しなければならない。
近傍の駅までの自走、自転車のパッキング、京都まで近鉄での移動、新幹線で東京駅まで…と成すべき工程が相当あります。


当然、飛鳥方面も断念しました。

Imgp4645
*門前の喫茶店でいただいた葛切り

ひゃっこくて美味し。
黒蜜の甘さが、やや酸味のある葛と合わさり、歯ごたえ喉越し宜しく頂戴できました◎

吉野本葛ということで1Kですが、たまの贅沢OKかと思います。

ここでも、エアコンの真ん前で30分はクールダウン。
そうしないと、次の動作に移れない (>_<)


Nara_3
*斑鳩から大和郡山方面に向かう (地理院地図より)

法隆寺さんを後に出発。
なので、堂塔の適当な解説も以上です。
(詳しく塔を解説しているHP、ブログも多数ありますから、興味のある方は色々探訪してみてください<(_ _)>)


Imgp4646
*富雄川を遡上

近傍の近鉄といえば筒井駅ですが、その一つ先近鉄郡山駅を目指します。
暑いと言いながら、走り足りないみたいで (-_-;)


Imgp4650
*富雄川沿いの奈良自転車道

Imgp4651
*案内板やっと発見

案内を見れば、今回行けなかった飛鳥方面へのルートもあり興味は尽かない。


Imgp4654
*ずーっと、こうだといいのだが…

上のような状況は川沿いと、一部幹線道路沿いですが、全体には走りやすい方だと思います。
もっとも、歩行者もそれなりに居ますからスピードは程ほどにしないとね。


Imgp4647
*走行状況、お見苦しい絵ですみません (^^ゞ

ご覧のように短パン(薄パットつき)、ハーフクリップ、長袖。
足焼こう作戦?
でかいカギは重くて余計だった…

さて、とうちゃこ、近鉄郡山駅。

駅前狭いんで、人目がやや気になりますが、ダラダラとパッキング。
走っているうちは風が当たるためか、熱代謝が問題ないけど、止まると身体がゆうこと聞きません。


Imgp4655_2
*近鉄郡山駅前にて

駅前の狭い711で氷系を補給。
急場を凌ぎ、この旅3回目のパッキング完了。

走行距離たったの35Km。
気温も35度。
形的ではありますが、見たいものもおおよそ見れたんで良しでしたが、暑さキツカッタ。

奈良、涼しい時期にもう一度…
山の辺の道とか走りたいもんです。


因みに、京都駅で新幹線6本やり過ごしました。
なんで、って最後尾席の後ろが空いてなくて…(^^ゞ

最後は親切な人に譲ってもらい助かりましたが、輪行の途中駅乗車は難しいなぁ。

2017年8月21日 (月)

奈良35(その2)

暑さはバイクでも自転車でも同じ。
然しながら、自分エンジンな自転車は体内から熱を発生するんでキツイ…
当たり前か… (>_<)



・朱雀門から西ノ京へ

大極殿を後にし、丁度真南とーくに見える朱雀門に向かいます。

Dsc_5096
*朱雀門は大内裏の南門、この手前を近鉄電車が走り抜ける!

この広大な空間、今でいえば霞が関の官庁街…
とにかく広い。


Imgp4637
*朱雀門裏側

近鉄奈良線の踏切は公園内の踏切、という不思議さ。
元は畑の只中だったハズ。
渡れば直ぐに朱雀門の裏側に。


Imgp4638
*表側、門の両側には築地塀

こういう二層式の大きな門を見ると芥川の羅生門とか、手塚のどろろを思い出してしまう。
二階に何か居そうで…

今の朱雀門には警備員さんしかいません (^^ゞ
因みに、警備員のおじさん達、衛視の格好の方が似合うと思うんだが…仕事にならんか?


Imgp4639
*朱雀の方角を向く門

朱雀は都城の南。
この南には、更に平城京の条里が続いていた…


Imgp4640
*朱雀門に限らず、奈良の屋根には火除けの鴟尾(しび)が多い

都大路が南側から宮中へ至る正面になる象徴的な門として復元建物第一号。

30年前も、色々思うところがあり、また薬師寺の復興伽藍が見たくて奈良に来た。
偶然に立ち寄ったというか、表通りから丸見えなんで気が付いた朱雀門。

天平建築が新たに建てられている事実を目の当たりにして、何か新しい時代に入ったかの様な感じを受けたような記憶がある。


Imgp4641
*驚きの施設?

朱雀門の前面側に、とうとう一般受けするものが出来そうです。

平城宮の復元建物は、当時の形に忠実に有れとばかりですが、確かに観光として来てみても、同一敷地内とは言えそれぞれが離れていたり、歴史の授業みたいな施設ばかりだったりで…

屋外の博物施設を目指しているようなので問題ないんでしょうが、観光バスを寄せるスペースだって儘ならなかったり、土産物の売店も見当たらない位ですから、サバサバ感も流石国営クラス。


流石に観光都市奈良の名折れと思ったか、30年経ってようやく平城宮跡拠点施設の完成なのか?

とにかく、リアル度からすれば平城宮跡の各施設の博物ポテンシャルは相当のもの。
相当な経費を投入しているとすれば、観光資産として稼いでもバチは当たらない。(維持費だってかかるし)

歴史に忠実である施設だからこそ、もっと寄れる見られる、なスタイルを確率するためやれることはあるんじゃないか、いや一種のテーマパークだよ、これ。
だからか、一部の歴史好きだけでは勿体ない、とも思ったりする訳です。

Nara_1
*右上が出発地(GPSロガーON)で青い線で南に向かう (地理院地図より)

さて、少々時間を使ったんで、そろそろ西ノ京へ向かいます。


・唐招提寺

自転車で30分位も走ったか?
見覚えのある景色に至る。

ここは中国の高僧、鑑真さんで有名。
教科書でも信念の人で取り上げられていますが、大和の国に仏教の戒律を体系とともにもたらした、所謂日本仏教の祖の一人。

鑑真さんはやっとの思いで、しかも失明してまで日本に着き、東大寺で戒壇という仏教で大事な儀式を日本で初めて執り行い、その後何事かあり西ノ京に追いやられてしまった、だったかな…

平城京の西側、西ノ京と呼ばれるこの地に唐招提寺として、以来1300年間居る訳です。

因みに、以降は全編寺院関連です。
抹香の世界故、興味のない方はご勘弁してください (^^ゞ


Dsc_5099
*南門手前、道が少し広がっている

既に見慣れた入り口前、お土産屋さんが増えている?

Dsc_5098
*1泊分以上の着替えが入っているフェアウエザーのサドルバック

必要な土産物Getと、昨晩洗濯した着替え類を一緒にクロネコで家に送ってもらうことにした。
これで、幾らか軽くなります。

さて、唐招提寺も4年ぶり。( 公式HP

相変わらず丹が残る南門は昭和35年に天平様式で再建。
丹塗りの残った部分と、滅失した部分の対比に目が行くが、これも古建築の特徴。


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*南門で拝観料…

拝観料とお賽銭はケチらない…(あくまでも自分基準の中でですが)
抵抗感のある方は奈良京都には向かない気がする、ていうかハナから来ーしませんがな…とは、言い切れませんけど。


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*唐招提寺金堂…天平の甍

単純な自分の頭では有難い景色である。
美しい、と言えば簡単だが、時間的な存在感?空間的な静寂感を強く感じてしまう。
そんな美しさ、と言えばよいのだろうか。

建物ではなく、釈尊の考え方を学ばんといかんがな…
なんて声も聞こえてきそうですが、これも何かの縁。

来るたびに、何かの仕切りが変わるというか…一瞬立ち止まり自分の生き方を考える…そんなきっかけのようなものを頂ける場所。

そういう処が自分の中での奈良なのかもしれません。


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*気持ちいい風があるときは、幔幕が堂内から外にたなびきますが、今日は?

つい10年位前に平成の大修理を終えた金堂。
修理したぞ、みたいな修理ではなく、古色で見た目判らなくしてある。

本来は古代建築なんで丹塗り。
赤・朱色で材の保護を兼ねた塗装が施されていたのが、100年もすれば分からなくなる。

ところが、軒の奥深くに1000年を超える丹色が修理の際に発見されたりするそうで、そんな話を聞けば意識はもう1300年前に…
殆どタイムマシンの様な建造物。


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*この角度も良い

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*そして特徴的な柱

柱は、本来ややエンタシス形状だったのかな?
長年の風雨と人々との邂逅により痩せてきている。

また、長い柱なのに微妙な安定感があるのは、僅かな上部の内倒れ設計という、見る者への心理までも計算した高度な技能。


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*鼓楼と礼堂(らいどう)は鎌倉時代

実のところ、湿度が絶好調?で最高に暑い。

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*これだけが涼

本来であれば、見どころも多いのでゆっくり廻りたいところですが、移動が人力故この辺で失礼させてもらいます。


・薬師寺

薬師寺は唐招提寺の南側、距離的にはそれなりですが並ぶ配置。( 公式HP

何時もの様に(概ね5~10年おき位ですが)南門を訪ねれば景色が違う。
東塔がシートに覆われていて見えない。


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*中でどんな修理が行われているのか?

修理はあと3年位かかる様です。

そのころまで元気ならば、再び素敵な姿を拝めるというもの…なんてね。


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*中門は少しは色あせてきました

南門を入れば直ぐに復興された中門があります。

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*回廊の後ろに見える西塔

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*阿形

極彩色、中門の二天王像。

こちらも、お目にかかる度に少しづつ色あせてきています。
最初見たときは、リアル極彩色で驚いた記憶があります…


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*吽形

薬師寺は天武・持統天皇により発願された皇室ゆかり深い寺院ですが、既に1300年が経ち修二会(花会式)や写経道場などにより、広く一般からの信仰も集めている。

古い寺院であることと同時に、白鳳伽藍の復興に取り組むなど、これからの奈良寺院の方向を示しているかのようにも見えます。


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*昭和に再建された西塔

西塔は東塔と違い復興された塔。
中間の小屋根である裳階(もこし)は数えないんで三重塔になります。

なんでも室町時代に焼け落ちて以来の再建なんで、500年くらいは東塔1基だったことになる。

今は修復で覆われてしまったので比べにくいが、屋根のカーブの案配が東と西では違う。

法隆寺の宮大工で復興を指揮した西岡棟梁は西塔の復元に当たり、当初の形の再現を重んじたようで、東に無い連子格子が有ったりで比べると面白い。

凍れる音楽と評された塔天辺の有名な水煙。
ここの飛天の意匠はおそらく同じだと思いますが、相当の望遠がないと細かくは写らない。

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*金堂

百万経の写経勧進により、昭和51年に400年ぶりに復興した金堂。
未だ強いヒノキの香りが堂内に満ちている。


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*独特の屋根「裳階(もこし)」は東塔のそれに倣ったとか

それにしても、独特の壮麗さがある。

江戸期の建築の様な飾り満載ではないのに華やかに感じる不思議さ。
天平様式の唯一現存する東塔の形を生かし、他に例を見ない無二の金堂。


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*大講堂

大講堂も東塔、金堂同様に裳階をまとう姿に再建。

この大講堂は以前は江戸期の小さな建物でした。
何処でもみられる様な質素な感じで、これといった特徴もなかった記憶があります。

金堂と同じで平面形以外は本来の姿が不明であり、そこは平城宮大極殿と同じで定まった様式から推理を巡らして復元されたということです。


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*縁起

大講堂の後ろ側には、最近復元された食堂があります。

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*食堂(じきどう)

食堂内は現代的な建物空間として構成されている。

薬師寺伽藍の北隣に玄奘三蔵院があり、ここの大唐西域壁画の作者である平山郁夫画伯からバトンを受けたような、長安から平城京までの旅路が壁画として納められている。


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*食堂わきの回廊

回廊は南と北側のみで東西は半分出来ていない。
返って開放的ですが、いつかは繋がりロノ字になるんだと思います。


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*講堂、食堂の距離感

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*複廊式の回廊

東側回廊の南寄り外側。
有名な法隆寺の回廊とは違い、内と外に同じ構造の通路が続いていて、間に白壁と連子格子の仕切りが付く複式回廊。


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*中門柱の表面

この辺りの材はヒノキ。
平成に入ってからの復興はヒノキが手に入らなくなり、本来と違い代替えの材を使用しているとのこと。

木材の場合、簡単に言えば樹齢=材の寿命ということで、仮に2000年の樹齢の材が使えれば、その材は建築後2000年持つという事らしい。

それが証拠に、雨や地震で弱った部分の修復をしながらだが既に1300年余にもなる東塔。

因みに、古材でも表面を薄く削れば新材のような状態が見られるらしい。
だからか昭和に復興されたこの柱も、ヒノキのにおいがブンブンする。


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*中門から

来るたびに創建時に近づく薬師寺。
3年後、修復された東塔の姿も楽しみではありますが、最後に全体がどんな姿になるのか。

正に仏教文化の美術館と言ってもいいような寺院です。

それにしても、木材の使用量は相当のもの。
なので、それらを無駄にしないよう火や風などに負けずに、この姿を長く保って頂きたいものです。

本来であれば、より北側にある玄奘三蔵院伽藍にも参るべきですが、時間と温度の加減?で見送っています (^^ゞ

この辺りで、正午。
お次は若干遠い法隆寺さんです。

(その3)に続く


2017年8月11日 (金)

奈良35

やってまいりました、暑い夏が…
夏ですから暑いのは当たり前ですが、ことしは特別イヤー


・彦根の松原

もう25年にもなりますが、手伝いと称して巻き込まれ、離脱したと思ったらまた巻き込まれの行事が、鳥人間コンテスト。

あくまでも限定サポートですが、モー大変行事。

今年は出場寸前の7月に入ってからの参加でしたが、暑くてその都度熱射病にやられたりで…

そんなこんなで、出場前日には会場入り。
本チャンメンバーではないんで、我がままで単独行動自転車付き (^^ゞ


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*前回から4年ぶり新幹線輪行、後方席隙間が定位置ですが混んでると難しい(^^ゞ

午前10時過ぎ、米原着。

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*米原駅出たところ、さあ組み立て…

着いてホッとする間もなく、自転車(1号機)組み立て。
駅から会場まではで15分くらい。


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*鳥のプラットフォームと我が青春の1号機(ウソ)

ご存知の方は少ないと思いますが、この大会はTV局の著作物の塊。
判りやすく言えば、放映当日までは映像の流出は御法度。


なんで一泊の後、当日の結果は…
はともかく、気温35度の中、後片付けが完了すれば晴れて自由の身 (^^)/


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*松原水泳場にて1号機、変な2色巻きバーテープ等あちこち変更点が

関西withチャリは四年ぶり。
暑くてヘロヘロですが、行きたい処へ行きますとも…


・そして奈良入り

その日のうちに新幹線で京都へ。
そこから近鉄の普通の急行で、近鉄奈良一つ手前の新大宮で下車。

実のところ、ここまでの移動は相当辛かった。

多分熱射病気味であることと、連日の製作疲れでヘロヘロ。
やっとこ輪行袋を担ぎ、陽焼け真っ黒爺さんがでふらふらで着いた有様。

その新大宮駅ですが、平城宮跡の近くで、周辺は完全に普通の住宅街の駅前。
目の前に今日の宿の「スーパーホテル」があるんで、駅=宿で助かった。

その夜はホテルのランドリーで汗まみれの洗濯物処理と、TVで「ここさけ」をみてカンドーしたりで、後は爆睡。

さて、翌日は日曜日。
天気は雨降りそう模様なんで、朝食後ゆっくりし9時過ぎ出を決め込む。

因みに奈良は好きな所ですが、夏は勘弁の盆地。

たまたま鳥コンで関西に来たから、一石二鳥での奈良巡り。
奈良が好きというのも古寺が好き、というよりは古代建築好き、というのかな。

そんなもんですから、今日の目的は「唐招提寺」→「薬師寺」→「法隆寺」、余力があれば飛鳥方面という計画なんですが、どーですかね?

さて、ホテルの部屋で輪行袋から1号機の組み立て。
エアコン効いていて良し!
ホントだったらホテルの外で、なんでしょうが、大目に見てやってくださいな…
勿論、部屋の壁やシートに汚れが付かないようには気を付けてですけど (^^ゞ


Imgp4620
*ホテル前にて

今回の旅に合わせて2点ほど寸前に改修点があったりします。

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*なんちゅーかサンダル、もといフロントキャリア…

良く見えてませんが、日東のフロントキャリアM-12を1か月前に導入。
ランドナー的な形として有った方がいいかなで購入。
が、今回はサンダル固定装置と成りましたが、これはこれで大いに実用的で有りです。

実のところサンダルは、鳥コン手伝い時に必要があったから持ってきただけで、サイクリングには不必要 (^^ゞ


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*流行りのバイクパッキングとか言うやつ

サドルバックは9リットル位は行けるフェアウエザーの製品。
着替えが相当入るんで、ディパックの負担=肩背中の負担が減らせる。

問題点はカンチのブレーキケーブルとの干渉。
今度ガードチューブ付けなくちゃね。


さーて、いよいよ出発。わくわく…(^^)/



・平城宮跡

最初の目的地、唐招提寺はココから南西方向ですが、その前に平城宮跡を少しだけ見ようかと思い、北西に向かって適当に進めば、住宅地に隣接していきなりこんなん有りました。

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*東院庭園西端の築地塀…断面ですね

ここから、古寺古代建築めぐりの始まりです。

この平城宮の復元建物群、というか大公園。

平城宮跡を発掘し、建物基壇や礎石のみを配置したのが確か当初の姿。
その後、南面の朱雀門の復元を皮切りに、この東院庭園や第一次大極殿を再建。
ここまででも相当の経費労力が費やされていると思うが、世界文化遺産になったり、遷都1300年記念事業もあり結果オーライなんだと思います。

30年近く前の凍てつく冬。
単身で訪れたときは、朱雀門だけだった記憶があるが、随分と賑やかになったもんです。


Photo
*奈良文化財研究所発行の平城宮跡資料館のパンフレットより
 (東院は右下にある方位の上にある赤い建物)


東院( 公式HP )の中に入れば、いきなり池の際に建物が目に入ります。

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*東院庭園の正殿(北側より)

正殿には舞台があり、復元の折には雅楽と天平の舞いなども催されたようです。

庭園に左程の興味はないんですが、中をぐるっと一周。

古代建築を従えた庭園は珍しいというか初めてお目にかかります。
江戸期の庭園は東京にもあるので良く見たりしましたが、この庭園の木々は自己主張せず、あくまでも脇役。
当時は木々の間を巡り季節を感じるなんてことはなかったのかな?


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*一隅にあんなのが…

二階屋、屋根上には鳳凰…
マジすか、本当?
どうも平等院を参考にした復元とのこと。

古代建築の基本形は建造時から残っている法隆寺、薬師寺東塔、東大寺転害門などが事実上の生き証人で、それにより様式・構造が判る…逆に言えばこれらは平城宮の官庁建物を模して作られたということらしい。

平面形や柱の大きさなどからの想像による復元でも、突飛な形になるハズもない、ということらしい。


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*八角柱の表面(広角で歪んでます)

上の写真、柱の仕上げは古代建築特有のヤリ鉋仕上げ。
決して雑な仕上げというわけではなく、現代使われている台鉋が誕生する前はコレしかなかった、ということを再現している。
それに、これだと水をある程度弾くので、材の持ちが違う。

電動プレーナーでは組織がむしり取られミクロ的に組織が毛羽立つが、日本の鉋では刀で切った様に綺麗に落されることから、不要な水分の侵入が少ない。

実際復元作業では、粗は電鋸で形を作り、最後に仕上げをヤリ鉋でまとめる。

この辺りは「木に学べ」(西岡棟梁)の受け売りです <(_ _)>


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*発掘された柱に新たに継いだ柱

水没している木材(鉄でも)は腐り方が異常に遅くなる。
安定した環境ではそういう事らしい。
なので、没していた部分は残ったりする。
知識的にはそうなんだけど、奈良時代の事なんでホントかいなとも思ったり…


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*いい加減じゃーないよ

さて、図らずも巡ってしまったが半ば観光故、コレも良し。

東宮庭園を後にし、お次は大極殿を目指します。
広大な敷地である平城宮跡の東の一隅から、北側の「中心地」へ。


Imgp4626
*縦横に走る公園内通路…広いよー

適当な間隔で走る園内通路を漕いで行くと…

Imgp4634
*あれが大極殿正面

遷都1300年記念行事にも使われた第一次大極殿(復元)が遠くに見える。
なお、個人的には4年ほど前に家族旅行で来たんで既知。


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*見えてからも、やや遠い

午前中ですが、既に暑いぞ。

Imgp4632
*大極殿裏側につけました

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*サイドビュー…正面の写真撮ってません (^^ゞ

上の写真、良く見ると高御座がチラと見えます。

で中、入れます。


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*軒の木組み、三連の肘木が深い軒を支える

大王(天皇)が政務を行う、ではなく特別な儀式に用いた建物が大極殿。

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*ガラス玉の宝珠

古寺と違い、意匠が凝っている。

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*木枠内に文様、これが天井全面に

中に入ればボランティアの方が、色々説明してくれます。
先を急ぎたかったのだが、先生みたいな方が丁寧なもんだから最後まで世話になってしまった。

自転車で走ってきたからか、エアコンの無い空間だからか、汗ダラダラで聞いてたところ「暑いのにえらいご苦労なことですなー」などと言われ… (-_-;)


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*国家事業なんです

朱塗りということも有りますが、沖縄の首里城も雰囲気似ている。
軒の深さが違うなどプロポーションの違いはあるけれど、約1000年前の中華世界の木造建築が手本だからでしょう。


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*高御座(たかみくら)

1300年の昔から進んだものを見れば此れを取り入れ、必要に応じ再構成し技法を継承していく日本の文化。
コピーとは違い、環境に応じ最適化された形がここにある。

もっとも、現代と違い経験のみで積み重ねているためか地震には若干弱く、故に今の耐震技術が部分的に(見えないところで)取り入れられているそうです。


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*天平の甍ならぬ平成の軒

暑いのと、連日の疲れが溜まっていてか、昼前なのになんだか既に息切れ。
こんなんで唐招提寺、行けるのか~

(その2)に続く


2017年7月17日 (月)

改修の2号機(補足)

2号機改造も終わったハズでしたが、やり過ぎの余波が収まらず、5月から6月にかけて追加改造~ (^^ゞ


・割と目立つ部分

バイクを使わない通勤時の駅までとか、近所の買い物や借りている農園までですが、それなりに活躍中の2号機。

そんな中、片道20Kmの世田谷上馬のブルーラグに再び遊びに行きました。

目的は鉄ステムのGet。
色々考えた結果、既存のアルミステムを変えることにしました。


最近の普通のステムは、スレッドレス(アヘッドタイプ)でOS(フォークコラム径がφ28.6)のアルミ製が主流。
大昔のフォークコラム径はSTD(φ25.4=1inch)サイズが標準、というかそれしかなかった。
それもMTB全盛の前半までで、その後の標準はアヘッドOSに移行する。

2号機のフォークはスレッド(ねじ切り)タイプ故、ママチャリな一体型のアルミステム。
それも、スレッドコンバータを入れることで、アヘッドタイプのステムが導入できる訳です。

そーなると、選択肢が広がるんでポジションUPを狙い、下の「かち上げステム」となった次第。


Imgp3814
*通称かち上げステムの日東MCR-65と、同じくスレッドレスコンバータ

35度という大迎角。
ハンドルクランプはオープンですが、φ25.4なんでフラット系のハンドル用。(ドロップは普通φ26.0なんで付きません)


Imgp3815
*日東ブルーのシール付き (^^)/

相変わらずのきれいな溶接とスーパーダルメッキ仕上げ。

因みに、ダルメッキというのは、多層化した厚膜なメッキとのことで、錆とは無縁なタフな奴らしいです。

自分は、このやや青みがかった独特の鈍い光沢が好き。

1号機の前身であるアラヤのマディフォックスのスレッド用のステムを交換したのが、この仕様に似ているリッチーフォース…トムリッチーブランドを冠した、当時先端だった?日東のMTBステム。

あれから、30年近く経過しましたが、再び日東製品を買う時が来ようとは想像だにしていなかった…

というのも、ここ10年位はロード大流行りで当然軽量なものが主流。

日東もスチールばかりではなく、アルミ製のものも出していますが、外国ブランドのパーツと比べると、分が悪い…値段の割に何故か重いんですね。

最近分かったことですが、相当の耐久試験を行っているらしく、そーすりゃ重くなりますわな。

安全は金で買えるのか?
実は重さでも買えるのかもしれない…

見直されている日本品質がここにもあるようです。

自分も軽い部品優先の時期が確かにありましたが、 シムワークスが語る日東 のHPを見て目からうろこが落ちるように、何かモヤモヤしていたつっかえが取れ納得してしまいました。

性能(軽さ)だけで語るのではなく、長期間確実に機能するか。
それこそがmade in japanの証なのかもしれない、なんちゃってね。


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*新旧、軸から見ればやや手前だが角度は上向き

ウンチクはともかくとして、シッカリした見た感じからも安心感が伝わってきます。

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*スレッドレスコンバータ

スレッド(ねじ切り)のヘッドパーツの場合、スレッドレスコンバータを使うことでアヘッドステムが使える。
ステムの選択肢は増えるが、その分重くなるのは止む無し。

2号機の場合、STD→OSのスレッドコンバータになる。
元のSTD部分はφ25.4の内径であるφ22.2、OSであるアヘッドステム部分がφ28.6の組合せとなる。
(φ22.2(7/8inch)→φ28.6(1・1/8inch)の製品という意味。少々ややこしいし、他にもいろいろパターンがあるので要注意部分。)

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*へへっ、この角度、スゲェー

此処の取り換えは楽。
スレッドコンバータのウス(三角のアレ)にグリスを塗るのと、差し込み上限を守ってシッカリ締めればよし。


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*換装後

で、乗ってみてビックリ。

手に伝わる振動がマイルドになっている。
換えて大正解 (^^)/

従前のアルミステムは肉厚でガッチガチ。
この鉄ステムは薄肉で、ハンドルに力を加えるとクニャっと動く感じすらする。
あくまでもフィーリングですが「撓(しな)るんです」。

これも弾性限界の高い鉄だから出来る芸当。
アルミはこれが低いため、肉厚化するか大径化しないとポッキリしやすくなる、という素材の性質が、乗り味として表面化したという事のようです。

もちろんアルミもヒートトリーテッド(焼き入れ)や、素材を高強度7000番台などで薄肉化しているものもありますが…

もちろん振動吸収という点ではカーボン素材のほうが向いていますが、鉄の場合ラフな扱いにそれなりに耐えられるし、価格の点からもバランスが良いと思う。

なんだか、スチール大絶賛ですが、逆に言えば高剛性ではない故、力の入る勝負向きでは無いのも事実…

だが、現実的には、当方これからの老後…体に優しいことと、耐久消費財を自由に買えなくなるとすれば、タフで長期の使用に耐え、しかもそれなりに所有欲を充足できる「鉄」は、有りだと思います。


・二本足

スタンドが車体中央、ボトムブラケットの後に1本足を付けていた。

これも10年近く蹴飛ばしに耐え、たまに物理配置から左クランクとガッと衝突なんかして酷使してきました。

で、ブルーラグでついでに購入した二本足スタンド。


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*スイス プレッチャー社のダブルキックスタンド

アルミ鋳物?
一見柔らかい感じですが、しっかりした作りで5K。


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*取り付け金物などなど

取り付け金物は2種類で、何れかを使用。

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*不思議な可動機構

後ろを少し持ち上げて、そっとキックすると二本足が一本に収まる不思議機構。
前から気になっていた二本足。


Imgp4321
*旧、おつかれさま

この1本足も悪くはなかったんだけど、最近くたびれ気味で何度調整しても伸縮部が縮み気味で閉口していた。

クランクを回すと衝突するのは最初からでしょうがないけど、プレッチャーを見ちゃうと、もうあきません。


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*新

この形が良いんだよね。

Imgp4326
*取り付け部、このサドルが憎い

2号機はもともとフレームにセンタースタンド取り付けステー(穴付き)が直付けなんで、実に取り付けやすい。

そこにプレッチャーの黒い部品(エンプラ?)を介した金物で固定ですから、しっかり感は相当です。

因みに、フレームの穴付きステーは、ミキスト系などの街中乗り寄りの車体にはよく付いているみたいで、ロードではあまり見ませんが…


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*適当に足を切って、ゴムキャップ装着

車体に適合させるための足切りは意外と難しく、切断面の角度に迷い最後は金やすりで仕上げる始末。

Imgp4327
*収まると実にスマート

問題があるとすれば、2号機の場合重量バランスの関係でスタンドを立てると前上がりとなり、ハンドルがキョロンと切れたがること、くらいかな。

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*本当に完成

2号機も随分とやっちまったが、すごく面白かったから良し。
もう当分いじる理由も見つからないでしょう。

と、おもいきや今回の改修で得られた知見?を無駄にしないため、というか勢いに乗り?忘れていたかのような1号機の改修に着手することに相成りました。

それさえ終わらせれば、もうあと10年位は自転車大改修の必然もない。
(実際1号機は10年以上手出ししていない…)

多分、持ち主インターバル的には本当に完了となる気がする。(ホント?)
実は、これを書いている段階(7月)で1号機の改修はほぼ終わっていたりする訳で…(^^ゞ

懲りずに、改めてレポートしたいとも思っています。

2017年4月26日 (水)

改修の2号機(その4)

2号機の改修も、やっとこ終局~



・制動装置

ホイールを替えれば、抵抗感も少なくコーナリングなどでの走行も安定し良いことづくめですが、肝心の制動性能が低いまま。

というのも、この2号機に装備されているブレーキはVブレーキなれども、アームリーチの短いミニVと呼ばれるもの。


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*若干高級感?のLX

デオーレLX(BR-T670)…何故かワンランク上のデオーレLX。

ブラックは2K以下だったが、シルバーは2K以上。
シルバーの場合、LXはデオーレよりも数百円安い。

上位ランクで何が違うか判りませんが、迷うまでもありません (^^ゞ

実際、デオーレはデザインがモッサリだけど、LXは何だかシャープ、な気がする。


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*Vブレーキを単体で買うのは初めて(+後用のパワーモジュレーター)

今回、強力なVブレーキの制動力を考慮しリアーにはパワーモジュレータを入れてみます。
制動初期は通常の効きで、制動中期からは中のバネが効いて?ピークカットされるみたいな優れものアダプタ。
要るんかな、とも思ったが後輪のロック防止の試しです。


Imgp3735
*テクトロのミニVとLXのV

リーチは7㎝位から10㎝位と相当増強。

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*リードパイプの位置関係が上手くない後側

ミキストフレームなんで、Vブレーキのリードパイプ(90度)とパワーモジュレータの塩梅が上手くいかない。

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*前側は問題なく装着

この問題で、急きょ135度のリードパイプを発注する羽目になったんですが、これだけじゃなくて…

・しめはレバー

統一の関係でブレーキレバーもついで発注 (^^ゞ

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*こちらは無印デオーレBL-T610(左右セット)

手に触れる部分の交換は効果大。
テクトロのくたびれたレバーが新しくなって、タッチも気分も向上。
価格もセットで3Kそこそこ。


Imgp3752
*内側は肉抜きというか薄っぺらい

アジャスターはエンプラで安っぽくもあるが、必要にして十分。

Imgp3753
*シフターとは1世代違うが何とか収まってます

レバーはクランプ式なんでグリップを外さなくとも着脱できる…ってしないか。

Imgp3756
*やっと終わったヨ

値段はそこそこですが、見えるところ触れるところの交換は嬉しいもの。
操作感の向上は著しく、節度があり素晴らしく効くようになったブレーキ。


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*手前にやや絞ったハンドルと片側シフター

片側だけのシフターだけど、シンプルで良い。
勿論、レボシフトとは大きく違いノーストレスで、シフトダウンでは変速ショックを感じないくらい。
改修の結果としては当社比絶大。

ハンドルは手前に絞られて自然な姿勢。
強いて言えばやや遠くなった感じもあるんで、ハンドルステムをそのうち換えてもいいかも。


Imgp3765
*うーん、良いぞ

期待したホイールの軽量化ですが、ハブの軽量化とリムの幅広化で相殺されたかで重量殆ど変わらず。
だからか、漕ぎだしは旧のほうがやや軽かったような気もする。
それでも、走り出せば相当軽快で、背中を押されているかのような感じすらする低抵抗感はデオーレハブのお陰。


Imgp3764
*概ね完成

さて、2号機の目的は、と言えば…

Imgp3771
*買い物や散歩、たまに通勤などが、2号機の正しい使い方かな

…ということで、ややオーバースペックなパーツ替えが完了し、これで10年は延命できたかと思う。

古いパーツはデッドストックというか、ヤツ(子供)の車体行きか、はたまたフツウに処分か… (>_<)

因みに、今回改修でフレーム以外で手付かずは、クランク、BB、ペダル、スレッドヘッドセット、ハンドルコラム、シート、ライト系などで、あとちょっとで制覇?

肝心のコストですが、当初3諭吉さん程度かなと考えていたところ、最終的には4諭吉さんを若干超え(T_T)ですが、自分的には面白かったから赦せる。
手組ホイールだったら6諭吉さんは確実だったんで、これでもCPはマシな方かもしれない…(何が基準だか?)

心のどこかで、フレームの塗り替えを囁く声もきこえる…って、これは無理。
ですが、塗り替えてしまえば、ある意味見た目完全新品に化ける。

軸などの規格が大きく変わらなければ、流行に左右されにくいスチールフレーム車はそれなりにサスティナブルだと思う。


・PS

再び、試走を兼ねて東武東上線の柳瀬川駅まで行く。

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*途中までヤツと一緒

例のシムワークスのHPに出ていた取り扱いショップが割と近かったからなんですが、なんだかんだで往復30Km超え。

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*サイクルボーイ

駅前の団地の商店街の一画。
結構古くからの店らしく、広くはないけど品揃えからすると此の辺りでは貴重な存在だと思う。

肝心の乗車感。
ハンドルに焼きが入ってないので柔らかいかと思えば、肉厚故か硬かった。

ホイール(ハブ)の回転性能は益々好くて、抵抗感の無いことおびただしい。

ギアチェンジもストレスフリー。
ブレーキもコントローラブルで言うことなしだが、リアーのパワーモジュレータは無くても良かったかも…


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*暮れーなずむ…帰ろう

カバンにチラと青箱が見えてますが、掘り出し物?Getだぜ (^^ゞ

2017年4月19日 (水)

改修の2号機(その3)

とうとう自転車第3弾 (^^ゞ
このところ土日は多忙なんで、止む無く平日毎夜玄関内でシツコク作業。


・ホイール到着

ネット上では、Vブレーキ対応の既成ホイールで手頃な価格帯(マビックなどの高級品を除く)のは2種類しか確認できませんでした。

1つはターニークラス(FH-TX800)の7速ハブ付き。2つ目はデオーレ(FH-T610)の9~10速対応ハブ付き。

ベアリングはどちらもカップ&コーンの通常タイプですが、玉当たりの仕上げとかシールにそれなりの違いがある。

リムはアラヤでハトメもない普及品(VP20)と、同じくアラヤのレース対応昔の高級品?(TM840F)。
スポークはどちらもブランド不明。

価格的には、前後セットで9K対16Kで相当に差がありますが、お店に手組みを頼めば倍額は確実になってしまうので、16Kでも悪い選択ではない。

7速ハブ付きを選択すれば改修費もかなり抑えられますが、実につまらないので泣く泣く(^.^)却下で、デオーレT610+TM840Fに決定。


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*キタ━(゚∀゚)━!おニュー

タイオガ(国内業者)から売り出されているVブレーキ用のセット品。
昨今の主流はディスクブレーキなんで、既に孤高の存在カモ。(同じ組み合わせでディスク対応品も売り出されている)


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*デオーレ(FH-T610、HB-T610)

このデオーレは現行品。
フロントリアー共に32H。
リアーのハブは10速9速カセットスプロケ対応。
どちらかにスペーサーとかいるのかな、と思いましたがスプロケの幅が僅差なんで問題ないみたいです。


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*アラヤ製の国産リム

1号機のホイールは手組でハブは恐れ多くもXTR、リムはマビック。
当時(15年位前)、このTM840Fが候補だったが、アサゾウさんの勧めでマビックになった次第。
遂に因縁の出会い?


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*ダブルウォール

リム幅も現行アレックス(普及機DA16)が20㎜で、こいつは24.5㎜くらいある幅広。
タイヤの具合も変わるから、走りっぷりの変化が楽しみ。

さて、カセットの取り付けです。


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*シマノの工具を装着

カセットをハブのスプラインスルッと嵌めこみ、シマノの特殊工具で串刺し。

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*ここはデカイモンキー君出番

ロックリングがキリキリ締まるまで、締め込みます。

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*オチョコ?

135㎜のMTB幅のリアーホイール。
上の写真ではオチョコ組みは判りませんが…(^^ゞ


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*旧ホイールからタイヤを外す

タイヤはフェンダー取り換え時(約半年前)に交換してるんで、今回は流用。
パナのパセラリフレクト(26HE×1.5)のケブラービート版。

以前は、同じく1.25の細目を使っていた。
1.5は幅広の分重くなるけど、エアーボリュームもあり路面の往なしが良いんで個人的には、こっちのほうが好み。(走行感は重くならない、むしろ走りやすい)

26HEは普通の26(ママチャリなど)と比べるとやや小径なんで、太めの方がハイトが高くバランス良く見えるのも◎です。


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*リムテープも流用

上と同じ理由で、リムテープ(パナのポリライト)も流用です。(普通は換えたほうが良い)
高圧タイヤじゃないんで勘弁して~


1号機の話になりますが、その原型はアラヤのマディフォックス。
5年くらいかけてパーツをジワジワ交換して、とうとうフレームだけを残すのみとなったサイボーグ機でした。

MTBは基本フレームが硬く、遠乗りにはあまり向かない。
そんなことから、最後にたどり着いたのが「ケルビム」さんのMTツーリング。
これは身体に優しいフレーム。


そんな思い出からか、アラヤは懐かしいブランド。

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*2号機元リムのアレックス

アレックス君は細目でハトメもない普及機ですが、リムの高さがあるんで剛性は高そう。
意外と信頼性もあるみたいで、巷ではマビックかアレックスばかりでアラヤの出番は少ないみたい。

さて、チェーン装着。
新品のチェーンは保護油に漬かっているんで、灯油…がないんで、普通の浸透潤滑剤で軽く洗い流します。


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*HG93

古いチェーンを、シマノのチェーンカッターで切断。
切断といっても、リンクピンに工具側のピンを圧入し押し出すだけ。
あとは、逆の要領でコネクティングピン(各速専用)を圧入し繋げる訳ですが…


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*9速用ミッシングリンク、再利用可

今回自転車関係を久しぶりに色々調べましたが、こいつには少々驚き。

勿論バイクのチェーンにもクリップ止めがあるんで不思議ではないかも。
けれど、自転車では初めて?かもなミッシングリンクを使います。


購入したのは114リンクですが、結果的に4コマくらい落としてディレーラーの設定完了。

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*フロントチェンリングのタイオガ38T

レシオの調整でフロントの歯数を変えるためのアイテム。
シマノ製とかいろいろありますが、安かったんでタイオガ。
どこのOEMなのか?


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*新旧

今回、鉄の42Tをアルミの38Tとして100gの軽量化。
歯数は4丁ダウン。


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*ガードから比べれば小さい

2K以下なんで、場合によっては40Tに交換かな…走ってから考えよー

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*34Tとミッシングリンク

ミッシングリンクは最初、手で外せるくらいにユルユルですが、1回乗れば締まって?手では簡単に外せませんので一安心。

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*いい眺めです

ここが納まると、妙に新車感が高まりで少し嬉しかったり。

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*デオーレは中級機だが見た目高級感も無いわけじゃない

デオーレ未満でも良かったんだけど、どれも値段的にも2K~3k程度の庶民的価格なところが気軽で◎かと思います。(それにしてもHG80は突出してるなー)


・ノリノリか

進撃が止まらない…やばいぞ…既に手遅れ。
出費を抑える予定が、妥協ラインが下げられずこの有様。

更に、ポジションが長年気になっていたのを、よせばいいのに思い出し…
あー、ハンドル交換。


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*日東さーん

メードインジャパン、自転車パーツメーカーの老舗。(公式HP
いまだに殆ど自社製品by福島工場製。(一部OEMもあるそうですが)

特にハンドルのバリエーションが多く、微妙な違いでの選択肢が相当ある。
海外の軽量パーツに押されて…廃れるどころか、最近見直されている感じがする。

先日訪問した「ブルーラグ」や、行ってみたい気がする名古屋の「シムワークス」(公式HP)のページをみると、自転車ブームも横の広がりみたいな間口が見えてくる。
多様性にシフトしてきているんかな、とも思ったりする。


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*B245AA

20㎜位ライズ、14㎜位手前に向いている(15度)ハンドルバー、価格3K弱。
MTB調のフラットバーで手首や腕がイヤイヤしているならば、こういうのもアリ。


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*上旧、下新

ヒートトリーテッド、いわゆる焼きが入っていないので若干重い(270g)が、おそらく硬くないハズ。

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*もっと手前に絞れば、昔のセミドロップに近づく、かもネ。

馴染めるかどうかは、試さんことには判りません。

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*グリップ、いきますエルゴンGS1(ロング)

これが高かった…店頭売りで5Kオーバー、とほほ。

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*上旧、下新、どちらもエルゴン

それでも一度使えばやめられないエルゴン社の製品。
最近似て非なるものも多いので、安い他社製でも良かったんだが、1月ほど前に某Ys店でフラッと…


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*シートポストは頑健なNEO(何者?)

従来のシートポストがゴツイんで、ついでに交換…

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*ポストモダン製

台湾のメーカーらしいですが、一時期1号機に装着していた謎のブツ。

仕上げが実にきれいで、最初日東製かと思ったほど。
内部は楕円形に肉抜きされているし。。。


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*異様にキレイ

10年位前に御徒町の何だか忘れた店のワゴンセールで買ったのが、デッドストック化していたものなんで、今回出費0円。
さらに100gの軽量化のおまけつき。

だんだんと…買うこと、付けること、書くことに疲れてきました…(^^ゞ
が、あと一息で完成か~

2017年4月10日 (月)

改修の2号機(その2)

少しづつ暖かくなってきて、桜も続々開花。
だが、しかし…年度末やら何やらで気が狂わんばかりの状況。
セロー君は遠くなるばかりですが、別のお愉しみをメゲズに細々と突っ込みます。


・続き

前回、車輪(セット)の取り換えを企てたものの、現状の7速ではイジル選択肢も少なくツマラナイ。

罠だなー、と思いつつ、これはこれでOKかと…

因みに、1号機は12年くらい前に組み上げたXTR(!)の9速。
イザという時の部品共用を考え?今回2号機も同じく9速化を企てる (^.^)

なので、9速のカセットスプロケットをゲットしなければならない。

現状はボスフリーと呼ばれる古い規格の7速スプロケット(フリー)だったりする。
となれば、リアーのハブもカセット用にしなければならず、ますます泥沼化 (^^)/

ハブを替えれば当然に繋がるスポーク、リムも替えるのが手組じゃなければ一般的。
で、完組ホイールがないかと探せば、すでに26HE(MTBタイプ)のリムブレーキ用はどこにもありません。

手組となると高いんで、比較的安価なセット物の在庫を探すしかない。
そうはいっても、ここは大物なんで、これは次回として、その他部品を先行調達します。

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*HG-81の9速カセット…美しい~

これは、確信犯的なポチっ。
ランク的には高級の部類である「8」番台。
ローが34Tなんで310gもありますが、それなりに軽い。

シマノのコンポーネンツはトップランクが9000や900番台で、以下20番台までズラッと階級的な構成。


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*ロー側3枚はアルミの支持架(スパイダー)

耐久性はそんなに変わらないかもしれないが、動作感、軽さや仕上げなんかのクオリティが明らかに違ってくるのが「7」番台以上かと思います。
今回の2号機は普段使いですから「5」か「6」番台でもオーバースペック。

このHG-81は正に機能美であり見ているだけでも楽しい。
なので、ふらっと間違ってしまったわけです。(^^ゞ

9速用のチェンはアウタープレートがニッケルメッキのMTB用HG93。


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*9速用のチェンCN-HG93

リアディレイラーはデオーレの旧型。
MTBでは普及機?の一寸上ランクのデオーレですが、既に10速(600番台)になっていてびっくり。
旧の在庫があってよかった。


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*RD-591

デザインは好みではないが十分。
1番違いでRD-592というシャドータイプという、カッチョええのもあるが、よくわからんので止めました。

昔はリアデレィラーはSISシフターさえ用意すれば、なんでも行けたんですが、引き代(レシオ)が違うとのことで、10速用は9速シフターではだめらしい。
なので、ここは旧型に相成った次第。


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*裏側

リアーの最大歯数は34Tで、HG80のロー側が34Tなので目一杯。

これをコントロールするコントロールレバーは同じくデオーレの旧型9速Ver。


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*SL-M590

2号機は変速機はリアーだけなので、右側だけのシフターになります。

因みに、スプロケは現状14T-28Tの7速。
今回改修で11T-34Tで9速で相当にワイドレンジ化。

フロント42Tを38Tに落とし、トップ側のレシオを従前14Tを11T(3.00→3.45)とやや高速可能とし(あまり使わないと思う、12Tが無かったもんで…)、ロー側は28Tを34Tに拡大(1.50→1.12)してフロント1枚のままで急坂踏破を狙います。


実は、最近流行っているらしいフロントシングル。
昔はトリプル3枚が主流でしたが、10年位前からダブルが流行りだし、とうとうシングルに。
当然、リアーは40Tなんてとんでもないのもあったりしますが、これはMTBの話。
たまたま流行に乗ったみたいですが、確かにフロントデレィラーが無ければ手間も減るというもの。

ロードのような緻密なギア構成は、戦う用途や長距離ひたすらな使い方には必須だと思いますが、2号機は近場からせいぜい50Km圏内なんで単に9速あれば十二分。

これで、市街地での急坂であっても、大抵は行ける筈…だと思う。



・とりあえず

ホイールが揃わないとカセットスプロケット化できない。
現状で、できることと言えば、フレームとの相性を確認するため、リアディレーラーのみの先行交換。

現状はターニー(RD-TX31)という、よく見る廉価機。

ボディーはエンプラ+鉄。

エンドの形状が直付け(ストレートドロップエンド)ではなく、正爪という昔ながらのタイプにチョコンと取り付け部が一体になっている変な形状。


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*なんていう形式?

この下側の丸穴のお陰でエンドアダプタが要らずに、直にデレィラーの取り付けが可能となっている様ですが、この辺りは良く調べて買わないとアブナイみたいです。

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*よく見ると付け根の部分の構造が大きく違うが…

重量は約60g軽量化。

現状レボシフト(グリップシフト)なんで、フィーリングに大きな違いはないものの、新品は動きが違う、かな。
半年くらい前にアウターケーブルを替えていたせいもありますが、変速が軽く感じる気もする。
まー、くたびれたスプロケとチェーンを替えないと真価は判りません。


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*ストドロエンドじゃないんでフレームに近い気がする

さて、試乗。
日曜の半日出勤の帰り道に調子に乗って、前々から気になっていた三軒茶屋?の自転車屋さん「ブルーラグ」まで、試験走行敢行です。

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*ママチャリ的な使い方が遠のきそうな予感

因みに、行きの環七、意外と走り易くてびっくりでした。
道路も昔のようにトラックの排ガスで煤けている、なんてこともなくさっぱりした感じが、知っている環七と違う。(良いことですけど…)

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*環七沿い世田谷区上馬のブルーラグ(サリーののぼり旗ってあるんだ…)

「ブルーラグ」異空間度凄し。(公式HP

一見緩い感じもするが、奥が深く実は相当尖っている。
くぅー、鉄濃度が最高だぁ…?

時間が止まっているかのような…
いや、桃源郷といって良いくらいで…
懐かしのNITTOがぁ…

支離滅裂気味ですが、あくまでも個人の感想 (^^ゞ

都心に近いからか、総じてオシャレでもあります。

往復40Kmチョイでしたが、ディレーラーに問題なし。

全部交換するのが待ち遠しいんだが、出費も怖い~
なんとか改修総額30K台に収めたいだけど…

とにかく車輪が到着してからのお楽しみ。(続々編に続く)

2017年3月11日 (土)

改修の2号機

思うところあって、自転車をイジルことにしました。
対象は普段使いの2号機。


・普段使い

2号機があるなら 1号機 もあったりする訳ですが、両車ともMTBでもないのに26HEホイールにオン用の1.2~1.5インチ幅のスリック風の細目タイヤ。

両車ともオンロードにしては意味不明な中途半端26HEに…何でかな~

そもそも2号機の購入時カミさんとの共用を考えて、ルイガノのスタッガートが跨ぎやすそうなんで狙ったが、品切れ。
で、吉祥寺の CWS という店のオリジナルで「エルクハウンド(鹿猟犬!)」というネーミングのミキストフレーム車にたどり着いた。


311の時、ガソリンが手に入りにくくなり通勤セロー君は休眠状態。
この2号機があの週明け月曜から1週間は職場まで毎日活躍してくれました。
別の2号機由来のセシウムが漂う中を…


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*昨年3月の状況、フェンダーとタイヤ間隔が…

それから6年が経過。
前バスケットはボロくなり、泥除け(フェンダー)も変形したり。
買ってから10年近くなんであちこち老朽化。

それでもそれでも買い替えなんてとんでもない。
シッカリしたフレームなんでママチャリとは違い、部品交換すれば乗る気にさせてくれるハズ。

改修の序章は半年くらい前、泥除けの交換から始まりました。
遅まきながら顛末を…


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*樹脂+アルミ+樹脂のクラナ

泥除け、いわゆるフェンダーですが、オランダの クラナ社のシーライト 26。

密林の評価で良かったんで選択。
結果、タイヤとのクリアランスも質感も悪くなく、自分的には正解でした。


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*後端部の穴はステー固定用の樹脂のパーツがはまります

本物のアルミフェンダー(本所とか)はそりゃーキレイなんですが、取り付けからして扱いが難しそうで、どーしたもんだか物件。
こいつはそのあたりがクリアされている優れもの。


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*見難いですが三層構造がチラと…

購入時に店で着けてもらったフェンダーはフレームとの相性が悪く、前を合わせれば後ろが合わず的なイタチごっこ製品でしたが、このクラナはそのあたりがどーにでもなるんで助かる。

ただ、全く手を入れなくていいかというと、そうではなくて…


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*唯一の加工ポイント(加工後)

ステーを適切な長さに調整することで、全体の納まりが上手くいく。
逆にいえば、ここさえ何とかすれば、ということで仮合わせの後切断。

カナノコの適当なものがなく、止む無く金ヤスリで削り落とすというシンプルな方法(!)で切断。
相手はSUSなんでどうかと思ったが、小断面なため思っていたほどの作業にはなりませんでした (^^ゞ


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*フェンダー裏のステー取り付け部

樹脂パーツを先ほどの穴に嵌め込みステーを咬ましてから90度回転すれば固定完了。

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*フレームのダボ穴に取り付け、切断部は金ヤスリで丸めてあります

ウチの2号機の場合、ステーの端部を切断をしないと付きません。
写真のようにクイック部に当たりそうな塩梅ですが、個体によっては切らなくてもいい場合もあるかも。


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*後端から(黒丸は先ほどのプラパーツの表)

いい感じで納まったようです。

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*満足の出来、かな

交換完了。

従前はタイヤとフェンダーの間が上の写真の倍以上有ったり無かったりでひどいもんでしたが、これが概ね適正な間隔になりOKかと。
このクラナは隙間を均一にし易く、そのあたりが良くできていると思います。


・またもやトピーク

さて、それから半年余り経過の最近の話。
訳あって、どーしても後にキャリアーを付けたくなり、トピークのエクスプローラを購入。


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*トピークのリアーキャリア、エクスプローラ

このシリーズは色々バリエーションがあるけど、選択したのは一番スリムなタイプ。
それでも密林の写真では分らなかったが、実物はアルミパイプで構成されたゴツイもの。


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*前側のキャリアステー取り付け部の確認(外側に仮固定)

取り付けは、前側がシートステーのダボに固定するSUSの板状ステーが付属していて、これを半ば無理やり曲げて取り付ける方式。

「無理やり」の部分は汎用性のためなんでしょうが、捻じれ感がやや残念。
ですが、フィッティングが上手くいかないことには意味ないんで止む無し。


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*下側のフェンダー取り付け部

下側は半年前にフェンダー取り付けに使ったダボ穴に共用で固定する。
ツーリング向けの機種では、このダボがフェンダー用とキャリア用の2か所あったりするわけですが、ここは1か所なんで共締めということに…


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*下側共締めの図

何とか共締め行けましたが、外側にあるフェンダー部は角度がキツイ。

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*上側のステーとキャリアの取り付け部

上の写真のように箇所当たりボルト2本で締め付けます。

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*締め付け後

締め込んだ後、湾曲しているステーを手で「グイ」と曲げる。

印を付けて、一旦外し工具などで押えながら曲げればキレイに行くかもしれませんが、面倒なんで車載で済ませました (^^ゞ


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*出来具合

キャリアステーは収まりからシートステーの内側に固定。

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*完成~

何とか納まり一安心。

シートポストに付けていたキャットアイのLEDテールをキャリア後端の取り付け穴に装着。
もともとこういう形用だったみたい。



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*やや曲がっている気もするが

おおよそ620gの重量増。
チャリの場合大げさに言えば200g増えただけでも「出足が!」とかなったりする位に影響というか気になったりします。
それでも用途が明確であればアリかな、と思います。
(この上にバスケットを付けようかとも思案中だったり…)


・アキワールドの

お次はフロントのバスケットを装着するための前キャリアの交換。
既存は剛健な鉄(亜鉛メッキ)で特に不満も無かったけど、ここは軽量化の犠牲に (^^;


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*左既存、右新規

メーカーはアキワールド。
作っている、というより扱っているだけなのかもしれない。
これもアルミパイプなんでリアーとの兼ね合いで選んだ次第。

驚いたことに既存の鉄は680gですが新アルミは355gと概ね半減。


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*同じくアキワールドのアルミバスケット

アルミバスケットは既存の鉄バスケットより小ぶりですが、スタイリッシュかつキャリアとの整合性もばっちり。
重量は630gから440gとなり約200gの減量。


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*完成の図

前後キャリア取り付け&改修で概ね200gの増加くらいか。
走り出しや、持ち上げたときバランス的に後が重く感じるのは致し方なしだけど、見た目や使い勝手からすれば問題なしレベル、と思います。

これに懲りずに、後ハブのベアリング玉受けがすり減った(状況はゴリゴリ)対策を目論見中。
完組ホイールの導入という普段使い車には暴挙といえる企画なんで、財布的には困ったもんです。

もっとも、車やバイクから比べると比較的安価で、ホビーとしては手軽な分野なんだけど…
ヤバイなー、少し火付いちゃったかな。

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